私の凶徒新聞評(2) 2006/09/03

 京都新聞は、共産党員のビラ巻きで不法侵入が問われた裁判で、東京地裁が無罪判決を出したことに「表現の自由が守られた」と大喜びし、住居に不法侵入された側の権利などそっちのけ、という主張をしています。これは、京都新聞社の前で京都新聞の不買運動チラシを撒いてもよいという主張だとも思われ、熱心な京都新聞読者としてはその寛大さに涙が止まりません。
 それと同じページの「窓」という読者投稿のコーナーには、靖国批判をした投稿者の家に中傷の手紙が届いたことに触れ「卑劣極まりなく、大変残念だ。反論があるなら正々堂々と理非を論ぜよ」という京都新聞社のお怒りが載っておりました。その通りだと言いたいところでしたが、靖国参拝に反対の意見ばかりを紙面に載せ、賛成の意見は一切無視し、採用しようとしない京都新聞社の姿勢に問題はなかったのでしょうか。
 そのあまりにも一方通行な姿勢が、残念ながら中傷の手紙へと繋がったのではないですか。しかも同じ日の「市民版」には「ヤスクニ、ノー」という小泉総理の靖国参拝反対集会を取り上げ、わが母校、立命館大学の学生の反日活動を取り上げていました。反対意見に耳を傾けようとはしない京都新聞。「正々堂々と理非論ぜよ」という言葉をそのままお返ししたいです。


私の凶徒新聞評(1) 2006/08/20

 自民党の加藤鉱一衆議院議員の実家と事務所が全焼したことについて、京都新聞は社説で「言論脅かす蛮行許すな」と書いています。加藤議員が靖国神社参拝反対を主張しており、実家と事務所が燃やされたのは、靖国神社参拝を肯定する右翼の仕業で、こういった行動は言論テロで許されない行為だとしています。まったくの正論で口を挟む余地はないと言いたいところですが、果たしてそうでしょうか。
 こうした言論テロは今回以外にもありますが、京都新聞はその都度批判をしてきたかと言えば、そうではないからです。京都新聞は靖国神社に否定的な論調ですが、これと意見の同じ加藤氏が狙われた場合は今回のように社説で批判をしますが、北朝鮮による拉致被害者である横田さんが写真展を妨害された時や、東京都の杉並区での教科書採択で左翼団体が妨害行為を繰り返したことについては、逆に左翼団体のことを「良識的な市民団体」として記事に書くなど、同じ言論テロにも関わらず、批判をしませんでした。
 共産党員の違法なビラまきや、日経本社への火炎瓶事件などでもそうですが、自分たちに都合のよいことのみを取り上げるという姿勢は、公平さを求められる言論機関としていかがなものかと言わざるを得ません。
 そしてもう1点、小泉総理が終戦記念日に靖国参拝をしてことについての世論調査で「過半数が支持をする」としたのに対し、新聞紙面では「次期総理の参拝44%が反対」という見出しを掲げ、細かく読まないと「過半数が支持」したことがわからないという仕掛けになっています。
 小泉総理の参拝は51%が支持、41%が反対で、これがメインの質問のはずですが、こうした「都合の悪い」結果は大きくは載せずに、次期総理の参拝の是非に話題をすり替え「参拝すべきの39%を反対が大きく上回った」としています。
 それ以前の靖国神社に関する特集では京都の大学の教授を取り上げ、見開き2面の内の8割以上の紙面を靖国反対の意見で埋めるなど、とても公平な記事とは言えない内容でしたが、靖国神社参拝に賛成する人はどんな世論調査でも半数近くはあるという事実を踏まえ、公平な報道をしてほしいと思います。
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