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FISHING PHOTO REPORT

☆ 遥かなる道へ 第19歩 ☆

11月19日(水) 阿曽浦
ソロバン
 再度アオリイカに挑戦! 今度はどうだ!? 曇り
とせん丸
若潮

 しみちゃんとのオフ会の時は、ついにアオリ釣っちゃったなぁ・・・・。  イカの逆噴射、すごいもんだよね。
でも、当たりは頻繁にあったし・・・、もういっぺん行きたいもんだなぁ・・・と、俺は前回の釣行で念願のアオリを釣って以来、アオリ熱におかされていたんだ。家族にもいちど俺が釣ったアオリってやつを食わせてやりたかったしね。次回はキャプテンとアオリ釣行ねって言ってたから、当日の来るのが楽しみだったんだ。

 でもなぁ、給料日前でちょっと軍資金がなぁ・・・・。俺は、女房殿に言い出しにくかったんだよ。
出発の釣行前日もお休みで、珍しく俺はニ連休だった。夜に女房殿が帰ってきたら「エサ代くれぇ〜!」って言わないといけない。うーん、これはこれで毎回勇気がいるのだ。まぁ、とにかく、久しぶりに道具でも洗って釣行に備えておくとするか・・・。

 俺は、このところずっと竿も洗っていなかったので、釣りに行く度に、しばらくすると糸の出が極端に悪くなっていた。こんなんじゃ釣れるもんも釣れないよねぇ。インナーの1.2号と1.5号とULガイドの竿を綺麗に水洗いすることにしたよ。俺の愛竿ちゃん、今度はでかいアオリを釣らしてね! でも、今洗っちゃうと、出発の今夜までにロッドの内部が乾かないなぁ・・・・。
「お! いいもんがあった!」 俺んちお百姓の家だから、じいちゃんがコンバインやトラクターのタイヤに空気入れるためにコンプレッサーがあるんだ。 あれ、使えるよね。俺はさっそく車庫から出してきた。コンプレッサーにエアガンつけて・・・
「ブ、シュ、シュー!」 おー! どんどん水がはじける。 いいぞぉーこれ。昼間っからコンプレッサーのモーターの音を唸らせて、俺は着々と準備を整えていたんだ。 
 今回はアオリ用に1.2号のインナーを、グレ用に1.5号のインナーを用意した。ULは予備にしといたよ。
ぶふふ、これだけ手入れをしておけば、明日はよどみなく糸が出るぞぉ〜!♪ 楽しみだぁ〜♪♪

 夜8時過ぎ、やっと女房殿が帰ってきた。
♂「あのぉ〜、失礼ですが、今晩から釣りに行ってきたいのですがぁ・・・?」(丁寧だし・・・)
♀「えー!? またぁ!?」 (またって、貴様、前回は月初めに行ったきりでしょうが・・・ここが我慢のしどころだし)
♂「まぁ、そうなんですが、昼間に子供のラケットのガットも張ったし、みんなにうまいイカ食わせたいし・・・」
♀「イカって、そんなん釣れるのぉ? この前も高かったって言ってたでしょ?」(俺は、釣るって言っとるでしょ! 誰が買うか!)
♀「そんなことより、あんた頭ボーボーで、床屋行くって言ってたでしょ? 床屋代どうすんの?」(確かに頭はボーボーだし・・・)
♂「床屋も行きたいけど、釣りにも行かなあかんし・・・」
♀「行かなあかんって、釣りに行ったら、床屋代無くなるでしょ!」 (プチ! あれ? 変な音が・・・)
♂「おう! 頭なんざ、なんだっていいんだよー! ボーボーだろうがツルツルだろうが、かまったもんかい!
  あーやめ、やめ。床屋行くのやーめた! 半年でも、一年でもボーボー頭で暮らすのだ。」
♂「どうだ、参ったかぁ! さあ、床屋代いらんからエサ代よこせー!」(ついに、開き直ったのだ!)

俺は、ここで、もう今日の体力をすっかり使い切った気もしたけど、つ、ついに釣行代をゲットしたのだ! 
はぁ〜、毎回毎回・・・・ったく。

 そんなこんなで、もう出発の時間が迫ってきた。あーあ、また今回も一睡もせずに出発だよ。また、帰りが辛いなぁ・・・。
でも、時計も夜の11時を回るとワクワクしてきたよ。ホイサー!やってきましたアオリ専! 今度は複数枚数ゲットだぜー!
どんどんテンションが上がってきて、準備万端整った「爆釣号」に飛び乗り、いざキャプテンち目指して出発だー!
行けー、爆釣号、阿曽浦目指して、ごー、ゴ、GO−!! ブロローン!!!

 キャプテンの家で、どっさり荷物を詰め込んで、名四とばして車は一路阿曽浦へ。キャプテンは今回はグレ釣りに浮気しないようにアオリの仕掛け一本で来たとか。むむ、今日のキャプテンは気合が入ってるぞ!俺は、いつものように最初はグレ釣をチビッとやって、エサ取りを集めてからアオリに入る予定。先回もそうだったけど、やっぱりコマセ撒いた方が確実のような気がするんだ。いつも行けるんだったらいいんだけど、たまの釣行だから、できるだけ釣れる確率を上げておきたかったんだ。

 エサ屋さんの「えさきち玉城店」さんで、オキアミブロックと、集魚剤は何でも良かったから、量が増えそうなグレパンをさくさく混ぜて、後は肝心の生きアジをど〜んと30匹! ふっふ、これでアジが足りなくなることはあるまいぜ。(俺、仕掛けにアジをセットするのどん臭いしな・・)

 阿曽浦の漁港に着いて、しばし仮眠。キャプテンも俺も寝てないから、すぐに深い眠りにつく・・・。目が覚めたら、モゲさんと名人の左のおじさんと対面するのね。たの・し・・み・・・・・・ムニャムニャ・・・ZZZ

 トントン! ほぇ〜? 誰だぁー?車の窓を叩くのは・・・・ って、あれー! 寝過ごしたぁ〜!! 
時間は朝の6時15分。出船まで15分だぁー! 大ピーンチ! このままでは、間に合ってんのに2番船になっちまうぞ・・・
いそげー! 猛烈な勢いで着替えて、アジをアジバケツに移し替えたよ。 ひー、焦ったぜぃ!

