株式投資の知識

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[ 株式コラム ] 株式投資を楽しむためのアイデアやアプローチ法を研究しましょう。

2008.9.20

02年2月から続いた景気拡大が終わった。4―6月期のGDPがマイナス成長になり、政府は8月の月例経済報告で景気が後退局面に入ったことを認めた。

この間の平均株価の動きを見ると、03年4月の7608円で底入れして、07年7月の18262円まで戻したが、今年3月の11788円まで調整した。6月には14489円まで戻したが、3月の安値を割り込むかが目下の焦点である。株価のピークが景気の山に半年から1年先行するという経験則は今回もあてはまるが、株価の底が景気に先行して底を入れたかどうかはまだわからない。

今回の景気拡大で大企業の多くは過去最高益を更新し、利益率も向上するなど、バブル期を抜く業績を達成した。その割には株価の天井は低かったといえる。エコノミスト水野和夫氏の分析では、グローバル化に乗る大企業は国の枠を離れて成長し、母国の経済に貢献できなくなっている。景気後退になっても従来のような内需刺激では効果が上がりにくい。

ディフェンシブ銘柄の参天製薬(4536)。


2008.8.21

NYの原油相場が落ち着いてきた。WTI原油先物は7月11日の高値147・27ドルから、8月には110ドル近辺まで下落している。これにより、世界的な悪性インフレの蔓延は避けられそうだ。

しかし、エネルギー価格の方向性を見定めておくことが重要である。世界の石油生産の限界から原油価格の高騰をいち早く予想した、文明評論家ジェレミー・リフキン氏の見方をいまいちど参考にしたい。2002年の著書「水素エコノミー、エネルギーウェブの時代」では石炭、石油・天然ガスをエネルギー源に求める炭素エコノミーから再生可能エネルギーを主体にした水素エコノミーへの転換を論じている。100ドルを超えた原油価格はこのエネルギー経済の転換を促進する要因になってくると見る。

1999年にはアイスランドは世界初の水素エコノミー国家を目指すという、意欲的で大胆な長期計画を発表した。多国籍企業やベンチャー企業の取り組みはすでに始まっている。

家庭用燃料電池「エネファーム」が注目される、東京ガス(9531)。


2008.7.20

最近は書店の店頭に歴史ものの雑誌が陳列されているのを見かけることが多い。テレビでも、根強い人気の「その時歴史が動いた」だけではなく、「新説?日本ミステリー」などの新番組が興味を呼び起こしている。とりわけ、検定教科書の歴史を疑ってかかるような新説が面白い。

考古学では石器捏造事件を経て、古代の歴史の再構築が行われている。石器時代の最古の遺跡は9万〜8万年前、弥生時代の始まりは500年遡り約3000年前、古墳時代の始まりは100年遡り約1800年前、へと修正されている。

余談だが縄文人の平均身長は158cm、弥生人は163cmと推定されている。大陸からの渡来人の影響があるようだ。日本列島の人口は旧石器時代には最大1万人、縄文時代は30万人、弥生時代末期には100万人を超えた。日本人の20才の身長は89年に男子171・8cm、女子158・9cmでピークアウトした。不思議なことだが平均株価の歴史的高値に一致している。

NY市場の底打ちは近く、放電精密(J6469)。


2008.6.23

6月に入り、いわゆるBRICS各国が相次いで利上げを発表した。4日にはブラジルが政策金利を12・25%(+0・5%)に、9日にはロシアが10・75%(+0・25%)に、11日にはインドが緊急利上げを発表し、8%(+0・25%)とした。いずれもインフレ抑制を目的にし、安定的な成長持続を実現するための利上げである。

米国のサブプライム・ローン問題への対応で米国が利下げを繰り返してきた中で、直接的な影響を受けない新興国群は迫りくるインフレの波への対応に必死である。年初来では、オーストラリア、スウェーデン、エジプト、台湾、ハンガリー、ルーマニア、インドネシア、トルコ、フィリピン、ベトナムが利上げを実施している。

インフレ指標のロイター・ジェフリーズ・CRB指数は11日に444ポイントに乗せ最高値を更新中である。原油、穀物の市況上昇が危険なレベルに達したという認識だろう。

利上げがインフレを抑え、世界経済の安定拡大につながれば、悪材料とはならない。栗田工業(6370)。


2008.5.24

孔子が為政者の心構えとして説いた「寄らしむべし、知らしむべからず」の意味を改めて考えたい。国の指導者は、自らの徳を磨き、国民の信用・信頼を得て国民を導かなければならない。支持率の低下に悩む政治家には耳の痛い言葉である。

「知らしむべからず」は「政策や政府の情報を、全て隈なく国民に教え浸透させるには限界がある」ということ。現実には為政者や官僚は「国民には政策や政府の持っている情報を教えてはならない」と理解しているようにしか思えない。

一市民の生活を考えると国との接点は、国税を納めることと国会議員の選挙で投票することぐらい。行政との接点は市町村レベルが圧倒的に多い。ならば税金も市町村に納めた方が納得できるし、市長や市議会の選挙のほうが身近である。

