南アルプス
白峰三山縦走
【H22. 8. 6〜8】

【8/6】広河原(10:30)〜白根御池分岐(10:50)〜<昼食>〜大樺沢二俣(13:10)〜肩ノ小屋(16:00)     
【8/7】肩ノ小屋(5:10)〜北岳(5:55)〜中白根山(8:05)〜間ノ岳(9:20)〜農鳥小屋(10:35)〜             
        西農鳥岳(11:50-12:20)〜農鳥岳(13:00)〜大門沢下降分岐点(13:50)〜大門沢小屋(16:55)
         【8/8】大門沢小屋(6:00)〜発電所取水口(7:55)〜林道出合(8:25)〜奈良田第一発電所バス停(8:45)       
<記載時間は途中休憩を含む>

中白根山から眺めた農鳥岳への稜線・右奥に塩見岳・その奥に荒川三山赤石山系

今夏のアルプス山行第一弾として、私が以前、三重県で加入していた「山岳同好会・やまびと」の仲間7名と
3000m級の峰々の連なる白峰三山を歩いてきた。

実は私は、5年前に本ルートを歩きに出掛けた事があり、その時同行者の一人が途中で体調不良を起こし、
北岳山荘より引き返した経験があり、私にとってはリベンジ山行になる。

広河原から野呂川に架かる橋を渡り、大樺沢二俣を目指す。二俣からは急登の右俣コースを喘ぎながら進むが、
周辺に咲く花を眺めながら、一歩・一歩と先を目指すと今夜の宿泊地である北岳肩ノ小屋に到着した。夕食を
済ませた後、反省会を兼ねた酒宴で盛り上がるが、明日は行程が長丁場なので早々に就寝とした。

翌朝拝んだ、ご来光は素晴しいものであり、これから目指す北岳が朝陽を受け真っ赤に染まり、登頂意欲を掻き
立てる。早速出発し、岩稜帯をぐいぐい登り北岳山頂に立ち大展望を味わう。南アルプスの峰々は当然の如く、
雲海から頭を出す富士山や北アルプス・中央アルプス・八ヶ岳・等の峰々を眺める。この後、稜線を北岳山荘まで
下り休憩後、中白根山を目指す。途中振り返り見る北岳は、天を突き貫くような鋭角な山容が印象的であった。
その後、日本標高4位の間ノ岳を経て、農鳥小屋に到着する。小屋前に居たご主人から山情報(天気情報)を得、
西農鳥岳を目指し歩を進めると山頂に到着する。此処で昼食タイムとした。しばらくの休憩後、白峰三山縦走の
最後のピーク農鳥岳に向け出発した。山頂では、3000mからの雄大な眺めを心に焼き付けた後、今夜の宿泊地
である大門沢小屋を目指した。

翌朝小屋から起き外に出ると今日も素晴しい富士山が出迎えてくれた。アルプスに来て富士山を見ると元気が出、
何か得した気分になるのは何故だろう?こんな気分になるのは私だけかも知れないが。縦走も今日で終了。
溢れんばかりの充実感とチョツピリの感傷的な気分を胸に、小屋をスタートし下山口である奈良田を目指した。

今回ラッキーな事に三日間とも天候に恵まれ、3000m級の稜線散歩を堪能する事が出来た。稜線に咲く可憐な
高山植物を見ては疲れを癒し、先へ・先へと歩を進めた三日間で大満足の山行だった。

【8/6】
桑名を4:00に出発し 
中央道・一般道等を経て
戸台口に7:20頃に到着する

此処よりバスを乗り継ぎ
スタート地点である
広河原を目指す


8:05発の北沢峠行きに乗車する
 


北沢峠に到着(気温 23℃)