ソロバンから立島方面を望む 慌てていて動転していた俺は、初対面の左のおじさんに合っても、満足に挨拶ができなかったよ。ごめんよー!
でも、優しそうなおじさんで一安心。ぶふふ、グレ釣り、名人に教えてもらいたいなぁ・・・。おっと、今回はアオリだったな。そうだ、船長にソロバンに上がりたいって言わなきゃ。先回あんなに当たりがあったんだもんな、きっとウジャウジャいるに違いない。
「船長さん、おはよー! 今日ソロバンに上がりたいんですけどぉ!?」 ふふ、平日の内磯。まさか乗れないわけはあるまい・・・
「あっ、成瀬さん、ごめんなぁ。もう一組の人がソロバンご指名なんだわぁ。立島に3人であがらんかぁ?」
ふーむ、立島は確かにアオリのA級磯なんだけど、3人が竿を出すにはなぁ。キャプテン竿2本出すって言ってたし・・・。俺は迷っていた。
そしたら、船長さんが気を使ってくれて、
先回俺たちが乗ったソロバン左側「成瀬さん、ほんならなぁ、ソロバンの右側の磯に上がるかぁ? ちょっと波に弱いけどさぁ。」
ソロバンの右側・・・・・おっ! 先回の時、しみちゃんが乗った磯だ! あそこなら、俺たちが乗った磯のすぐ横だな。おーし、そこでいってみよー! 俺は快諾したよ。 ど干潮は午前7時半前後。 乗ったら、どんどん上げてくるなぁ。まぁ、危なくなったら磯替わりするか!

 とせん丸は、まず、湾奥の赤鼻にモゲさんを下ろし、次にソロバンの先回俺たちが乗った磯に2人のお客さんを下ろし、その後俺がその右側の磯に飛び乗ったよ。キャプテン、頑張ってくるからねぇ〜! 俺は、その瞬間から燃えていた。ぼぼぉ〜!
 
最初に乗ったソロバン右側の磯 さっそく、アオリの仕掛けを作って準備をしておいた。その間にもポイントにはコマセを入れ・・・・。さあ、次はグレの仕掛けを・・・。まずはエサ取りを集めなきゃな・・・。先回は、イワシやネンブツダイだったかな・・・?
 グレの仕掛けが出来上がり、再度コマセをポイントに入れる・・・。ぐわーん! おりょりょ〜! いきなりグレが湧いてるよ。それも先回より型が良さそうな・・・。 ひとまず仕掛けを入れると、すかさず当たりが! いきなり25cmサイズが上がってきた。はぁ、景気がいいなぁ。それからもどんどん同サイズが上がってくる。うーん、グレ、やっぱりおもしろーい! でも、今回はグレばっかりで他のエサ取りが来ないなぁ。こんだけグレが湧いてちゃ、エサ取りも近寄り難いのかなぁ。
これ、この後のアオリには良いのか悪いのか???

 1時間ばかり、キープサイズのグレが釣れまくる。なんか、ここで止めるのは勿体無いなぁなんて思ってたんだよ。でも、今回はあくまでもアオリだしな。名残惜しかったけど、いよいよアオリ仕掛けを俺は手にしたんだ。 さあ、やったるどー!

 アジを仕掛けに付け、緊張の第一投! アオリー、カモーン!! 竿1本前に投入したアジは、息を吹き返すと、いきなり磯際に突っ走ってきた。ウキが近づいてきたと思った瞬間、スッパーン!と消し込む。アジが潜ったか? ホリョ? 磯に根掛かったか? ちょいと引っ張り上げると、いきなりググッと手ごたえー! おー、いきなり来たかぁ! やっぱりコマセの効果は大きいらしい。先回もそうだったが、必ず一投目から当たりがあるってことは、やっぱりコマセに寄って来たエサ取りを狙ってアオリも集まってきてるんだねぇ。 俺も、いきなり戦闘モードに入った。 ドラグを調整し、ゆる過ぎず、きつ過ぎず・・・。巻き続けるリールが時に反転してジージーと音を出す。うーん、これだぁ! このスリルがアオリの醍醐味だよねぇ。 アオリの姿が見えてきた。いいぞぉ! 先回の奴よりサイズUP間違いなーい! 足元まで寄せてきて、さあ、危ないのはここからだぞぉ。慎重にやり取りする。墨を吐き逆噴射して潜ろうとするアオリについていく。その手に乗るかぁ! 掛かりも良いようだ。 安心して足元に置いておいたタモを手にする。 ささ、うまく入れよ〜・・・ ホイサー! やったぁ、大成功! まずは一投目でそこそこのサイズのアオリをゲットしたよ。 一匹目の獲物が取れて、随分安心したし。 さあ、今日は複数ゲットだ。アジもタップリあるぜー!