市レベルでの文化・スポーツ活動も盛り上がり、市民フィルハーモニー交響楽団の定期コンサートに出かけたり、市民にサポートされたわが町のサッカーチームの試合を観戦したりすることが日常的になってきた。

ここは三菱商事(8058)。


2008.4.18

桜吹雪が舞い散る上野不忍池の水上音楽堂で歌声喫茶「ともしび」が主催する春の大うたごえ喫茶が開催された。お花見をかねて、青春時代を懐かしみ参加したが、一部、二部あわせて、2100名の歌声が春のそよ風に乗って東京の大空に響いた。

歌声喫茶は昭和30年前後に新宿に「ともしび」「カチューシャ」がオープンしたのが始まり。労働運動や学生運動の高まりの中で、歌声喫茶の人気は上昇して、うたごえ運動に発展したが、昭和40年代には急速に衰退した。「ともしび」は昭和41年に従業員の自主運営に切り替えることで存続することができ、現在に至っている。新宿店を本拠に全国津々浦々に出前の歌声喫茶を展開して、高齢化する社会のなかで再び人気が盛り返してきた。

昭和30年といえば社会党の左派と右派が統一して、危機感を持った自由党と日本民主党が合併して自由民主党を結党し、いわゆる55年体制がスタートした年である。現状の政治混迷の行く先を予感させる。

X字型株価回復のユーシン精機(6482)には見所あり。


2008.3.21

「梅は咲いたか、桜はまだかいな。」よく耳にする江戸端唄の一部だが、その先の歌詞を知る機会は意外と少ない。八方塞がりのわが国の今後を考える上で江戸の社会や文化の中に、参考にすべき点や回帰した方がよい点があるという声をよく聞く。

江戸端唄は1800年代の前半に流行し、1840年代には全盛期を迎えた。短い曲で自由な曲調で、季節感や恋愛模様を織り交ぜ、洒落・風刺を利かせ、庶民に愛唱された。唄の続きをネットで調べた。「柳なよなよ風次第、山吹ゃ浮気で、色ばっかり、しょんがいな〜」さらに八番まで続く。

国際的なサブプライム・ローン問題、国内的には国会の予算審議などは小手先ばかり、口ばかり、あるいは自己保身、自己の利益優先ばかりでなかなか抜本策が打たれず、先が見えてこない。

桜は必ず咲くが、株式市場にも早く春らしさが訪れて欲しいものだ。株価は半年以上先行して底入れするのが常。ぼつぼつ弱気にさよならか。いかなる環境変化にも対応して成長する、日本マイクロニクス(J6871)が有望。


2008.2.20

米国サブプライム問題の金融市場への圧迫が続いている。米国景気の減速が明らかになるにつれ、さらに株式市場への影響も懸念される。不透明であればあるほど、賢人の意見に耳を傾けてみるのも良い。毎年年初にテレビ東京で放映されている、ヘンリー・キッシンジャー博士の予測(1月6日放映、収録12月18日)は1年間を通じて座右において参考にしたい。

 そのポイントを紹介してみよう。世界の一大勢力となった中国について、民族主義が暴発することはなく、中国経済は拡大し続ける。アジアの不安定要因である北朝鮮については交渉がうまくいけば今年中に核の内容が明らかになり廃棄が始まる。

 米国は民主党大統領が出現する可能性があるが、米国の景気の先行きは不安だ。ドルは弱くなっているがどこかで安定する。米国の政権が交代し、人々が変化を見守ろうとするため意外と安定した状況が続く。環境、エネルギーの問題では活発な年になるだろうが過渡期の年になる。

 ディフェンシブなスタンスでキリンHD(2503)に注目。


2008.1.20

今年は十二支の第一番目の子(ね)年。一年の計を考えた。子という字は、「頭の大きい赤子」の形が由来。

動物のネズミは「ねずみ算」から多産の象徴で、繁栄を連想させる。諺には「窮鼠猫を噛む」。英語のマウスは臆病、内気な人の喩えに使われる。

今年の経済・世相を表す二つの漢字を選んだ。「融」と「向」である。「融」は「金融」「融和」「融合」に通じる。米国サブプライム・ローンを原因とする世界の金融・信用不安が漸く収束に向かうことが予想される。地球環境問題への対応も米・中が国際ルールへの融和の姿勢が見えてきた。

「向」から、「方向性」「風向き」を注視する年か。米、露の大統領選挙が世界の政治や経済の方向に変化を与えるのか。衆議院解散総選挙が実施されたら、大きな変化をもたらすのか。景気は「上向き」、政局は「前向き」を期待したい。

北京五輪、洞爺湖サミット等イベントが盛り沢山だけに慌しい年になりそうだ。

株価は波乱のスタートだが、年後半の盛上がりを期待してJR東日本(9020)を仕込む。


2007.12.10

年の瀬が迫り今年を振り返ってみた。7月の参議院選挙では与野党逆転となり、わが国も与野党伯仲、大連立摸索の時代を迎えた。国会運営や法案審議にも今までの延長線とは違う新しい知恵が試されよう。解散総選挙が来年の重要課題になってきた。