此処よりバスを乗り継ぎ
広河原を目指す

登山口である
広河原に到着する

準備体操をした後
三日間の山旅をスタートする

野呂川に掛かる吊橋を渡る

大樺沢二俣を目指す

白根御池分岐を
横目に先を目指す
 


沢沿いの道を進む

何箇所かこのような木梯子を渡る


タマガワホトトギス

途中日陰を探し
昼食を摂る

岩礫の道を黙々と進む

まだまだ 
全員余裕綽々?の表情

雪渓の残っている
大樺沢沿いの道を進む


大樺沢二俣より右俣コースを進む

北岳のバットレスを眺めながら
急登道を進む


草原と潅木帯を交互に
通過してくると
草すべりコースとの合流点に
到着する
ここで一休憩


タカネツメクサ

北岳肩ノ小屋を目指し
岩尾根を進む


本日の宿泊地である肩ノ小屋に到着する・北岳はガスに覆われ始める

 北岳の肩
(標高 3000m)

 

【8/7】
小屋前から見る
日の出前の富士山

ご来光

 


朝陽を浴びる北岳


雲海に浮かぶ富士山

 小屋をスタートし
急な岩稜帯を登り
北岳を目指す

 

 北岳
(標高 3192.2m)
三等三角点
<基準点名:白根岳>


山頂から眺めた富士山


登山者で賑わう北岳山頂・後方に甲斐駒仙丈・その奥に八ヶ岳


これから目指す中白根山〜間ノ岳へと続くのびやかな稜線・中央に赤い屋根の北岳山荘


イワギキョウ


イブキジャコウソウ

北岳山荘

中白根山を目指し進む


振り返り見る北岳

 中白根山
(標高 3055m)

これから目指す
間ノ岳・西農鳥岳・農鳥岳


キンロバイ越に北岳を望む・奥に鳳凰三山のシンボルであるオペリスクが見える

間ノ岳を目指し進む

間ノ岳
(標高 3189.1m)
三等三角点
<基準点名:相ノ岳>


山頂より北岳を望む・右後方に鳳凰三山


チングルマ

 富士山が雲に覆われ始めた


 農鳥小屋を目指し進む・後方に農鳥岳


正面に塩見岳を見る・その奥に荒川三山?

 岩礫の急勾配の道を下る


岩陰に咲く花々

三国平分岐を通過する

農鳥小屋に到着

小屋の主人が双眼鏡を持ち
ドラム缶の上に座っていた

挨拶をし話をしたが、
感じの好い方であった

周辺に咲く華を眺めながら
西農鳥岳を目指す
 


シロバナタカネビランジ

ガスが掛かる
西農鳥岳山頂に立つ登山者
(標高 3051m)


私たちも登頂し昼食を摂った
山頂標識がないので
何故か寂しい!

 農鳥岳への稜線

 農鳥岳
(標高 3025.8m)
二等三角点
 
<基準点名:農鳥山>


雷鳥の親子に出会えた

 山頂を後にし
大門沢下降分岐点を目指す


道周辺に咲くハクサンイチゲ


チングルマ

ガスが出始める

コイワカガミとチングルマ


トウヤクリンドウ

黄色の櫓が建つ
大門沢下降分岐点

此処で遭難し命を落とした
青年の慰霊の鐘

大門沢下降分岐点より縦走路と分れ
大門沢小屋を目指す
この道は日本三大急坂の一つである?

 

 大門沢源頭部?の流れ

トリカブト

 このような木橋を
数回渡り小屋を目指す

 大門沢小屋に到着

 

【8/8】
小屋前から眺めた
富士山

 今日は時間に余裕があるので
朝食後
コーヒータイム

出発前に一枚!

 小屋横より大門沢に下り
沢沿いの道を進む

この様な木橋を数回渡る


沢周辺に咲くホタルブクロ

沢から離れ
樹林帯の中の道になる
非常に雰囲気の好い場所であった

発電所取水口付近の
高度感のある吊橋を渡る

休憩中

またまた吊橋を渡る
よく揺れスリルがある

林道に出合い
バス停を目指す


奈良田第一発電所バス停に到着

歩きはこれで終了
全員満足気な顔をしていた

バスの来るのを待っている

 バスを乗り継ぎ
無事出発点の戸台口に到着

その後
仙流荘で疲れを癒し
帰路に着いた


センジュガンビ                           タカネグンナイフウロ


タカネヤハズハハコ                           ミヤマクワガタ


 イワウメ                              アオノツガザクラ

タカネナデシコ                             ミネウスユキソウ


ヒメコゴメグサ                          ミヤマシオガマ?


テガタチドリ                               ヨツバシオガマ

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