 その後2連続、アジの頭だけをかじられる。むむ、もう乗りが悪くなってきたのか? いーや、あわせるのが早すぎるのかも知れんな・・・。
一匹目をもう手にしているので、俺に少し余裕が出来た。 ウキが入る・・・、待て待て、もちっと待ってぇ〜・・・・ホイサー! おーし、乗ったぁ〜! ささ、慎重に寄せて、寄せて・・・・。 あれ? また足の先っちょに掛かってるだけだ。 あ、危ないかも・・・
足元まで来て、タモを・・・・スコーン! あれー!? ば、バラしたぁー! くそー、もうちょっとだったんだけどなぁ。

 さっきのバラシで、墨を吐かれていたから、今度はちょっと潮上を狙ってみる。 こっちはどうだぁ? しばらくウキが漂った後、再度激しく消し込む。ちょおいと待って、ゆっくり穂先を上げる。ジー! リールの逆転音と手ごたえで乗ったのを確認。今度のはちと小さそう。それでも足元まで寄せてくると、またもイカの足の先っちょ1本に僅かに掛かっている状態。またまたピーンチ! しみちゃんに言われたことを思い出して、イカは海面から出さずに海面ギリギリの所でやり取りする。 隙を見てタモをつかんで、すかさずイカの下に差し込む。ブワッと墨を吐いて潜った瞬間、タモの中にすっぽり。ふふふ、飛んで火に入る夏の虫たぁこのことだぜ。まんまと二杯目をゲットー! やったー! これで先回を越えたなぁ。 やっぱり、ここは沢山いるな。さあ、この調子で二桁も・・・ いってみよー!

 でも、ここからが苦難の連続。何度も足元に寄せてきてはバラシを繰り返す。ちくしょー! 俺のへたっぴ〜!!
毎回バラす度に墨をブワブワ吐かれるためか、だんだん当たりも減ってきた・・・・・。それでも、頭だけかじられたアジが戻ってきたりして、居ることは居るようなんだけど、潮が上げてきて、波が足元を洗うようになって釣りづらくなってきたよ。むむ、バッカンが流されそうだ・・・。
足でバッカンを踏みつけながらの釣りになってきた。 やばいなぁ・・・・。

 もう、ウネリがきつくなってきて、磯際では当たらなくなってきたので、ちょいと遠投気味にアジを飛ばした。あんな遠くからアオリを引っ張ってこられるかなぁ? 心配していたところで、はっきりした引き込みがある。ちょっと間を置いてあわせると、ググーン! よっしゃー、また乗った。 今度は遠目だから、寄せてくるのに随分時間がかかったような気がしたよ。でも、間近に見るとがっちり掛かっている。よっし、ここは一発抜き上げてみるかー! ホイサー! 穂先に結構な重みを感じながら、アオリが空中を飛んでくる。左側の磯の上に上げると、アオリの奴、磯だまりにボチャンと落ちた。 ぶっふふ、三匹目ゲットだぜー! 俺は慌てて磯だまりに入っているアオリを、ムンズとつかんだ。その時・・・ ブワぁー!!! イカの野郎、俺が持った瞬間、至近距離から猛烈な潮吹き! ぬわぁー、なんだ、こりゃー! 
墨を吐かれたわけではなかったけど、全身ずぶ濡れになっちゃったよ。 こんなのも、楽しいよねぇ。(楽しいのか?)

 それからも、当たりは続き、バラシも続き・・・・
あ〜あ、もうちょっと腕があったら、二桁いってたよなぁ。 まだまだ修行が足りんぜ。 やっぱ、何でも難しいもんだな。
だんだんうねりが強くなってきて、磯の上に居られるところも僅かになっていた。もう、あんまり無理はできんなぁ。
そろそろとせん丸に電話を・・・なんて思ってたら、船長さんが迎えに来てくれたよ。ほっ。 
「成瀬さーん、もう限界だよー! 磯替わろー!」  俺は、慌てて道具を片付け、とせん丸に飛び乗った。

磯替わりで乗った大島の裏側 次に乗った磯は、グッと湾内寄りの、大島という磯。船長から表側は駄目で、磯裏で竿を出すよう指示がある。
さっきまでの荒れたソロバンとは大違い、風も無く、海も穏やか。はぁ、なんだか眠たくなってきた・・・・。
それでも、先日ここでキロオーバーが出たって聞いてたから、幻の大物目指して頑張ろうと思ったんだ。
でも、もうポイントを作るにはコマセが足りなかった。(一発バッカンも波を被って、結構コマセが流れちゃってたんだよ)
かろうじて、小量のネンブツダイがヒラヒラやってきて、多少の期待をすることにしたよ。 でも、ここは深そうだなぁ。タナ、幾ヒロにしようか?
ひとまずエサ取りが少し居たので、2ヒロから。 でも、全く当たりが出ず。数匹のアジを替えた後、今度は5ヒロまで落としてみた。底は見えないから、結構深いと思ったんだけど、結局5ヒロでも全く当たりは出なかったよ。 ふーむ、分からん!?

 で、真ん中をとって、今度は3ヒロでトライ。 しばらくウキが漂った後、回収してみると、初めて頭がかじられてたんだ。ちょっと諦め気味だったけど、俺のやる気もちょいと復活! さあ、アジを付け替えて・・・・・と、ポケットから「トルルルル〜!♪」 あれ、電話だ!?
カッパの内側だったから、電話が取れず。誰だろうって、確認したら、徳島の重ちゃんからだったよ。おー、重ちゃん、心配して電話くれたんだ。さっそくかけ直そうと・・・・ と、その時、スッパーン! この磯に乗って、初めての明確な当たり。 むむ、慌てるなよぉ・・・・・。
水深がありそうだから、ちょっと長めに待って、軽く聞き合わせる。ズシーンとした感触。やったぜ、乗ってるよ。軽く合わせを入れ、慎重に巻き上げる。型は超大型ではなかったけど、慎重に取り込み、ついに4匹目ゲット! こんな、穏やかな超岸寄りの磯にも居るんだねぇ。
 重ちゃに、今釣れたことを報告し、状況を話してアドバイス貰った後も、ラスト30分で、頭をかじられるぱかりで、結局乗せることはできなかったんだ。あー、今日は4匹止まりだったか。 とせん丸の姿が見え始めた。 終わっちゃったなぁ。 アジは5〜6匹は余ってたよ。