目を世界に向ければ、米国の住宅バブル崩壊に端を発したサブプライム・ショックが先進国金融市場と金融機関に打撃を与えた。わが国も株式市場や為替市場にボディブローのようにじわじわ影響している。問題の全貌がなかなか明らかにならず、SIVとかコーデュイット(導管)という言葉が不安を増幅し、落着は来年に持ち越しになりそうだ。

自然現象では地震や台風の災害が甚大化しており、不気味である。中越沖地震は柏崎原発を直撃して復旧の目処が立たないほどの被害である。原発の安全性もさることながら、輸入食品や老舗食品の安全性が問い直される一年でもあった。

あらゆる不安のない社会の実現に向けて社会システム産業の構築を目指す、セコム(9735)に期待が大きい。


2007.11.10

ニューヨーク・マーカンタイル取引所のWTI原油先物が95ドルに到達した。年初の安値49・9ドルからは倍近い値上がりである。

04年8月の当欄で「文明評論家ジェレミー・リフキンが、著書の「水素エコノミー、エネルギー・ウェブの時代」のなかで、世界の石油生産のピークを2010年頃と予測し、その後は年率3%で急速に減少し、石油をはじめ、あらゆる燃料の価格が急騰、それにともなって世界的な超インフレーションが起こると予測する」と紹介した。

また、05年4月にはゴールドマン・サックス証券の「原油相場は1バーレル105ドルになる」との予想を紹介し、国際通貨基金(IMF)の世界経済報告の「原油価格(インフレ調整後)は2030年には最大でバレル96ドルに達する可能性がある」という見方も紹介した。

これらの予測が前倒しで現実のものになりつつある。世界の一次産品市況高で潤う、三井物産(8031)は「私たちは信頼こそがすべての企業活動の基盤だと考えます」と志を明確にしている。


2007.10.10

米国サンフランシスコに本社を持つリンデン・ラボ社が運営するインターネット上の仮想空間「セカンドライフ」が注目を集めている。参加者には単なる遊びではなく、ビジネスの機会までも提供するところが新しい。この10月3日からは日本テレビで「セカンドライフ」内に専用スタジオやイベントスペースを開設して、製作する新番組「デジタルの根性」が放送開始した。

リアル=現実の生活に適合できない若者が飛びつきそうだが、第二の人生を迎える定年組にはとても難解で近づきにくい。我々のセカンドライフは日々の生活でいかに脳を活性化して老化と戦うかが最大の関心事である。最近の脳研究では、女性はおしゃれと食べ物が脳刺激に効果があり、男性は女性と接することが良いという。高年齢層に人気が高いパッケージツアーも高齢者の脳活性化にプラスか。最近、3日間の北海道ツアーに参加したが元気な高齢者ばかりであった。

先々への準備として、新しい老人ホームを展開するメッセージ(J2400)への投資も考えてみる。


2007.9.9

いまから8年前のこと。フランスに滞在する娘夫婦に招かれ、渡仏しワインの都ボルドーを拠点にして3週間を過ごし、思い出深い旅行となった。帰国してまもなく、近くの園芸センターでぶどうの苗木をみつけ、フランス旅行の記念樹として買い求め、自宅の玄関先に植え付けた。

毎年枝を伸ばし続け、2年前から房をつけだした。一昨年は10房、昨年は30房程度だったが、今年は100房以上もつけるようになった。玄関周辺はぶどう園のような景観である。色づいてきたので味見をしたところ、デラウエア種だが、水気と甘味が十分で若干の酸味も加わり、懐かしい味わいである。まさに「ぶどう8年」の悦びだ。地球温暖化と猛暑がもたらした現象なのか、それとも根気良く手入れし続けたご褒美だろうか。

8年前の99年の平均株価は年初安、年末高で18934円で終えた。その後03年4月の歴史的安値7607円を経て、今年7月には18261円まで戻り、当時の水準回復に今一歩である。

好業績と好需給が目立つ、東レ(3402)。


2007.8.9

参院選後の株価動向が注目されているが、世界の株式は米国サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題への懸念からすでに波乱の展開になってきている。さらに円キャリートレードの解消に伴う円高転換も気になる状況だ。

市場の先行きに不透明感が出ているときこそ、市場のトレンドや個別銘柄の強弱を判断するものさしが求められる。RSI(相対力指数)は株価指数や個別銘柄株価のポピュラーなテクニカル指標だが、使い慣れると有効なものさしになる。株価(または指数)の週足を使って、(14週の値上がり幅合計)÷(値上がり幅合計+値下がり幅合計)×100で求めた中期のRSIを用いる。50%以上は上昇トレンド、需給好調を示し、50%以下は調整局面、需給悪化を示す。平均株価は直近の下げで50%を割ってきた。昨11月、今年5月以来の現象である。この辺で切り返すか、それとも昨年7月のように25%に下落していくかの分かれ目だ。

