「春情蛸の足」

この短編集の中では、特に『味噌と同情』が好きです。

若い頃読んだ時にはそれほど興味がなかったのですが、

年々好きになってくるのは歳のせいかしら。

ここに出てくる和食、白味噌雑煮、かやくごはん、

土筆、すじ肉のドテ煮が大好きになってくる今日この頃です。

---by たんぽぽ様(2004.2.25)---


素敵なタイトルだったはずが...。たしかこんなタイトルだったと思う。

短編ものだったので、お風呂の中で読みました。

特に「たこ焼き」が好きで、たこ焼きをこんなにもほくほくと、

愛情を込めて、いかにもおいしそうに、

甘い人間関係を絡めながら描けるのは、

やはり田辺聖子さんしかいないでしょう。

「こんな楽しみ方があったのね〜」とうっとりしました。

また、「すき焼き」の男はほんまに、あったまにきたけれど、

すき焼きにつられて小言を言われながらも、

一緒に食事をする光景は頷けました。

食べ物ってなんて、魅力的で、怖いんだろう...。

別の本ですが、またうまそ〜な、「葱たっぷりのお好み焼き」を食べながら、

男が女にプロポーズする所がありましたが、もう、バカみたいに感動しました。

また、お味噌汁も、普通のOLが休日には、だしから作るシーン。

何というか、本当のゴージャスってこんな事じゃないのかしら?

頭がボーッとします。

田辺さんがいてくれて、私は幸せ!!!

ーうめ様  2006/7/20up−