アオリ、4匹ゲット! ぶひひ・・ とせん丸に飛び乗り、キャプテンに立島の様子を聞いてみる。どうやら、キャプテンも左のおじさんも4匹ずつのようだ。今日は、みんな仲良く4匹の釣果だったんだよ。よかったなぁ、俺だけ出遅れなくて。でも、話を聞いていると、どうも俺の乗ったソロバンのほうが、当たりは頻繁に出ていたような気がするよ。ふむ、自分的には、阿曽浦のアオリのA急磯はソロバンということにしておこう! 立島は他の渡船屋さんとの磯割りがあるんだけど、きっとソロバンなんかには無いだろうからな。 また、春になったら、乗ってみるとするかぁ。
 こうして、とせん丸は、一番最初に降りたモゲさんを最後に乗せて港に向かったよ。ソロバン、春が楽しみだなぁなんて思いながら、俺の「遥かなる道へ 第19歩目」は終了しちゃたんだ。 
 アオリの刺身、また食べれるぞぉー! やったなぁ。 ぶふふ・・・



PS 今回は、現地で左のおじさんと初対面。左のおじさん、グレ釣りの名人なんだって。だって、あの三原大先生なんかと一緒に釣りしてたんだって。すごいよねぇ。キャプテンの話だと、ちょっとだけグレ釣りしてくれたけど、そりゃ、竿さばきは見事だったよぉ〜って言ってたから、俺も見てみたかったなぁ。その左のおじさんは、磯研からオリジナルのウキなんかも出していて、な、なんと! 俺たちにまで、沢山のウキをプレゼントしてくれたんだ。う、ウレピイよォ〜!☆
 アオリ釣りは、俺的にはこれからってとこなんだけど、もうみんなグレ釣りが始まっちゃってるから、また来年の春の大型までお預け。来年はアオリのキロオーバーに挑戦するからね。楽しみだぁ!
 次回からは、またまた40オーバーのグレへの挑戦が始まるよ。先シーズンは俺だけだったもんなぁ、釣れなかったの。磯新人のけむどんはどんどん腕を上げているし、ここはひとつ、なんとしても釣り上げねば。
 そんな固い決意で阿曽浦を後にしたよ。モゲさん、左のおじさん、またよろしくねー!
 アオリ、早くお刺身で食いたいもんだなぁ。女房殿にお願いしないといけないね。
 みんな、今回のアオリ釣行記、読んでくれてありがと! 俺、頑張るからねー! やったるぞー!

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FISHING PHOTO REPORT

☆ 遥かなる道へ 第18歩 ☆

11月1日(土) 阿曽浦
ソロバン
 イカソーメンは、やっぱり自前でないと! 晴れ
とせん丸
小潮

 ぶふふ、いよいよ「fishing freak club BOZU」主催者しみちゃんとご対面だ。遂にその時がやってきたよ。楽しみだぁ!
しみちゃん、いつも関東のチームの離島遠征に誘ってくれてたんだけど、なかなか俺たちが行けないもんだから、遂にしみちゃん自身が東京からやって来るんだ。俺たちと同世代なんだけど、いつまでも情熱ってやつを忘れていないオヤジ。心はいつも「永ちゃん、命!」なのだ。仕事終わって、東京から5時間の道のりを、一人ぼっちで愛車「永吉号」に飛び乗って、ぶっ飛ばしてやってくるんだよ。できないよねえ、普通、こんなこと・・・

 集合は俺たちの職場の近くのインターチェンジ「東名三好」に深夜2時の予定。来るかぁ!?、しみちゃん、本当にたどり着けるのかぁ!?キャプテンとAM1時半に職場で待ち合わせて、しみちゃんをお迎えに行ったんだ。俺なんて、もうワクワクしちゃって、2時近くになったら車の中にいられなくなっちゃったよ。大丈夫かなぁ? おっし! 電話してみよっと!
「もしもし、しみちゃん? どう? もう着きそう?」  「うん、今、岡崎あたり。もうすぐ着くよ。」
あいやー!岡崎って、もうすぐだよ! いよいよご対面だぁー!

 俺はインターの出口を眺めながら耳を澄ませていた。しみちゃんの愛車「永吉号」は、殆んどしみちゃん自身が作り上げたような車。きっと、三河の夜空に爆音をとどろかせて登場してくれるに違いないぞ! まだか? まだかなぁ〜!? ドキドキ・・・

伝説の「永吉号」! 何台かの車をやり過ごしたあと、夜空にド、ド、ド、ドォ〜! 腹に染み込む爆音が聞こえてきた。 きた! 明らかにこれまでの車と違うマフラーの音に、ヘッドライトの逆光を見つめたよ。 おー! 明かりが近づいてきたぞ。
バタン! ドアを開け、車から出てきた人物は 「いっえーい! 成瀬さん? しみ坊どぇーす! はじめましてぇー!」
やったー! ほんまモンのしみちゃんだ! 「はじめまして!」 ほんとに来たねぇ、しみちゃん。お疲れー!
俺もキャプテンも挨拶を済ませ、さっそく職場に車を止めに行き、しみちゃと荷物を俺の「爆釣号」に乗せ、しゅっぱ〜つ! 
ブロロロ、ローン! 楽しいオフ会の始まりだぁー!

 途中、いつも通る名四国道(国道23号)は事故のため大渋滞。でも、初っ端からテンション上がりまくりの俺たちは、もう話し放題。渋滞してるのも気付かなかったよ。冷静なキャプテンが「さっきから、ちっとも車進んでないよ!」 うん? 大丈夫、大丈ぶい! 「渡船の出船時間に間に合わんかもよ!」 うん? だ、大丈ぶ〜い! 俺、ほんと言うと、しみちゃんと会えたことで満足してて、殆んど釣りのことも忘れてたんだ。 まじ、間に合わないかも! 
 それでも、口が止まらない俺は、通い慣れたいつもの道を、時間が無いのに、曲がり角間違えてUターンしたり、キャプテンに心配かけちゃったよ。キャプテン、ごめんよー!