個別では50%以上で頑強な国際石油開発帝石(1605)を狙う。


2007.7.9

沖縄をはじめ南の島は梅雨明けが早い。知人のお誘いを受けて、本州の曇り空を離れ、すでに真夏の与論島を訪問した。知人の関係者が30人参加する大訪問団の結成となった。沖縄那覇空港で乗り継いで、約二時間三〇分ほどのフライトである。行ってみれば、頭で考えるほど遠い距離ではない。

海岸沿いのリゾートホテルにチェックインして、プライベートビーチを散策すれば、珊瑚の白砂が目に染みる。日がまだ明るい夕方になると、知人の屋敷の庭先でいよいよ「与論献棒」の大宴会がスタートする。テーブルにはあふれんばかりのご馳走が並べられ、宴もたけなわになると、屋敷のご主人が「献棒」の儀式を始める。大きな盃になみなみと注がれたヨロンの焼酎「有泉」の毒見をしたあと、ご主人が盃を持って回る。親戚やグループの代表が次々と盃を持って回るので60人をこえる宴会はいやが上にも盛り上がっていく。

自然豊かなヨロンだが、土産に持参した任天堂(7974)のWiiにはお子様たちが群がって、早速ゲームに熱中していた。


2007.6.8

6月もガソリンが値上げになる。4ヶ月連続である。タクシー値上げは認可待ちだが、珈琲豆、マヨネーズは値上げが決まり、トイレットペーパーも値上げになる。原油価格は06年7月に78ドル台の高値をつけた後、今年に入っては50〜65ドルで落ち着いている。にもかかわらずの値上げ攻勢である。そしてトイレットペーパーと聞くと狂乱物価が思い出される。

70年代の狂乱物価は71年のニクソンショックに始まる。円切り上げと大幅な金融緩和に日本列島改造論と第1次石油ショックが加わり物価狂乱をもたらした。73年の卸売物価は29%上昇し、74年は戦後初めてのマイナス成長となった。当時73年11月に大阪千里のトイレットペーパー行列騒ぎが報道されて、洗剤、砂糖、塩に飛び火して、産業界全体に値上げムードが蔓延した。

インフレ心理がもたげてくると影響は大きくなる。日銀は利上げを早めるし、企業の合理化努力が後退してしまう。結果として、株式市場にも大きなダメージを与える。

総合商社の丸紅(8002)。


2007.5.10

ゴールデンウィークが過ぎると、ビールのおいしい季節が到来する。つい最近まで、ビール会社は第二(発泡酒)、第三(その他醸造酒(発泡性)@)、第四のビール(リキュール(発泡性)@)と呼ばれる新製品を競って発売して、宣伝攻勢をかけるものだから、我々消費者は、いったい何を飲んだら良いのだろうと右往左往していた。

そもそもビールまがいの、安い製品をがぶ飲みして何がおいしいんだ、嗜好というのは価格を超越したものではないかという疑問が湧いてきた。そんな時に本格的な新ビールが発売された。キリン・ザ・ゴールドである。「100年目の、これが新ビールだ。」のキャッチフレーズで登場した。早速近所の酒屋で買って飲んでみた。「アーこれがビールだ、やっぱりうまい」とうれしくなった。

100周年を迎えたキリン(2503)が満を持して発売したもので、トップシェア奪回の切り札になりそうだ。歌手birdのボサノバ曲"バトゥカーダ"が流れるオダギリジョーのCMもビールの復活を告げているようだ。


2007.4.7

今年になって二度目のミステリーツアーに参加した。ミステリーツアーとは日帰りのバス旅行だが、目的地も行程も知らされずに参加するもので、旅行会社を信頼してすべてを任せてしまうツアーである。格安の価格で、思わぬ特典がつくこともあり、高齢者に結構人気がある。

1月下旬のツアーは、「新春!旅の福袋ツアー」と称するだけに、特典満載だった。今年スタートしたNHK大河ドラマ「風林火山」の舞台となる甲州のツアーで、好天にも恵まれ、一日たっぷり楽しめた。今回は3月下旬からの「三日間限定!春らんまんツアー」で、桜満開のグッドタイミングの企画であった。伊豆高原の桜まつり、下田まどが浜海遊公園の風の花祭り、三嶋大社のお参りと夜桜見物が目的地となった。下田では金目鯛の潮汁をご馳走になったり、風車の製作体験をしたり、思いがけない楽しさを満喫した。

株式もシナリオや値上がり期待を持たないで、銘柄まかせ、市場まかせで買ってみることもひとつの楽しみ方だ。回転寿司で人気の高いあきんどスシロー(二部2781)。


2007.3.11

第79回アカデミー賞は2月25日に発表・授賞式が行われ、メディアをにぎわした。お祭り騒ぎの中で、長編ドキュメンタリー映画賞と最優秀オリジナル歌曲賞を受賞した「不都合な真実」はひときわ注目を集めた。主演はアル・ゴア元アメリカ合衆国副大統領で、地球温暖化への取り組みを描いたドキュメンタリー映画である。過去の膨大な量の気象データ・科学データや、温暖化の影響で変化した自然のフィルムを用いて、気候変化を認めることを拒否する一部の懐疑的な人々への痛烈な反論を展開した。

