小さな送別会をしてきました。

始まりは、シャンペン、「ランソン ブラックラベル ブリュット」



次はメンバーのご夫君で私のワインの師匠からのお心づくし、

シャトー・モン・ペラ2001です。
(クリックで大きくなりますよ)



前菜は鰹とカリフラワーのムース、お魚は金目鯛のグリル


お肉はグリーンペッパーが効いていて柔らか。

デザートのチョコのジェラートには珍しい湖の塩が。 





Tちゃん、長い間、ありがとう♪

色々私を助けてくださったことも、感謝だけれど

それより何より、私の傍にいてくれて、ありがとう♪

いつも清らかな何かに触れているようで

あなたが欠席している時は、淋しかったです。



私、なあんにもできなかった。

ただ、笑ってみてるだけでした。

それなのに、あなたはどんどん大きく育っていって

とうとう自分の夢の扉を開いて

私の傍から旅立っていきます。



行ってらっしゃい!

私、また何もできないけれど

ここで見てます。

何かあったら走っていくからね。

何かあったら走ってきてね。



小さなあたたかなお別れの会。

誰もがおんなじ気持ちでした。

お料理、おいしいけど。

ワインもおいしいけど。



  .................あなたがいなくなるなんて

信じられない。

 




−2005.9.28−

 
玄関の下駄箱の上に生のお花を飾るのは

母から受け継いだ習慣です。


母は花屋さんから買ってきたのではない

野の花を飾るのが上手でした。

母の少女時代は戦争もあって、

実母を小学六年生の時に亡くしたこともあり

お茶やお花を習ったことがありませんでした。

私が年頃になってそういうお稽古事を始めると

心から嬉しそうでした。

先生から教えていただいて飾る花を

母は「やっぱり違うね」と親バカで

褒めてくれましたが、

小さな煎茶の急須や、冷酒の徳利に母が生けた

昼顔や赤まんまの可憐さにはかないませんでした。


花を生けると狭い玄関がパッと明るくなります。

優しいプレゼントが入っていたお洒落なバッグに

トマトソースのガラス容器を入れて

カーネーションを飾ってみました。 



−2005.9.23−


探し物



探してます、このスパイシーソルト。 

ドイツ土産に貰ったもので、ミルで岩塩とシーズニングをひきながら使います。

チキン・シーズニングとなっていますが何にでも使えて重宝しています。 


ネットで探しても見つかりません。 


これがないと、お料理してても心細いです。






これは何でしょうか。 

りんごが丸ごと入ったアップルブランデー、カルバドスです。

りんごが小さい時に瓶を被せて大きくなると ブランデーを入れて出荷するそうです。

りんごが丸ごと入ったお酒があると聞いて探してみました。

昔、まだほんの若い娘だった頃 ご贔屓のスナックがありました。

そこはSちゃんという、バーテンが一人でやっていて カクテルが上手でした。

声が低くて、福山雅治系で、時々オネエ言葉が出ました。

そこで、カルバドスを初めて飲みました。

もっともリンゴは入っていませんでしたが。

Sちゃんは男の人が好きなのかなと思っていましたが

突然フランス人の綺麗な女の人と一緒に暮らし始めてすぐに双子のお父さんになりました。

お父さんになったことがフランスから知らされた夜、

カルバドスで乾杯しました。



それから、それから

色々あって

Sちゃんの許に子供たちやその母親が戻ってくることはありませんでした。



それから、それから

私にも色々あって

何年ぶりかに見かけたSちゃんは

派手な外車に乗って、テニスラケットを抱えて

街一番の病院のお嬢様と結婚していました。



カルバドスは女の子のお酒よ、と教えてくれたSちゃん。

その頃私が恋してた男の子のことを「大好き」と言ってくれたSちゃん。

あのね、あの子、死んじゃったんだよ、知らないと思うけど。

知らなくていいけど。



探し物してると、ふいと、

とんでもないものに出くわすことが・・・・ありませんか?

−2005.9.12−


しあわせって 

オーブンを開けて
ラザニアが上手に焼けていると
私は
しあわせ

電話が鳴って
友達の元気な声が流れてくると
私は
しあわせ

夫と子供が
おいしい、おいしいとご飯を食べて 
夫が鼾をかいてうたた寝すると
私は
しあわせ













私のしあわせは
誰とも比べられない
私だけのもの

それがどんなに貧しくても
誰にもゆび一本触れさせない
隅から隅まで
ぎっしりと「私」の詰まった
私の痕跡


−2005.9.6−