 エサ屋さんの「エサきち玉城店」でそれぞれエサとコマセを買い、アオリイカ用にアジを10匹購入し、キャプテンと二人でやってみようってことになった。アジは、ビニール袋に入れたまま漁港まで運び、漁港に着いたらアジバケツに移し変えることにする。もちろん、重ちゃんに教えてもらったように、大きなケミホタルを1本入れておいたよ。アジって、暗闇でぶつかり合って弱るんだって。

 結局、タッチの差で出船時間に間に合わなかった俺たちは、事前に船長に遅れる連絡をしておいて、2番船で渡ることになった。準備の時間がとれるから助かったよ。忘れ物の無いように・・・ 天気はどうやら良さそうだ。 さあ、がんばるぞー!

 折り返し迎えにきてくれた「とせん丸」。 今日はしみちゃんとのオフ会だから、狙いはグレ。もちろん沖磯に乗るはずだったんだ。2番船だから乗る磯があるのかなぁ?
「船長さん、こんにちわー! 今日は東京から友達が来てくれたんだよ。」
「そりゃ、ご苦労さんだなぁ。成瀬さんたちのために、ソロバン、空けといたよ。」
ありがとー! ・・・って、ソ、ソロバン? それ、内磯では??? 
「今日なぁ、天気いいけど、沖、ウネリきついねん。 今から潮が満ちてくるから、沖磯に乗れても1〜2時間ってとこだからなぁ。」

 俺たち、今日は午後3時までやるつもりだったから、みんなで相談して、まあ、バタバタ磯を替わるなら、内磯でいいかぁってことになったよ。今日はしみちゃんとのオフ会だしね。

朝焼けの中のしみちゃん 船長の空けておいてくれた「ソロバン」は、阿曽浦湾の出口のところにあるテトラ帯の沖側にある磯。二つの磯が並んでいるんだけど、アオリをやるつもりの俺とキャプテンはアジバケツが1つしかなかったので同じ磯に上がることになった。しみちゃんは、声が届く隣の磯。しみちゃん、一人にしてごめんよー! 油断して寝んなよー! 何しろしみちゃんは一睡もせずに、東京から来てるんだからなぁ。
俺たちは、さっそく釣りの準備をした。 一番に竿を出したのはしみちゃん。ふぇー、さすがに早いぜ! ロッドを出す後姿がカッコイイ。俺も、あーいう釣師になりたいもんだな。 次がキャプテン。キャプテンも早いなぁ。
俺は、まずアオリの仕掛けを準備して、続いてグレ用の仕掛けを・・・。相変わらずノロノロだな、俺って・・・
内磯って決まった瞬間に、今日はアオリでいってみよー!って思ってたんだよ。ぶひひ、やったるぞー!

 実は、先回のオフ会、otawakeさんやケムどんとの越前での釣行の際も、アジがエサ取りだったので、思いっきりアオリ狙いをしたんだ。その時は、またまたアジの脳ミソをかじられただけで、上げることはできず。今日は、なんちったって、昨年、出来心で俺がアオリを買ったばっかりに「ウンコ釣師」の称号をくれた、しみちゃんとのオフ会だしな。 なんとしても名誉を挽回せねば・・・
しみちゃんとキャプテン
 まずはグレ釣り。コマセをバンバン撒いて、エサ取りを集める。(なんちっても、アオリが本命だしな・・・ エサ取り、ドーンとこぉ〜い!)
グレ釣りとアオリを一緒にやろうと思うと、どうしてもグレ釣りがおろそかになるなぁ。まあ、真剣にやっても、おんなじ様なんだけど・・
まずは、一投目からコッパグレ。ぐふふ、幸先いいかも!サイズUPするかな? メインのエサ取りは? キタマクラか。 これは分離し易いはずなんだけど・・・まぁ、いいか。 どんどんコマセをウキに被せていく。 手のひらまでのコッパグレが集まっている時は、キタマクラもそんなに気にならなかったけど、グレの掛かりが悪くなってくると、さすがにキタマクラがうるさくなってきた。むむ? まずいかも。

 ちょっと、ここで、雰囲気を変えて、手前にコマセをタップリ打っておいて、竿5本くらい向こうのテトラ際を攻めてみる。 そっちはちょっぴりコマセをかぶせて・・・ ウキがス、スーって消し込む。 いよっ! 軽く合わせると、良い手ごたえ! でも上がって来たのは25センチくらいのグレ。くそー、もっとでかいのを・・・

 もう一度、同じところに仕掛けを入れる。デカイの来いよー! 仕掛けが馴染んだ頃、ウキがツンツン・・・ ちょっと張りを持たせて聞き合せた途端、ド、ドッカーン!! いよっ、来ちゃったよー! 獲物はガンガン突っ込む。 ちくしょー! テトラに潜るなぁー! 仕掛けを信じて、思いっきり耐える。こりゃ、でかいぞぉ! こんな時期に40オーバー来ちゃうかも!? バレるなぁ〜! 俺は必死だった・・・
何度も突っ込まれるのを、竿で付いていき、何とかラインを出さずに耐える。ぶひひ、何とか上がってきたぞぉー! 
やったぁー、巨グレだ・・・・  あれ? この茶色い斑点の大物は・・・・?  なんか、ホームグランドの師崎でよく見るような・・・・ あれ?
なんだ、アイゴだった・・・・。 あー、また騙されたぁ! ヘボ釣師の俺には、感触だけではまだまだ魚種が分からない。
アイゴくん、俺の胸の高鳴りを返してくれよぉ・・・ 40オーバーのアイゴには、楽しませてくれたお礼を言ってお帰り願う。
はぁ〜、力抜けたぁ〜・・・ まあ、気分を変えて、そろそろアオリ狙いで行くか!

