2006.10








好・き・な・仕・事


私の周囲には

「本当はこんな仕事したくなかった」

という人たちで満ちていました。



まず父がそう。

嫁いだ夫の父もそう。

姑もそうでした。



家庭を支える人が

本当はしたくない仕事をしていると聞くのは

辛いものでした。



少し大人になると

世の中は好きなことを仕事にしている人はとても少なくて

本当はこんなはずではなかったと思いながら

生活のために好きではない仕事を続けている人のほうが

圧倒的に多いのだと知りました。



私は

幸せにも好きなことだけして暮らしています。

誰かにむかって

「実は私は・・」と言わねばならぬことはありません。



長男は

好きな仕事をして行く道を選びました。

好きでなくてはできない仕事を選んだということです。

まだ、それだけで食べていくことはできません。

でも、彼の父方の祖父も母方の祖父も

きっと許していてくれると思うのです。



「こうみえても

実は

私は・・・」



暮らしを支えるのはとても大切で尊いこと。

沢山の夢を諦めて

ホゾを噛んで

それでも責任を果たした沢山の人たち。

その人達がもらした溜息のようなコトバを

好きな仕事をしている者は忘れてはいけないのですね。



「私が本当にやりたかったのはね・・・・」



遠い山の峰の真っ白い雪です。

いつのまにか、消えてしまう美しい夢。



今夜もヘトヘトでもどってくる長男は

その雪がいかに冷たく命さえ奪うものであることを

きっともう、しっかり知っていると思うのですが・・・・・。






−2006.10.19−








先日、朝起きると、枕元にマハちゃんが座っていました。  

夜のマハちゃんはリビングのソファーが定位置ですから

誰かが連れてきたに違いありません。

日付が変ってから帰宅した次男、

彼は年内には東京転勤が決まっています。

すっかり眠っていた母親の枕元に何を思って

この小さなクマを置いたのでしょう・・・。

入院中もずっと一緒にいてくれたマハちゃん

ハワイに家族旅行した時、

デパートのバーゲンワゴンの中で

次男が見つけました。

お腹に大きなキャンディーの箱をくくりつけて

今よりもっと怖い顔をしていたように思います。

それからもう九年、マハちゃんと次男はどこか一心同体のようです。

出先でかわいいぬいぐるみをみつけても

「マハが怒る」と、買うのを止めるのは次男です。



いくつになっても

親は必要なのだ、と思います。

男の子も女の子も

親が要らない時期なんて来ないのだと思います。

それは親離れや子離れとは違う次元の話。

愛していること、愛されていることに

期限はないのですね。 





田辺聖子さん原案の連続テレビ小説が始まって

おかげさまで「夢小箱」へのアクセスが急増しました。

管理にも神経を使います。

なかなか雀のあしあとに手がまわりませんでした。

今月出会った美しいものたち、まとめてご紹介させていただきますね♪



秋の薔薇 イヤリング作りました



三段峡の滝  蒜山高原 




今日もあの渓谷の道端にこの花は揺れているでしょうか・・・

−2006.10.14−