AFPはゴア氏のスピーチを紹介している。「これは、政治問題ではありません。モラルの問題です。行動を起こすのに、必要なものはすべてそろっています。あとは、意識だけです。意識は何度でも、持ち直すことができます。」。

WWFが発表する世界の環境の豊かさがどれくらい失われたかを示す、リビング・プラネット・インデックスでは1970年基準で30%減少した。対策は急務である。

日本風力開発(2766マザーズ)。


2007.2.11

年の始めには一年の計を考える。今年は十二支の最後の亥歳。日本ではイノシシ年だが、海外ではブタ年が一般的だそうだ。とくにアジアでは「ブタ年には子作りに励め」といわれ、子供は金運に恵まれると言われる。

一年の相を二つの文字で表した。「制」と「胆」である。「制」は「刀で枝を断ち切る」字形。断ち切る、つくる、さだめる、おさえる、禁ずる等の意。景気・金利の制御や憲法・教育等の制度が引続き議論の対象になりそう。「胆」は、「肌をあらわす」、きも、たましいの意。「胆大心小」の行動が望まれる。

テレビでアルビン・トフラーの対談が放送されていた。「知識は明日の石油」と言うフレーズが印象的。第三の波革命は始まったばかりで、「生産消費者」が経済の変化のリード役を演じると言う。また、例年のヘンリー・キッシンジャー博士の予測も放映された。幸いなことに今年の国際情勢に大きな悪化はないとのご託宣だった。

平均株価は昨4月高値を更新して順調なスタート。ターボリナックス(3777ヘラクレス)。


2006.12.29

パソコンの基本OSであるウインドウズが現在のXPからVista(ビスタ)に移行する。ウインドウズは95、98、ME、XPと進化してきたが、パソコンとインターネットの爆発的な普及を支えてきた。XP発売からは五年ぶりになるが、07年1月30日にビスタが発売されることになった。

パソコンはビジネス向け、個人向けとも普及が拡大し、ニーズが多様化する中でのバージョンアップだけに発売も相当遅れ、結局はエディションもウインドウズ史上最大の8種類となった。新機能としてはユーザーインターフェイスではAeroの採用で半透明処理や3D表示を可能にした。セキュリテイも大幅に強化され、スパイウエアも検出・削除できるようにした。さらには音楽・エンターテイメントの機能も充実している。ここ数年シェアを高めているリナックスに対してもビスタのテクニカルサポート情報を提供して、歩調を揃えたことも大きな変化である。

ワコム(6727)はビスタにペン入力機能が搭載されて大きなビジネスチャンスを得た。


2006.11.29

今年は11月28日に浅草「酉の市」の三の酉が開かれた。「酉の市」は11月の酉の日に開かれるお祭りとして江戸時代から現在まで受け継がれている。「三の酉まである年は火事や、災いが多い」との故事にならい、三の酉の年にだけ酉の寺鷲在(じゅざい)山長國寺は火難、災難よけのお守りを授与している。酉の市が終わると年末ムードが一気に高まってくる.

政府は11月の月例経済報告において、02年2月に始まった景気拡大について、11月時点で景気拡大が4年10カ月に達し、いざなぎ景気(昭和40年10月〜45年7月の57ヶ月)を超え、戦後最長記録を更新したと発表した。一方で景気の現状認識については「消費に弱さがみられるものの、回復している」とし、前月までの「景気は回復している」との判断を下方修正した.

株式市場は上値が重く、新興市場中心に調整相場が継続している。株価の先行性は何を訴えているのか気になるところである。証券税制や金融政策からも目が離せない。

三井情報開発(4846)。


2006.10.30

年中行事のひとつとして、紅葉狩りに出かけた。年齢を重ねて体力は落ちてきても、バスに乗っていれば十分に楽しめる。高齢化社会の人気レジャーである。今年は、東北七大紅葉名所めぐりのバスの旅を楽しんだ。車中一泊、ホテル一泊の強行日程だが、十和田湖、奥入瀬渓流、八幡平、田沢湖、小安峡、栗駒高原、鳴子峡と東北地方の紅葉の名所をめぐる。東北はちょうど今が見頃であるが、紅葉のピークは徐々に南下して、11月にかけては、愛知の香嵐渓や京都の嵐山に移っていく。

場所と時間を選んで楽しむ紅葉狩りは株式投資に通じるところがある。時間の経過と共にどんどん対象が変わってくる。投資の対象も一様ではなくまだら模様であることが多い。株式市場はNY市場の上昇を支えに、平均株価は堅調である。一方で、新興市場の不振には目に余るものがある。新興市場は値動きの軽さから個人投資家の資金を集めていたが、株価不振の打撃も大きいようだ。相場全体が明るさを増すには新興市場の回復が待たれる。