 グレ狙いでコマセたっぷり撒いてるから、エサ取りは十分集まっている。さあ、そのエサ取りを食いにアオリも集まってるかなぁ?
2号の円錐ウキに、元気なアジを選んでガマの「お墨付き」にセットする。 あ痛たたぁー! 相変わらずこの仕掛けは食い付がいいなぁ。俺の指は最初から血だらけ。もちッと上手くならんとな。さあ、まずは第1投! そりゃー! タナは2ヒロから始めた。
アジがタナに落ち着いたと思ったら、いきなりウキがスコーン! ふふふ、ここで慌ててはいけない、これはアジが潜っただけさ・・・
でも、ウキが俺の左側で釣っていたキャプテンの仕掛けの方に走ったので、邪魔しちゃ悪いから手前に戻す。と、その瞬間、あれ? なんか重いし・・・ ドキドキ! えっ? これっていきなり? たしかに、過去に経験したアオリの乗っている感触が・・・
えーと、なんだったっけ? 慌てちゃいけない・・・(いきなりで、十分慌てていた) つい俺は、しっかり掛けようと軽く合わせを入れる。
そして合わせた次の瞬間、一瞬竿先に緩みが・・・ フッ・・・  あー、バレちゃったよー!! 
ま、またかよ、俺のバカ、馬鹿、ば〜か! イカ釣りはポンピングしちゃいけないって言ったでしょー! 

 でも、いるいる、いるよー、アオリイカの奴。コマセに集まってきてるなぁ! おーし、もう一度・・・・
同じように2投目を入れると、今度はアジが手前の磯際に走ってくる。で、磯に仕掛けがからまるよーって思った瞬間、また景気よくウキが消し込む! ホリョ、リョー? またかぁ!?  クンと合わせると、乗ったぁー! 今度は落ち着いてドラグを少し締め、慎重にラインを巻き取る。うっしっしー! 乗ってるよー! ホレ、ホレ、あがってこーい、アオリちゃーん! 何度もリールを逆転させながら、それでも海面まで浮いてきた。やったぜ、アオリだ! 「おーい、しみちゃーん、やったどー!」 俺は興奮して叫ぶ。 しみちゃん、俺の声に気付いて「おー、やったー!がんばれー!」 しみちゃんまで手足をバタバタさせてるよ。 おーし、アオリに空気を吸わせて弱らせて・・・ あれ、仕掛けはアオリの足2本の先っちょに引っかかってるだけ。や、やばいかも・・・ 早く弱れー! うーん、タモ、タモ。 タモは俺のすぐ後ろにあるんだけど、振り向いた瞬間に竿先が緩みそうで怖い。 しみちゃんは、ずっと何か叫んでいる。しみちゃん、大丈夫、大丈夫・・・興奮するな。

「キャプテン、かかったよ。タ、タモお願い・・・」   「うん? タモ? 後ろにあるがな。」
そ、そうなんだけど、そこをちょっと・・・・ プツン! あっ、仕掛けに掛かっていたイカの足の1本が切れたぁー! 大ピーンチ!
仕方ない、自分でタモを・・・。意を決した俺が、タモのほうを振り返った瞬間・・・ フワッ・・・  あれ? あれれ?
ふぇーん、またバレちゃったよー!  シクシクシクシク・・・・ 

意気消沈した俺は、隣の磯のしみちゃんに向かって肩をすくめて見せる。 しみちゃん、ごめーん、またバラしちゃったよ。
「成瀬さーん、そんなに竿先上げちゃ、駄目だってー! イカ、身切れするって。竿先、下げろーって言ったのにぃ!」
あれ? しみちゃん、がんばれー!って、手をフリフリ応援してくれてたんじゃないんだ。 
そうか、手を上げ下げして、「穂先を下げろー!」って言ってたんだ。 俺てっきり・・・  

〔今回の教訓〕 「イカは空気を吸わせるもんじゃない。海面ギリギリで耐えよう!」 し、知らんかったぜ・・・

 なんだか、いつものペースになってきた。いきなり2連続のバラシじゃ、先が思いやられるわい。今回も駄目かなぁ。
俺の気持ちの中では、すっかりブルーになってしまって、坊主の二文字が脳裏を駆け巡る。 

やっちゃったよー! ヤッホー、アオリだぜぇー! すっかりスミを吐かせたのがいけなかったのか、3投目はしばらく海面を漂う。で、また磯際にアジがやってきたようで、円錐ウキが寄って来る。さっきはここいら辺りで消し込んだなぁと思った瞬間、スコーン! ほいさー! また来たぁ!
もう、バラす訳には行かんぜー! 今回は、当たりがあってからじっくり待っているので、乗ってくる確率は高い。イカの奴、アジをムシャムシャ食ってんだろうなぁ。
 今度こそと慎重に巻き上げる。途中、締め込みが何度もあり、緩めてあるリールが逆転する。いいよねぇ、このジージーっていう音。でも、常に張りを持たせておかないといけないので、リールは巻き続けたよ。、さあ、姿が見えてきたぞぉ! こっからが勝負だぁ!キャプテンにタモ入れを早めに頼んでおいて、俺は最後の締め込みを耐える。ブワってスミを吐いて、逆噴射、今度は穂先で張りを持たせたまま付いていく。 くそ、今度は逃がさんぞぉー! 掛かり具合もよく、抜き上げられそうだったけど、それでも初物だし、100%取ろうとキャプテンに掬ってもらう。 ほいさ! やったぁー! アオリ、初ゲットー!



