キタジ駅西店は、店舗統合のため9月20日(木)をもって閉店いたしました。

  

はんこ百年 キタジ

時代は明治維新、初代 北地武明は加賀藩印刷所にろくむ武士でしたが、廃藩置県に伴い、職を失うはめになりました。

当時の印刷所は、いわゆる瓦版かわらばんと同様に版木を彫り、版画のように印刷するもので、藩の書物をはじめ政令となる書類を印刷していたとわれています。

初代武明は、それまでの専門性を何とか活かせる仕事をしたいと念じ、明治8年にハンコ屋を創業しました。

明治3年に平民苗字みょうじ許可令、明治8年に平民苗字必称義務令が発令され、需要が見込めるようになったのも背景として想像されます。

創業時には、現在の金沢市役所広場の位置にありましたが、大正11年 旧庁舎の建設に伴い、現在の地へ移動しました。

以来143年、今日まで脈々とハンコ屋を営むことができました。ちなみに現在の店主は北地家9代目、印章業継承5代目となります。