毎日新聞 2000.10.9

外国人登録証を法相あてに返上  大阪などの4人

 外国人登録法の常時携帯義務制度などに反対する近
畿や四国の在日外国人4人が8日、外登証返上を宣言し、
法務大臣あてに自分たちの外登証を送った。外登
証返上の運動は1990年から5回目で、返上者は通算14人になった。

 返上したのは大阪市天王寺区の呉光現さん(43)、
香川県在注の女性(46)ら永住資格を持つ在日1,2世
4人。この日午後、大阪中央郵便局(同市北区)に支
援者らと共に集まり、配達証明付きで郵送した。

 身分証の携帯を外国人にだけ義務付ける制度は世界
に例がなく、国連規約人権委員会は93,98年に日本政
府に是正を勧告している。返上者の外登証は法務省
から「本人に戻すように」と居住自治体に返送されてい
るが、兵庫県と大阪市、豊中市は今年、保管していた計
8枚を法務省に送り返した。「地方自治体のあり方を
示した」との評価もあり、同省と自治体の対応が注目
される。【大平誠】

 

 

                            戻る