90814日 毎日新聞)

「外登証世界の旅」終着  海部首相に郵送

   在日朝鮮人ら抗議の返却 

指紋押捺(なつ)拒否などを続け、外国人登録法(外登法)の反人権性を訴える
在日・韓国・朝鮮人らが十四日午後、海部首相あてに外国人登録証
(外登証)を郵送
した。いまだにあいまいな植民地支配の清算を求める抗議の返却で、外登証は十五日、
首相官邸に到着する予定。返却したのは、在日朝鮮人二世の金成日さん(
39
=兵庫県尼崎市東園田町▽在日中国人二世の徐翠珍さん
(43)大阪市西成区"
五人の外登証。

金さんらは外登法の差別・反人権性を世界に知ってもらおうと「外登証世界の旅」を
企画。今年三月、韓国、南アフリカ、アメリカなど八カ国の民間支援グループに
42人分の
外登証を郵便などで発送。返送されてきた外登証は五月から今月五日まで「日本の旅」で
九都市で展示された。返却は「もう外登証は
,永久にいらない」という""の仕上げ。金さん
や徐さんは
14日午後一時前、大阪市北区の大阪中央郵便局を訪れ、透明な封筒に一通
ずつ外登証を入れ、速達で送った。金さんは「朝鮮半島の植民地支配やアジアヘの侵略政策は
謝罪では解消できない、戦後はまだ終わっていない」と話している。

        

 

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