2007.1





折角始めたのに、何となくやめてしまったことが色々あります。

大きな理由もなく、と思っているのですが

よく考えると、やはり理由はあるんですね。



顔のマッサージ、とても効果があって喜んで続けていたのに

年末から一度もしていませんでした。

忙しかったこともありますが、今年になってもう二十日

そんなに忙しい日々が続いていたわけでもなく

忙しくても続けていることは沢山あるのに。



「田中宥久子の肌整メイク」という本で続けていたマッサージを

私のあんまり好きではない女の人に「私もやってるのよ」と言われて

何となく嫌になってしまったのでした。

ほんとに、私はだめですね。



マッサージクリームの蓋にうっすら埃がついているのを見つけて

どうしてやめてしまったのか、丁寧に考えてみました。

彼女がしていることと同じことをしたくない、という気持ちが

蓋の埃のようにうっすらと私に積もっていました。

私はあんな風ではない、あの人とは違う、という埃・・・



埃を拭いて、蓋を開けて、いい匂いのクリームを指にとると

何となく自分が笑えてきました。



億劫になってしまっていること、

その理由をちゃんと自分に問いただすのは

とても必要なことですね。

明らかに明るく張りを取り戻した鏡の中の自分の顔に

私はもう一度笑ってしまいました。

−2007.1.23−





 

好きなことを・・・

今年、私は年女です。

本当に長い年月を生きてきたと思いますが、

平均寿命を考えるとまだ先は遥かなようにも思います。



若い頃に考えていた「年齢」と、今実感する「年齢」との間には

随分と隔たりがあり、この年でもまだ何もわかっていない、と愕然としています。



昔、私と同じ年齢の人はもっと賢かったように思うのですが。

年明けにテレビで箱根駅伝を観ていて、古い記録映像の中の

「大学生」たちの大人の顔に驚嘆してしまいました。

今はみんなもっと子供顔ですね。



それと同じで、私なんかまだまだ先も後も語れない「子供」だなあと

本当に思います。馬齢を重ねるというのも馬に失礼なようで・・・。



でも、時はありがたいものです。

もう子供たちも独立して、一つの責任は果たしました。

これからは、「好きなこと」をして暮らしたいと思います。

六十枚以上出していた年賀状も去年から整理して

本当に好きな人だけに出しています。

本当に好き、という人は私、あんまり多くありません。

今年は二十枚と少し、書きました。

「好き」と言うのは理屈ではなく、また、好きではないということが

即、嫌いということにも繋がらないのですけれど

年賀状もよこさない無礼なやつ、ということに私はなっているかもしれません。



でも、もう、いいのです。



もういい、これはもう必要ない、と自分の周辺をシンプルにしていくことが

これからは何より大切、と思います。

これから、私は動きが不自由になって、精神も脆弱になっていくことでしょう。

それが肉体の常です。

生身の身体にかかる負担を軽くすることが、心も軽くすることだと

半年の入院で私はつくづく思い知らされました。



本を読むこと

料理をすること

かわいい物を買うこと

そして、旅



これが一人でできる好きなこと。

一人で、というのが私は好き。



今年は「好きなこと」に心砕いて過ごしてみたいです。

自分が何を好きなのか、

そこに「私は何をしてきたのか」が隠されているように思います。



−2007.1.5−