読書大好きで、ジャンルにはあまりこだわらないほうですが、
よく読むのは推理物。児童文学と絵本・ファンタジー大好きです。

シャーロットのおくりもの
エラゴン 遺志を継ぐ者
マルラゲットとオオカミ
ゆきのひのおくりもの
ネシャン・サーガ
もぐらとずぼん
黒ねこのおきゃくさま
スキーをはいたねこのヘンリー
オオカミおばさんたべちゃダメ!

おこりんぼママ
三びきのかわいいオオカミ

シャーロットのおくりもの

作 E・B・ホワイト
絵 ガース・ウィリアムズ
訳 さくま ゆみこ

あすなろ書房

ISBN4-7515-1889-5
1500円+税

『シャーロットのおくりもの』は私にとってとっても思い出深い一冊です。
最初の出会いは、本ではありません。
子供のころに映画を見て、ずっと記憶に残っていました。

主人公のひとり、シャーロットはなんと蜘蛛!
でもとても心優しい蜘蛛なのです。
もうひとりの主人公、子豚のウィルバーとは同じ豚小屋に住んでいて
ふたりは友達になります。
でも、農場に飼われている豚の宿命で、ウィルバーがハムにされる
ことに!
シャーロットは知恵を働かせ、ウィルバーを救います。
その知恵が、また信じられないようなこと!
どういうことかはあえて書きませんけれど…
すごいのはウィルバーじゃなくて、シャーロットなのですが、まわりの
人はウィルバーをほめたたえ、ハムにはされないことに(笑)

家畜であることのシビアさ、動物が生命をつなぐための捕食なども
自然と書かれていて、そういった点も高く評価されているようです。

私は、虫はスキではないのですが、クモは素手でも触れます。
たぶん怖くないのは小さいときにシャーロットのおくりものを見たから
ではないかなぁと、ずーっと思っていました。
挿絵も素朴なあたたかみがあって、とっても素敵です。

エラゴン 遺志を継ぐ者

 作 クリストファー・パオリーニ 
 訳 大嶌 双恵

ソニーマガジンズ

ISBN4-7897-2230-9
1900円+税

またもやファンタジーを買ってしまいました。
よく見ないで選んでしまったのですが、読んでみたら続き物で
続巻が出るまで待ち続けなければなりません(涙)

ハリポタ以降、本屋さんの平台にはさまざまなファンタジーが
並ぶようになりました。
以前よりもずっと、選択肢も広がりましたけど、増えた分
イマイチな本に当たることも多くなった気がしています。
そのなかで、これは私テキにはひさひさぶりの大ヒットかな。

エラゴンは、主人公の名前です。
一見、偶然に思えるような、ドラゴンの卵をエラゴンが拾うこと
から物語は始まります。そのドラゴンの卵は、誰の手によって
孵るかをドラゴン自身が選択し、ドラゴンに選択された人は
竜と心を交わし、強靭な体と魔法を受け継ぎ、剣の使い手である
ドラゴンライダーとして、ドラゴンとともに歩くことになるのです。
もちろんエラゴンは最初、それがドラゴンの卵とは知りません。
肉やでお肉と引き換えにしようとしたくらいですから。
でもやがて、ドラゴンが孵り、そのドラゴンを手中に収めようと
する人々から追われるようになるのです。

ここに書いたことは、あくまでも導入部でしかありません。
エラゴンと、美しいブルードラゴンのサフィアの成長と、彼らを
取り巻くさまざまなお話は書ききれませんので、興味をひかれた
らぜひご一読を。

先日書店で、中学生くらいの男の子が、連れのお友達に
『この本面白かったよ』とオススメしていました♪
(うんうん、私も面白かったよ)心の中で同意(笑)

著者は15歳でこの本を書き上げた、現在20歳の青年!!

マルラゲットとオオカミ

作 マリイ・コルモン
絵 ゲルダ・ミューラー
訳 ふしみ みさお

パロル舎

ISBN4-89419-285-3
950円+税

最初、この本の表紙を見たとき、あれー?と思いました。
オオカミが悪役のお話が多い中、頭に花つけてる!

このオオカミは最初、マルラゲットという女の子を食べてしまおうと
したのですが、マルラゲットを捕まえたあとで怪我をしてしまいます。
で、それを助けてくれたのが、マルラゲット!二人はいつしか友達
になるのですが…

読んだ後、すこーしさみしい気持ちが残りました。
でもいいお話です。熱く「いいよっこれっ」と語る本ではないかも
しれないけど、なんともいえない余韻を感じます。

『ゆきのひのおくりもの』と同じく挿絵がゲルダ・ミューラー。


ゆきのひのおくりもの

作 ポール・フランソワ
絵 ゲルダ・ミューラー
訳 ふしみ みさお

パロル舎

ISBN4-89419-281-0
950円+税

大雪の日、食べ物を探しにでたこうさぎは、2本のニンジンを
見つけます。一本食べるとおなかがいっぱい!
残ったもう一本のニンジンを、こんな雪が降って寒い日には
子馬も食べるものがないだろうと、持っていってあげます。
私ならさしずめ、自分だけにわかるところに隠しておくかも(笑)
でもこうさぎはやさしいのだ♪そしてそのこうさぎのやさしい
気持ちがみんなの間をまわりだして…

誰かをいたわるやさしい気持ちが詰まっていて、読み終わった
後味が素敵なのです。

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ネシャン・サーガ
-ヨナタンと伝説の杖-

    作 ラルフ・イーザウ
    訳 酒寄進一

    あすなろ書房

   ISBN4-7515-2121-7
   ¥2.400+税

 

