2006.1




明日を生きるために

  

「西遊記」って、こんなお話だったかな、と思いながら

楽しく見ています。


「人を閉じ込める最も強力な檻は、叶った夢だ」

「現実を把握しないことは、明日を無くすること」

ただの猿の冒険の話ではなかったのですね。


一年前の今日、乗っていた自転車に後ろからバスが追突してきました。

そして、私は今、杖なしでは歩けません。

これからもどれくらい回復するか、後遺症の程度もまったくわかりません。

自分の現実をしっかりと認めて、私は私の明日を獲得します。


地面に転がされて、私は、家族以外の二人に電話しました。

そのことを心から誇りに思います。

利害を離れて、死ぬ前に、そのことを知らせておきたい人が、

私には家族以外に二人もいるのです。


今日は・・・怖かったです。

胸がしめつけられるような気持ちで過ごしました。

きっと来年は、どこかで酔いつぶれていることでしょう♪

−2006.1.24−


親切の方法



車椅子⇒二本の松葉杖⇒一本の松葉杖⇒杖



約一年かけて上のように外出方法が進化してきた(笑)私ですが、 

自分も含めて、ちょっとした手助けをしたい、と思っても 

その方法がなかなかわからないことがあります。

どうしてあげたら一番いいのか、を、

私がどうしてもらうと一番ありがたいか、と考えてみました。



車椅子の人で介助者がいる人もいない人も、一番怖いのは
接近してこられること、なんです。
自転車、子供、携帯電話をしながら来る人、また、後ろをむいて
手を振ったり、喋ったりしながら歩いてくる人・・・。
少しでいいから余裕をもって、まず車椅子を通してください。

松葉杖は突いている側でなく、反対側の足が悪いんです。
両松葉の場合はどちらが悪いのかわかりませんが
片松葉ならすぐにわかります。そちら側にぶつからないようにしてほしいです。
エスカレーターで、前に杖をついている人がいたら
すぐ後ろにつかないで、ちょっと余裕を空けてください。
自転車に乗って後ろからベルを鳴らされても
松葉杖や杖では、すぐに横に移動はできません。
松葉杖と杖で一番できないことは素早い動作とバックです。


電車に乗って、空席が沢山ある場合でも
もしあなたが入り口のすぐそばの椅子にいて
松葉杖や杖の人が乗ってこられたら
その席を譲ってあげてください。
すぐに降りられる、ということは、とても安心するものなのです。




「通販生活」というカタログ雑誌に

目の不自由な人に対する「ちょっとした方法」が載っていました。

視覚障害者の方が困っていらっしゃるようなら、

まず「お手伝いしましょうか」と、声をかけること。

突然体をひっぱったりしないこと。

この突然、というのがとても怖いのは私も同じです。

さて、それから、誘導してあげる時は、

’鬚ぞ鵑鮖っていない側に立って

⊂鵑鮖っていない手をあなたの右ひじにつかまらせてください。

そしてつねに半歩先を歩いてもらうと、

いちいち「階段ですよ」などといわれなくても自然に次の行動が予測できます。

け悗離曄璽爐撚色い線の外側に立っていたり、

明らかに危険が差し迫っている時は

「ストップ!!」と大声で叫んでください。




視覚障害者も肢体不自由者も、

せっかくの親切を場合によっては「大丈夫です」とお断りすることがあるかもしれません。

でも、声をかけていただけるのはとても嬉しいものです。

それだけで、その一日心楽しく暮らせることもあるのです。

あなたのひとことが、障害と闘う人の力になるのです。

色々なケースのそれぞれの「親切の方法」が、

広まるといいと思います。



−2006.1.10−