GMO(9449)。


2006.10.4

安定した上昇相場に移っていく条件として、成長銘柄を核として高パフォーマンスを追求する強力な投資家群の登場があげられよう。そのためには内外景気や、原油情勢、金利・為替の動向に一喜一憂しない、多くの成長銘柄が市場の人気を集めて、株式投資の魅力を高めてくれることである。戦後の日本経済は技術革新の歴史である。これからも新技術や新製品を原動力に利益成長を実現する、成長株が続出しよう。

経済復興の時代には重化学工業の中からプラスチックや新素材の成長企業が現れ、国民生活向上を目指した時代には、家庭電機や住宅産業から、成長企業が生まれた。国民がさらに豊かさを求め、国際化が進んだ時代には、自動車産業や、エレクトロニクス産業が技術革新を伴いながら大きく成長して、成長株を世に送り出した。バブル崩壊後でもITやバイオ、流通分野から、新製品、新技術をてこにした、成長企業が続出した。

高齢化社会では眼鏡レンズが成長商品に。成長分野にガラス製品を供給するHOYA(7741)は好調だ。


2006.8.31

今年も地元の夏祭りが盛況のうちに終わった。本部に2日間詰めてお手伝いをし、盛大な慰労会も楽しんだ。祭りは景気・経済や社会情勢の変化を映す。今年の人出はやや減ったように見えたが、ご祝儀収入は前年を上回ることができた。

わが国の景気は、ゼロ金利からの脱却を果たし、漸くにして成長軌道に乗りつつあるが、夏のレジャーも海外旅行が増えるなど、大型化している。その反動で、地域レジャーの代表である祭りの人出に影響したものと推測される。一方で、夜店の売上は好調だった。予定した食材が早目に売り切れる店が続出した。財布の紐は確かに緩んでいるようだ。

8月23日は二十四節気の一つ、「処暑(しょしょ)」。「処」には、おわる、やむという意味があり、暑さがおさまる時期のこと。この時期は夏の空気と秋の空気が日本付近でせめぎ合い、その間には前線ができることが多くなる。そして徐々に秋らしい気配が漂ってくる。

秋風と共に5ヶ月に及ぶ相場の調整からの好転を期待したい。インプレス(9479)。


2006.7.31

企業活動について包括的に規定した新しい「会社法」が5月1日施行された。今回の新会社法施行は商法など複数の法律を一本化して、国際化する企業の現状にあわせた抜本的な改正であり、注目される。M&A(企業の合併・買収)関連の法制を整備するとともに、機動的な企業経営を促進する内容となり、株式会社を資本金1円で設立できる「1円起業」の恒久化、機動的な定款変更による経営の自由度を増す規定を盛り込んだ.

一方で、経営者が内部統制システムの構築義務を負うコーポレート・ガバナンス(企業統治)の強化など、経営者の責任を厳格化する内容も明確にした。商法で年2回までと決まっていた配当回数の制限が、新会社法ではなくなり、剰余金処分の権限を株主総会から取締役会に移すことで、配当回数も弾力的に増やせるため、四半期配当が可能になった.

四半期決算の発表で短期の業績情報が増えれば増えるほど、中期的な企業の成長魅力が増しているのかどうかを見定めることが重要だろう。

名村造船(大7014)。


2006.6.30

会社勤めを終えて、還暦を過ぎても、知らないことが多い。今年の春には意を決して、初めて伊勢神宮を訪ねた。「伊勢へ参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭に歌われているので、豊受大神宮(外宮)から金剛證寺(朝熊岳)、皇大神宮(内宮)の伊勢神宮三社の完全参拝を体験した。

伊勢神宮は、正式には「神宮」といい、親しみを込めて「お伊勢さん」と呼ばれる。神宮は内宮、外宮の両正宮を中心に十四所の別宮、百九所の摂社・末社・所管社からなる。20年に一度の大祭である、神宮式年遷宮はわが国の長い歴史の中で続けられてきた、伝統行事であり、その意味するところに学ぶべきことが多い。

13年に第62回式年遷宮が行われるが、それまでに、御社殿や神宝類の全てを古式のままに一新する。すでに昨05年から御用材の伐り出しのための山口祭からスタートして、06―07年にはお木曳きが行われる。遷宮により、伝統と文化と技術を継承し、全てをあらため、国も人も若さと活力が維持される。

東芝(6502)。


2006.5.31

国会では、憲法改正、教育基本法改正が議題に上りつつある。一方では、国家の品格や、愛国心を正面から取り上げる動きも出てきた。戦後の日本が議論を避けてきた難問ばかりである。ITやハイテクの現代において、心や精神を議論できるような資質や背景を持った人はどれだけいるのだろうか。もしそのような資格を持たない人々が時間をかけずに決めていくならば、将来に禍根を残すことにならないだろうか.

この際は、国民一人一人が日本の歴史を振り返り、老若男女が大いに議論するのがよいだろう。そんなときに、最近注目され始めた、幻の古代史を明らかにする、古代文書「ホツマツタエ」は興味深い。古事記や日本書紀より500年以上も古く、西暦128年、景行天皇の時代、三輪系の剣の臣オオタタネコによって編纂された。全編五七調の和歌の形式をとり、古代文字で書かれた.

