Photo Album

 

 

 

 

 

 

 

PHOTO ALBUM  早春の賦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

辞書によると…

 

『賦』 とは 比喩(ひゆ)などを用いないで感じたことをありのままによむ詩の叙述法

 

あるいは 「韻をふむ」ともある

『賦』 は 語呂合わせのためだけに『早春』に加えられた

さして意味のない音 ということか

 

 

春は名のみの 風の寒さや
  谷の鶯 歌は思えど…

で知られる春の歌

 

 

 

 

 

久方ぶりに訪れた 解禁直後の 残雪の渓流

 

 

 

 

なぜ 釣り糸をたれるのか と聞かれれば 返答に困ってしまう

憬れの陸封魚 鱒に出遭えなくても

立ち止まって 胸いっぱいに息をして 空の雲を眺めると 

頭の中で よどみ 忘れてしまっていた何かが

ゆっくりと さわやかな音を立てて流れ始める

 

それぞれの物語にも 四季の風景にも 『賦』 があって

その意義や目的をおもしろくしているのではなかろうか

そして 言葉ではない音 『賦』 が 人を豊かにするのだと思う

早春賦』 (そうしゅんふ)

 

 

 

No.79

2005.03.17

 

 

 

 

 

 

 

 

<<<<<Back                   Next>>>>>


 

 <Page Back