踊る、大オヤジ! タララ、リッタ、リッター!♪ 「しみちゃーん、やったぞー! つ、遂にやっちまったぁ! ば、バンザーイ!」 もう大感激さ。 俺はアオリの入ったタモを天井にさし上げた。 
そしたら、なんか、後ろのテトラ帯の中からも「やったー! ばんざーい!」って、声が聞こえたんだ。あれ? だれ? 振り返ると、知らないオヤジがこっちを向いて、やっぱりバンザイしてる! なんか、訳わかんないけど、ひとまず祝福してくれてるんだろうと、「オヤジー! 俺、アオリ釣っちゃったよー! ばんざーい!」  オヤジも負けずに何度も「ばんざーい! ばんざーい!」・・・なんか盛り上がってんなぁ。人のことでこんなに盛り上がれるオヤジもいないよなぁ。 で、オヤジ、どこの誰? どうやってそのテトラに来た?  俺には分からなかった・・・・

俺の釣ったアオリイカとグレ! 初めてのアオリ、じっくり眺めると、目がでっかくて可愛いなぁ。サイズはちっこいけど、嬉しいなぁ。 よしよし、大切にスカリに入れておこっと。逃げんなよー!

 昨年来の念願だったアオリイカをついに釣った俺は、随分気が楽になって、アジを付ける手も軽い。キャプテンはまだグレを狙ってるし。
もっとアジ買ってこれば良かったなぁ。今日は10匹をキャプテンと半ぶっこだから、一人5匹の割り当て。あと俺の分は2匹だよ。畜生、ここは一つ、コッパグレでも掛けてやってみるか・・・・

 俺は、コッパグレを仕掛けに付けてみる。背掛けしようとしても、グレのウロコは硬い。何とか掛け針を通して放り込む。どっぷーん!
しばらくモソモソしてたのかウキは動かなかったが、突然、手前のシモリの中にウキが突っ込む。い、いかーん! 息を吹き返した、コッパグレの奴、危機を察してか、いきなりシモリに突っ込んだ。2号のウキでは動きを止められない。慌てて俺は竿を立てるが、時すでに遅し、ガッツーンとしっかり根掛かり。仕掛けのハリスは4号ハリス。道糸は2.5号。や、やばいかもよ・・・・
あっちこっちへ引っ張るが、全く仕掛けが外れる気配なし。こんなことやってて、アオリが散ってもなぁ・・・ 俺は仕掛けを切る決心をした。
間違っても、道糸までしっかり根に張り付いてるし、ハリスで切れることはまず無いだろうなぁ。道糸を持って引っ張る、ブチッ! あー、やっぱり高切れだぁ〜! 2号ウキちゃん、さようならー! ウキ止め糸の上で切れてしまったので、どうやってもウキが回収できない。無念!

 その後は、やっぱりアジでやろうと、最後の2匹を付けることにしたよ。キャプテンもアオリを始める様子。キャプテンも頑張れー!
アジを付けると、すぐに当たりがある。でも、ここからは、どうしても乗ってこない。2匹とも脳ミソをかじられただけで終わってしまう。ふむ、やっぱり難しいもんだな。

キャプテンもやったぜ! と、今度は、キャプテンに当たり! キャプテン、慎重にね・・・。俺は、タモを準備して、キャプテンのアオリが上がって来るのを待つ。キャプテンもドキドキだよね。海面まで来た。しっかり掛かってるぞ! すかさずタモをイカの下に入れる。
やったー! キャプテンもゲットー! ぶふふ、二人とも、遂にアオリを釣っちゃったのだ。俺たち、仲良しー!
キャプテンも記念の写真を撮って・・・・  あー、良かったねぇ。 俺たちは初体験にニコニコだったよ。

 その後、キャプテンが2匹のアジを譲ってくれ、俺も頑張ったが、どれも脳ミソを食われただけで乗らず。でも、今日の阿曽浦はアオリの魚影が濃かったなぁ。俺、7匹のアジ使って、全部当たりがあったもんね。脳ミソかじられているから、絶対アオリだよ。ほんと、もっとアジがあったなぁ。ちょっと残念だったよ。

キャプテンのスカリを釣ったしみちゃん! このあとは、キャプテンも俺もグレ釣りに戻る。しみちゃんが、テトラ向きに仕掛けを出しているから、あんな所にグレがいるのかしらん?って思ってたら、キャプテンのアオリやグレがいっぱい入ったスカリが海面を漂ってるし(しみちゃんは、それを見事自分の仕掛けで回収したんだ。おみごと!)、キャプテンを助けたしみちゃんは、波で足元を洗われてバッカン、エサ箱なんかを流されるし・・・。
みんなで大騒ぎしてたら、磯上がりの時間になっちゃったよ。

 釣果は、俺たちアオリを釣ったものの、肝心のグレ釣りは、さすがに内磯だけあって、コッパのオンパレード。でも、楽しかったぁ!
帰りには、阿曽浦湾内に大量のワラサのナブラが立ち、ものすごい鳥山ができているのを見たんだ。しみちゃんに言わせると、これはすんごいらしい。何百メートルにわたるナブラは、10トン以上の70センチ級のワラサがイワシを追っかけてるんだって。10トン以上なんだよ。すごいねえ。ジギングが本職のしみちゃん、船で追いかけて釣りたかっただろうなぁ。船長もこんなナブラ見たことないんだって。

 あー、久しぶりの阿曽浦、やっぱり磯はいいよねぇ。これから、いよいよ本格的な寒グレシーズンに入っていくから、またまた阿曽浦シリーズの開幕だよ。昨シーズンは俺だけ40オーバー釣れてないからねぇ。まだまだフンドシ担ぎの役から抜けきらないから、なんとしても今シーズンは釣らないとな。がんばるまん!

