ストラップピンをどこに打つか。
立って弾く人はストラップピンを打ちたいと思う時がありますね。

どこに打つかは昔よりもシビアになってきました。
なぜなら,ボルトジョイントのギターが多くなって来たからです。

ボルトジョイントの例を少しコリングスの例で見てみましょう。




2本のボルトが入っているのがわかります。

ボルトジョイントと言ってもすべて同じではなく,2本もあれば,1本もあります。
ボジョアのボルトはまた違った方向に入っています。

マーチンの16シリーズ以下はボルトジョイントになりますが,センターに1本ですね。

それでコリングスは以下の様に打ちなさいというのです。



もちろん下穴を2.5ミリドリルで15~20ミリの長さに入れておかないと,ネック材のように乾燥した硬い木材は割れますよね。

下穴なしでいきなりドリルを入れてひびが入った方がいます。
(それが高い新しいギターだったりします。  o(ToT)o ダー)


でもストラップの以前のページにあるように,この上記の図の位置にストラップをすると12F以降を弾く際に邪魔になります。

これは好きではありません。

ダブテイルジョイント(あり溝)を採用する昔ながらの製法のメーカーはヒールキャップ(ネックエンドの3角)に打っていいので楽なものです。

(≧∇≦)b OK!


マーチン,ギブソン,ラリヴィーなどはそうですね。

ですが,最近は前述のようにボルトジョイントの時代ですので,ヒールキャップに打つとつないでいるボルトに触る可能性があります。


以前にテイラーにヒールキャップからドリルを入れてボルトが見えたと騒いでいた方がおられました。

o(ToT)o ダー

フォルヒ,テイラー,その他多くのメーカーがボルトジョイントです。

どうしましょう。サイドに打つのはどうでしょうか。





上の写真はヤマハのギターですね。


押尾コータローもサイドに打ちますよね。
ヒールキャップに打つよりもギターが自分に近づいてくる感じで安定している気がします。

ロックピンはあまり好きではないので,少し頭が大きいタイプのものがいいですね。

それで,ピックボーイのストラップピンをいつも使っています。




透明のワッシャーとピンとねじがセットです。
どこでも楽器店で売っていると思います。




まずはネックブロックの幅を測ってみましょう。

60ミリあるようですね。

ちなみにフォルヒはこの紙をはがすとボルトが出てきます。




センターから30ミリのところまでネックブロックが入っていることになりますね。
でも端ぎりぎりにねじを入れてブロックが欠けたり崩れたりはいやですよね。

それで,端に数ミリの余裕を持たせる必要があるかなと思います。
5ミリくらいかな。失敗できないカンの世界ですね。





テープを貼って超えないようにラインを決めます。





バランスからすれば,ボディの深さの中央に取り付けしたいのですが・・・。

ネックブロックの端から5ミリ取ると,ネック側にピンが寄って来ます。

それで,ボディの中央の位置にすると,ネックとストラップピンがくっついてしまいます。


(≧▼≦;) アチャー


それで,少しだけ,バック寄りになります。

ネックにピンが完全にくっつくと今度は厚みがあるストラップが入らないですよね。

ピンの真ん中にキリでドリルが逃げないようにしるしを付けます。





ドリルも17ミリ以上深く入り過ぎないように黄色いマスキングテープが巻いてあります。

2.5ミリのドリルで100円ショップのものだったかもしれません。

あまり回転を落としすぎるのもきれいに仕上がらないと思いますよ。





付きました。

やや後ろ側ですが,ヒールキャップよりももっと安定していると思います。

この位置に最初から打ってくれるメーカーも少ないですが,ありますよね。
ドライゼンターさんはここに打っていると思いました。




フォルヒのペグが金色なら金のピンを打って,クロームならクロームのピンを打ちます。

一種のおしゃれでしょうか。


ヒールキャップに打つと売る際には,そのキャップだけ新しくすればわからないのでその方がいいとか言いう方もいましたが,売るときのことよりも,いい演奏が出来るようにするのがいいような気がしますね。

ヒールキャップ交換にお金かけたら同じだったりして。


ププッ ( ̄m ̄*)



一応内側からネジがはみ出ていないか見てみます。




きれいなものです。

全くはみ出しはありません。



サイドにピンを付けられる方は言うまでもないことですが,自己責任でやりましょうね。

(ノ^_^) ハイ!


ボルトジョイント時代にはボディサイドにストラップピンを打つのが良いような気がしますよ。





実験室へ戻る