Photo Album

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PHOTO ALBUM   太陽の贈りもの

 

 

 

 

 

 

 

泉州の海に沈む夕日が こんなにも美しく輝き 西の空を赤く染めていく

 

ほんのわずかの時間  ありふれた

けれども

音のない確かなどよめきを 僕たちに投げかける                                                     

          刻々変化する雲の色をただただ 見つめつづけた

 

 

 

 

ふと気づいて 後ろを振り向けば

 

 

背中まで  夜の帳(とばり)が迫っている               

        美しい夕暮れにかわって  孤独な闇を連れた 沈黙が訪れる

 

 

 

そして 眠れぬ夜をいくつ招いたろう

 

 

次の日

何事もなかったかのように 同じ太陽が また 昇る

天高く

 

文字通り そこら中を 白昼のもとにさらけ出し……

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━ 午後 ━━━

稲刈りを待つ 田んぼの傍ら

過ぎ行く夏を惜しむように ひまわりが咲いていた

何匹もの蜜蜂が 太陽の花 ひまわりの蜜を集めている                        

陽を追って回るという意味で名づけられたが、実際にはほとんど動かない

 

 

くるくる動き回っているのは僕らのほうだ            

        些細なことに一喜一憂 右往左往している

 

辛辣な昼であっても 孤独な夜であっても……夏だろうが 秋だろうが 

蜜蜂にくすぐられようが なにをされようが、かまわず    .

言葉ももたず凛と咲いている

 

 

             ひまわりは知っているからだ

次の日も また次の日も そして次の日も

陽の昇らない明日などないことを……        .

 

 

 

 

 

こんなところにも 命は輝いている

 

明日を信じる力を その小さな体にみなぎらせ……

 

 

No.7

 

 

No41

2002.09.25

 

 

 

 

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