日本文化の源流をたどることで、現代人は次の時代に何を残せばよいかが自ずと明らかになろう。

日本電子(6951)。


2006.4.28

ちょっと前の話になるが、トリノオリンピックで荒川静香選手がフィギュアスケートで金メダルを獲得して、注目を浴びた商品がある。荒川静香選手がテレビCMに出演していた、金芽米である.

金芽米はトーヨーライス(株)の新精米技術で実現した無洗米である。うまみ成分の豊富な「うまみ層(亜澱粉層)」と栄養価の高い「金芽(胚芽の基底部)」を残し、うまみと栄養を両立させたもの。我が家も金芽米を食べてみようということで、個人宅配をしてくれる東都生協に申し込んで取り寄せた。主食のごはんがおいしいと、つい食べ過ぎてしまいそうになる。それでは夫婦そろってダイエットに励んでいる生活もピンチである.

そこに朗報が飛び込んできた。「ごはん」こそがダイエットに最適である、という理論である。ごはんの炭水化物には、体内で消化されにくい性質の「アミロース」が多いため、太りにくい。アミロースは小腸で消化されないまま大腸に移動し、腸内環境を整え、腸を刺激し、老廃物の排出を促してくれる.

HOYA(7741)。


2006.3.30

昭和22〜24年生まれの団塊世代680万人が07年以降に定年を迎える。高齢化社会がさらに進む。この世代が受け取る退職金は年金も含めて50兆円にのぼると推定され、この巨額な資金の行き先は注目されるところ。

定年後の生活を快適に送るには健康が第一である。それには、高血圧、心臓病、糖尿病、各種癌などの生活習慣病にならないように定期的な健康診断は欠かせない。40代、50代の中年期は肥満の解消のために食事の制限が中心になっていたが、60代、70代の高齢期には食事制限はかえって老化を早めてしまうことがわかってきた。

筋力の低下や骨が折れやすくなるといった、老化の症状を遅らせるにはきちんとした栄養を摂り、適度な運動をすることが必要。この4月からは市町村の老人保健事業の基本健康診査項目に血清アルブミン検査が追加される。血液中の蛋白成分である血清アルブミンが血液100ミリリットル中4グラムを切ったら栄養状態を改善する必要がある。

植物性乳酸菌飲料が好評のカゴメ(2811)。


2006.2.28

このところ日経平均株価は、アップダウンの激しい展開となっている。ライブドア・ショックの影響は徐々に吸収され、他の要因が影響し始めている.

昨年12月1日にEUが0・25%の利上げに転じ、2・25%とした。今年1月31日にはアメリカが利上げを継続して、FF金利は0・25%上げて、4・5%になった。2月9日にはお隣の韓国が政策金利を0・25%上げて、4%とした。世界は利上げの局面に入っている。ITバブル崩壊や9・11テロ・ショック以来の、低金利時代は確実に終了した.

来るべき局面は、景気過熱、インフレ再燃になるのか、それとも景気失速だろうか。今までのところは原油70ドル、金575ドルをみているわりに、インフレの兆候はない。世界利上げにより過剰流動性の解消プロセスに入ったのか、注目されるところである。日本の量的緩和解除は時間の問題だが、内外金利差が開き、円安が続く限りは企業業績は順調で、日本株の堅調は持続できる.

森を見ないで木を見よう。川重(7012)。


2006.1.28

 ライブドアショックは相場の過熱感を冷却して、息の長い上昇相場の継続につながるかもしれない。

 今年は戌(いぬ)年、「戌笑う」を期待してスタートした株式は、波乱の1月相場となった。戌という字の戈(ホコ)づくりは、武器や戦争を連想させる。北朝鮮、イランの核兵器や、イラク情勢の行方が気になるところである。犬は主人に忠実な動物であるが、「犬に論語」の例えもある。良くないイメージとして回し者、卑劣な男という意味もある。

 さて年相を占う漢字を2つ選んでみた。「展」と「信」である。「展」はのびる、広げるの意味があり、発展、展開を示す。日本経済、日本株も回復局面からさらなる発展を期待しよう。国際的にも日本の活躍の舞台が広がってこよう。「信」はまこと、しるしという意味がある。老子思想に「信言は美ならず、美言は信ならず」とある。美しい(格好良い)言葉にまことは少ない。苦言の方に真実が含まれる。戌年相場は「まこと」を選
び抜く相場になるかもしれない。

