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PHOTO ALBUM  お そ れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨にも負けず 風にも負けず

夏の暑さにも負けない丈夫な体をもった

 

この主人公に 名前はない

   


一日に少しの玄米と野菜を食べ

雑草のように生きていく



皆に「でくのぼう」と呼ばれ、

あてにもされず、苦にもされず、

まるで生きる罪をあがなうように

宮沢賢治はそう願った

 


 

私も願わくば あやかりたい・・・・・           

            草兵衛の名はここから頂戴した


・・・・・・・・・・・・・いったい

彼は孤独とどう向き合ったのだろう

 

 

あばら家の 格子から差し込む 緑の光の束につつまれるだけで

満ち足りたのだろうか

 

 

 

 

 

朽ちていくものを 慈しみ、哀れみ

そして涙しのただろうか

 

 

いや

 

 

そうではない

 

 

西に東に奔走するうち

おそらく彼は

多くの人に慕われ 愛され

その人たちを こよなく愛したに違いない

 

代償を伴わない無償の愛で 大地を耕し

束縛のない広い愛で 収穫をわかちあったのだろう

 

彼は最初から 孤独など おそれてはいなかった   

 

 

 

 

 

 

 

 

--- しんげむほう ---

 

 

 

 

No30

2002.06.03

 

 

 

 

 

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