 しかし、しみちゃん、カッコイイ釣師だな。俺も、ビジュアル派の釣師を目指してたはずなんだけど、自分の意思とは関係無しにどんどん太っちょになってるからなぁ。ちと、しみちゃんを見習わないとな。それにしても、しみちゃんの話、「ウキ製作」、「竿製作」、「永吉号製作」、「仕事の話」に「将来の夢」・・・・・どれをとっても本格的で、おっもしろい! 年は同じくらいでも、こういう奴っているんだよねぇ。
 俺、今回、しみちゃんに会って、まじ、俺ももちっと頑張らないとなぁ〜って元気貰っちゃったよ。同世代の奴がこんなに頑張って人生楽しんでんのに、小っちゃなことで悩んでいられないなぁって。 
いるもんだねぇね、世の中には、すごい奴って。 ものすごいテンションで一日が駆け抜けてッちゃったよ。 良かったなぁ、今回のオフ会。

し、しぶいぜ・・・あらよっと・・・か、かっこいいし・・・

 しみちゃん、また来いよー! って、言うか、今度は俺たちが金谷磯に行かんとな。しみちゃんが来てくれたように、今度は俺たちが関東に進出なのだ。 あー、楽しみだよー!そん時が。
 こうして、帰りもまたまた、しみちゃんの怖い話なんかでメチャ盛り上がったまま、俺の「遥かなる道へ」の第18歩目は幕を閉じたんだ。帰りも全く距離を感じないまま車は進んだよ。
しみちゃん、もう40時間以上、そのテンションのままでしょ? し、死ぬかも・・・ アーメン!


PS ということで、今回は、しみちゃんを東京から迎え釣りは終わったんだけど、実は、今回のオフ会のメインはここからだった・・・

そこは異様にハイテンションなオヤジたちの修羅場・・・・
誰が、こんな舞台を用意したのか・・・

マスクマン、パツキン、馬面 登場!いきなり、マスク、金髪、ウマの面でレストラン「じゃんぼ」に乗り込む俺たち・・・  
みんな40代だぜ!
レストランの受付の女性、一瞬ビクッとした・・・
「おたわけ・・・あっ、いや、み○も○さんは・・・・??」
「あっ、はいはい、二階でございます・・・」

そこには、いつものごっついOtawakeさんと、妙に光り輝く温厚そうな紳士が・・・・
「わ、wakaさんにちがいない・・・・・かなりの確率で・・・!」 なぜか、後光が差して見えたぜ・・・
テーブルにはご馳走が・・・。す、すごいぞ!

otawakeさん作 アオリのイカソーメン!ケムどんもちょっと遅れてやってきた。
俺たちは、たっぷり自慢をしたあと、釣ってきたアオリとグレを、このレストランのシェフであるotawakeさんに捌いてもらうことにした。
やっぱりプロの作るお造りは違うよねぇ。 メチャ旨そうだった。さすがに本職の包丁捌きは違うな! ね、値段もついてるし・・・!



もう、どうにも止まらない〜♪とにかく、もう、宴会はハチャメチャに楽しかった。さすがにしみちゃんはアルコールが入ってダウン。
そこでみんながイタズラを・・・  あはは! もう、訳わかんないぞ。 もっと行けー!

俺たち、チームでもなんでもないんだけど、何でこんなに楽しいのかなぁ!? 
豊富なキャラが揃ってるよなぁ。俺は、こんなに真面目なのに・・・ みんな、すごいぞ!

てなことで、最後になんと千葉から送られてきたシュリンプさんの「桃入りケーキ」が登場!
ここで、シュリンプさんの名前を聞くとは・・・ おっどろいたぁー!
時計は午前0時を回り、床で寝そべっているしみちゃんを魚に、コーヒーとケーキで酔いを醒まし・・・
アーン、もうお開きの時間になっちゃったよー!

で、みんなに名残惜しかったけど、別れを告げて・・・
ぶふふ、実はまだ終わらない・・・  寝てるしみちゃんを「爆釣号」積み込んで・・・

ここは、もう寒かった・・・紀東の海から、岐阜のレストランへ・・・そして、最後は晩秋のひるがの高原へ・・・
着いた所は、駄目小屋。 うひぃ〜、こっちはやっぱりちょっと寒いなぁ!
時計は午前2時を回ってたよ。 その日は、ついた途端にみんな爆睡!

次の日は、otawakeさんが持たせてくれた、昨日の残りのおでんを突付きながら、一日中、尽きない話・・
最後は、ふもとの温泉入って帰ってきたよ。

学園の駐車場には、しみちゃんの愛車「永吉号」が・・・
「こんなん、乗ったことないでしょ? メチャ面白いから、乗ってみたら? 」
えー!? しみちゃん、乗っていいの? まじ? うーん、ドキドキだぁ!

キャプテンの後、永吉号のバケットシートに太い身体を潜り込ませる。 車高、低いなぁ・・・
地をはう感覚ってのはこのことだな。 
アクセルをちょっと煽る。「バオーン!」 うひゃー! エンジン音がダイレクトで室内に入ってくるよ。
って、言うか、遮音板、入ってないし、この車。これで東京から来たのね、しみちゃん。

「永吉号」は、まんまカート感覚だった。 何年ぶりかのノンパワステ。お、重いぞ、ハンドル!
シフトは、上手に回転を合わせなきゃ、鳴きっぱなし。
ハンドルの動きに、車はクイックに曲がる。ロールも殆んど感じない。 す、すげー! 
メチャ、面白いよ、この車。 いいなぁ、これ。 さすが、しみちゃが手を入れてるだけあるなぁ。
エアクリーナーなんて、ドラえもんの弁当箱で作ってあるんだぜ! マフラーもエキパイも電気配線もみんな 、自分でやり直したんだって。 

しみちゃんと俺あー、しみちゃん、もう帰っちゃうのかぁ。残念だなぁ。 俺たちは、最初に出会った「東名三好IC」までお見送り。 もうお別れだよー。

しみちゃん、あんがとね。この2日間は、最高に楽しかったよ。 また、やろね。
俺たちは、ブロロローってゲートに入っていく「永吉号」の後ろ姿を見送ったよ。
しみちゃん、まじ、またやろうぜ!

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