 エネルギー革命継続で日揮(1963)。


本音講座@「銘柄選びに絶対はない」

短期間に大幅な値上がりを狙う。そのために銘柄を選ぶ。云うのは簡単だが、現実には大変難しいものがある。投資家には、二つのタイプがある。一つは長期に一定の値上がりを狙う、機関投資家(投資信託の運用者、年金運用者がその代表)といわれる人達である。もう一つは短期の値上がりを追求する、証券会社ディーラー、デイトレーダーと呼ばれる投機家である。それぞれが結果としての投資収益を追求するために、銘柄選択を重視している。
日々3000を上回る銘柄の株価が動いている中で、いろいろな投資家が株式を売り買いしている。株価は売りと買いが一定のルールの中で出会って売買が成立した結果の価格である。毎日3000銘柄の株価が表示されているということは、理由は何であれ、選んで買った投資家の銘柄は3000銘柄に及んでいるという事実である。
機関投資家は、証券アナリストの情報をベースに、長期の値上がりを期待して銘柄を選び買う。ディーラーやトレーダーは当日中に儲けようと、活発に売買されている銘柄の中から効率のよさそうな銘柄を選んで買う。信用で空売りした銘柄が値下がりして利益が出たための買いもある。ただ、価格を成立させるための買いもある。
個人投資家の場合は、この二つの投資家の両方の面を持っている。ゆっくりと大きく利を上げていきたいという側面と、短期ですこしずつでも利益を積み上げていきたいという側面である。場合によっては毎日何かしら売ったり買ったりしたいという投資家もいる。
3000もの銘柄を選んで買っている投資家があるということは、十人十色どころか、3000人3000色ということになる。銘柄選びに絶対はないということである。
(参考)
銘柄(企業)情報
1、企業の発表資料ー決算短信、有価証券報告書、ホームページ、ニュース・リリース
2、アナリスト情報ー証券会社、研究所、リサーチセンターに所属するアナリストの企業レポート
3、マーケット情報ーデイリー、ウィークリー、マンスリーベースの値上がり、出来高ランキング、証券会社手口、機関投資家保有銘柄
4、チャート情報ー株価、出来高、および加工されたデータ、グラフ情報
5、専門紙、専門雑誌、証券会社レポートー上記1〜4の情報をベースとした銘柄情報
銘柄選別方法
A.ファンダメンタル重視
B.テクニカル重視

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本音講座A「売買のタイミングが如何に重要か」

どんなに良い銘柄を選んだとしても、買いの時期を間違えるとあまり良い思いは出来ない。上昇スピードのある銘柄ほど高値をつかまされてしまう事がある。また、早く買いすぎてなかなか上がってこないのでいらいらしてしまう事もある。
売りも同様である。利が乗って早く売りすぎて「しまった!」と思う事もある。逆に持ちすぎて利食いのチャンスを失うということもある。
買ったとたんに下がり出して、損ぎりをためらってズルズルと売りそこない、怪我を大きくする事もある。
本音講座B「本当のプロに見習って銘柄選択」

日本には株式投資、運用の本当のプロがいない。一般的には、株式投資信託の運用者、年金基金の株式運用者は給料をもらって運用するプロではあるが、その成果は芳しいものがない。日本では成功報酬制度が採られず、運用成績によって、給料、ボーナスが大きく差が付くことはない。運用成績を上げるために命を削る思いをするよりも、あまり運用がわからない上司の御機嫌を伺うほうが無難である。だから、プロが育たないとみられている.。
ほかに証券会社には、ディーラーと呼ばれる、株式の売買で生活する人々がいる。これも一般の個人投資家にはあまり参考にならない。手数料とキャピタルゲイン税のない売買であるということ、超短期売買であり、ファンダメンタルよりも、目先の株式の需給で売買しているなど、きわめて特殊な状況にある。
株式投資信託の運用成績は、モーニングスターなどの機関が発表しているが、安定して良い成績を上げているファンドは少ない。一度探してみると良い。もし有ればその人の運用している銘柄を参考にすると良い。

したがって、銘柄選択の参考にする為には、国内よりは海外の本当のプロがよい。彼らは命を削って運用に取組む人々である。もし失敗すれば潔く交代するし、成功すれば一代で財を成す。
こういう中で、参考になる海外のプロを紹介する。2001年1月27日の朝日新聞で紹介された、フランス・ノートルダム修道会のニコル・レイユさんの投資信託の運用手法は参考になる。
現在、「新戦略50」(34億円)と「倫理的株式」(17億円)の二つのファンドを運用するが、株式の選択にあたっては、「倫理的投資の基準」に沿って運用する。その抜粋を以下紹介する。
○雇用を創出しているか
○従業員が自由に発言できる企業か
○障害者の雇用を進めているか
○外国出身者が働きやすい環境か
○商品やサービスが社会に役立つものか(酒やタバコ、兵器などはダメ)
○環境保護に積極的に取組んでいるか
ー途上国に進出している企業についてー
○現地の人の管理職を養成しているか
○現地への技術移転をしているか
○進出先の職業教育に協力しているか
○進出先の経済的なニーズにこたえているか

いってみれば、以上のようなポイントはいつの時代にも通用するような基準であり、それを考慮しないと中期、長期の株式投資は出来ないということである。如何に難しいことかと頭を抱えるわけだが、命を懸けるような金額でなければ、難しいことは考えずにやられてもともとといったギャンブル感覚でやってみるのも良い。
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