このネシャン・サーガは、好きな人はどっぷりはまり、苦手な人は
本を見ただけでパスかもしれないです。
本自体が苦手な方だと厚さで負けちゃうかも(汗)
483頁、挿絵のない活字だけが延々と並んでいるうえに、全3巻が
みんなそんな感じの厚さなんですよ〜。
でも、ファンタジー好き&たっぷりのボリュームが欲しい本読みの人
ならご満足いくと思います。

この1巻目の−ヨナタンと伝説の杖−は、ジョナサンというイギリス
人の少年と、別の世界にあるネシャンのヨナタンという少年、一見
まったくつながりのない二人の少年と二つの世界をつなぎ合わせた
ヨナタンの冒険の物語です。
最初はちょっととっつきにくいかもしれないですが、私は話のつながり
が見えてきたところで、どーっとはまってしまいました。
そこまで我慢して読んでみてくださいませ。
途中で放り出すにはお高めだしね。

追記
最近、廉価本が発売されました。
ハードカバーでは3巻となっていますが、廉価本は1巻を数冊に
分けて買い求めやすく、読みやすくしてあるようです。

mogura.jpg (10671 バイト)    『もぐらとずぼん』   

   作 エドアルド・ペチシカ
   絵 ズデネック・ミレル
   訳 うちだ りさこ

   福音館書店

   ISBN4-8340-0126-1
   ¥1.200+税

 

もぐらが空を見上げると、きれいな空色の、何でも入ってしまいそうな
大きなポケットのついたズボンがはためいていました。 
洗濯して干してあっただけなんだけど、もぐらはそのズボンがほしくて
たまらなくなっちゃうんです。
ズボンを探しに行くんだけど、ひょんなことから自分で作ろうってことに!
で、布からなんです、作るのが♪
私は小学生の頃にこの本を呼んで、もぐらがこけももで糸を染めるマネ
をよくしていました。ツユクサをこけもも代わりにして(笑)
いつもいつも持ち歩いていた一冊なのです。
自分が小学生の時に読んだからというわけではないですが、小学
低学年くらいの子が面白く読んでもらえる本なのかもしれないですね。

 

kuronekono.jpg (10601 バイト)      『黒ねこのおきゃくさま』       

     作 ルース・エインズワース
     絵 山内ふじ江
     訳 荒このみ

     福音館書店

     ISBN4-8340-1584-X
     ¥1.200+税

 

ひとりの貧しいおじいさんと、寒い雪の夜にふらりと迷い込んできた黒猫の
お話です。
子供のころ、まんが日本昔話でよく見かけたようなお話なのですが、読み
終わってなんともあったかーい気持ちが残ります。
絵もとっても素敵なんです。
この黒猫、私の飼い猫のくろちゃんにしっぽの感じから何からよく似ていて
個人的にもすごーく感情移入してしまいました。

 

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    『スキーをはいた
        ねこのヘンリー
』 

    作 メリー・カルホーン     
    絵 エリック・イングラハム

    訳 猪熊葉子

    リブリオ出版

    ISBN4-86057-028-6
    ¥1.500+税              

 

ヘンリーは後ろ足で立って歩くことのできるシャム猫。
ある日家族とスキーに行って、山の家に置いてきぼりになってしまい、
スキーをはいて山を降りる決心をするのです。 
とにかく絵がね、いいんですっ!!
猫好きな人だったら、とろけちゃうかも(笑)
勇気あるというか、ヘンリーの、短いけど大変な冒険を素敵な絵と文で堪能
できます。
えー、ちなみに最初は祐学社から出版されたそうですが、今はリブリオ
出版から出版されています。

 

o-kami.jpg (14649 バイト)     『オオカミおばさん
        たべちゃダメ!

    作 シェーン・ロディ     
    絵 セリーナ・ヤング

    訳 泉山真奈美

    小学館

    ISBN4-09-727352-3
    ¥1.350+税              

 

とても明るくて楽しいお話です。 
オオカミおばさんと、あひるのひなのよちよちちゃん、
あきらかにオオカミおばさんの下心はミエミエなんだけど、
卵からかえったばかりのよちよちちゃんはママと慕いまくるのです。

最後はね、『やっぱりそうだよね〜、よかった!!』って終わり方だけど、
それがこの本のいいとこだって思います。
だって、よちよちちゃん、食べちゃうには可愛すぎるもんね♪

 

okorinbo.jpg (7372 バイト)     『おこりんぼママ

    ユッタ・バウアー作    
    小森香折 訳

    小学館

    ISBN4-09-727279-9
    ¥1.250+税

 

とてもシンプルで短いお話です。
購入してからず〜っとお気に入りで、未だに母親とぶつかると読み返し
たくなる本です。

文章を読むというよりは、絵を読むという感じで、絵を見ただけでもスジは
わかるのですが、文章を読みながら見ると、またじんわりといい感じです。
お話は、ママにうーんと怒鳴られた拍子に子ペンギンの体がバラバラに
いろんなところに吹っ飛ばされてしまって・・・
最後は、ママは怒りすぎたと反省し、子ペンギンはママの愛情を感じとる
ヨカッタねっって言えるお話なのです。

ookami.jpg (11778 バイト)      『3びきのかわいいオオカミ

     文 ユージーン・トリビザス    
     絵 ヘレン・オクセンバリー
     訳 こだま ともこ

     富山房

     ISBN4-572-00333-5
     ¥1.400+税

 

クレヨンハウスで初めて見たとき、かわいさにノックアウト(笑)
いつもいつもどうしてオオカミさんは悪い役ばかりなのよ〜!!と
お怒りのあなたにオススメの一冊です。
3匹のこぶたの超現代的オオカミ版なんだけど、話も面白い♪
逆転の発想で書かれた本です。

本文中の挿絵もとっても可愛いんですが、装丁もとてもラブリー。
こんなオオカミさんたちだったらぜひお友達になりたいと思うのでは?
 

 

  

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