2004.11


贈り物

そろそろプレゼントシーズンに突入ですね。

私はプレゼントを考えるのがとても好き、ほとんど趣味です。

特技、といいたいところですが、とんでもないものを贈っていても、

みんな優しいので「ありがとう」って言ってくださってるかもしれませんので(笑)

でも、贈り物って贈る側の快楽という部分が凄く大きいような気がします。

私の場合は断然そう。

色々と相手の好みや家庭環境など考えながら、

できるだけ重ならないようなものを、

と思い思い品物を選ぶのは本当に楽しみです。


相手が恋人ともなると、それはそれは楽しい作業ですよね。

それもまだつきあいはじめたばかりの頃のプレゼント選びは本当にワクワク。

若い若い頃は、手編みのセーターを贈りましたよ。

茶色の毛糸のそのセーターを彼が着てきてくれた時の嬉しさ!!

背が高くて眼鏡かけてて細くて歩き方の綺麗な(これは今も変わらぬ私の好み)

彼にそのセーターは良く似合って、照れながら「あったかい」・・・。

彼はもう五年も前に思いがけず早く亡くなりましたが、

私が手編みのセーターを贈ったのは実は彼だけでした。


さて、今年私は大切な人にどうしても貰っていただきたいものがあります。

それは親友のイラストレーターの絵の傘なんです。



今年新発売されたもので、私の大切な人にとってもお似合いだと思うのですが。

どの柄にしようか今迷っているところ。


おいしいものは褒めていただくと毎年変わらずお送りすることが多いですね。

でも、時々は少し目先も変えて。

UTAのプレゼント定番をご紹介しますね。


☆下村の焼あなご TEL 0794-42-0124 FAX0794-42-1217

  兵庫県高砂市の本物の焼あなご。

デパートで売っているものとは全く違うものです。ここでしか買えません。


世嬉の一の地ビール

岩手の地ビールです。
ビールにうるさい人も納得。


☆菅屋の和菓子 金覆輪 TEL0797-86-4748 FAX0797-86-3558

キンプクリンは雅子妃殿下もお気に入りとか。
マッシュした栗のおいしさったら・・・。


−2004.11.30−

 

写真



少女は十三歳でした。

両親は二十七年間、娘を探し続けています。 

この家族は無国籍の難民ではありません。

日本という国に住み、税金を納め、国の法律に従って清冽に生きています。

日本という国は、私の母国です。母の国です。

日本という国は・・・・。


この少女の瞳を、私たちはどんな顔をして見つめ返せばいいのでしょうか。

−2004.11.17−




林や森が好きです。

大きな木、樹木というようなのがとても好きです。 

今日、万博記念公園に紅葉を見にいきました。

紅葉散策のコーナーを作りましたので見てくださいね。

公園には大きなカナダメープルの並木があって、

今の季節私は紅葉よりも好きなくらいです。

一本一本見事な風格、誰がこんな色や模様を考えたのかしら

と思うくらい幹も枝も葉もステキです。

 

樹木には強い霊力があって、

人間は昔からそれを畏れ大切にしてきたというのもうなづけます。

化学的にも説明されていると思うのですが、

フィトンなんとかというよりやはり私は樹霊の力と呼びたい癒しを感じます。

−2004.11.14−




父が遺した句集は三冊。

亡くなったのは昭和天皇崩御の前日でした。

私は父が大好きでした。

父は娘から見ても何ともおもしろい人でした。

一人っ子であかんたれで不器用で、その全てが父の魅力でした。

西東三鬼先生門下の俳人で、

父の没後家には二千冊を超える蔵書があり、市の図書館に寄付しました。

私は物心ついた時から俳句や小説の中にいて、

父はその楽しさを存分に教えてくれました。

子供だからといって、子供向きの本を、という人ではなく、

五歳の頃から私は芥川龍之介を読んでいました。

父が道案内をしてくれる文学の森は

いいにおいがして広々と美しい場所でした。

父は、亡くなる数時間前まで句を作っていました。

父が遺した句集は三冊。

「自転車」「鉦叩」「父」どれも私には重く、まだまだ本当の意味では理解できません。

小さい時から体が弱く、本を読むことだけが楽しみだった私は

秋になると父のことを思い出します。

父は自転車の後ろに私を乗せて、秋の野山をサイクリングしました。

決まってそれは秋でした。そして、父が胃癌だとわかったのも秋でした。

紅葉する木々を見ながら、私は父を想います。

父親と仲のよかった娘は幸福な結婚生活を送れるというのは、本当だと私は思えます。

私は父を通して、男の人の魅力を知っていったように思うのです。

−2004.11.11−


西洋梨



むかしむかし、中学に入って初めて英語を習った時、

単語のひとつにpearというのがあって、西洋梨という和訳がついていました。

そして、瓢箪の小さいののような絵が。でも、実物は見たこともありませんでした。

やがて私は大学を出て就職し、夏の休暇で憧れの某高原ホテルに泊まる旅を計画しました。

友人と二人で行くことになっていたのですが、

彼がいてややこしいことになっいた友達はドタキャン、

思いがけず私は一人旅をすることになったのです。

憧れのホテルには贅沢に三泊、

まだ私のような若い娘が一人でそんな高級なホテルに泊まることは珍しい時代でした。

最初の朝、朝食にもオードブルが出ました。

高原のシャキシャキのレタスの上に桃缶の桃のような白い果物、

その中心に黄色い賽の目に切った硬いチーズ、そしてヨーグルトがかかっています。

デザート用のナイフとフォークで切っていただいた味は、

まさしく朝のオードブル、素晴らしい取り合わせでした。

でも、桃は缶詰の桃のように甘くなく、柔らかくありませんでした。

家に帰ってから缶詰の桃で再現してみましたが、どうも違うようです。

その時の一人旅は思い出の多いもので、先年夫と同じコースを旅しましたが、随分趣きが違っていました。

そのホテルで他に何をいただいたか、憶えていないのにそのオードブルのことだけは忘れられずにいました。

そして、今私はあの白い果物は、ラ・フランスであったと断言できます。

そうです、缶詰の桃なんかではありませんでした。

まだ人生のほんの入り口に立っていた若い私は、何も知らなくても、

口にしたその果物が甘くなく爽やかで、朝にふさわしい食べ物であることだけはよくわかりました。

西洋梨は、今、スーパーの店頭で1個98円で売られています。

三個買ってきて、レモンを絞って、ジャムにしました。

そうだ、明日の朝は作ってみよう、あのホテルのオードブルを。

あんまり身近になりすぎて、あのオードブルを再現してみる気持ちになかなかなれなかったのですが・・・。

−2004.11.6−


11月です♪

一年のうちでも好きな月です、11月。

NOVEMBERという響きも好きですし、何より少し余裕があります。 

年末の準備に駆り立てられるまでは時間があります。

衣類の入れ替えも済んだばかり。

空気も澄んで食べ物もおいしい。 晴れる日も多いように思います。

インフルエンザの予防接種に行ったり、去年編みかけの毛糸を取り出したり。

私は食卓に、夏はアイスコーヒーがすぐ飲めるセット、インスタントコーヒーのビンと

スプーン、マドラーなんかを小さなお盆に載せて出しておきます。

そこには今は急須とお湯呑お茶筒が。

何となくほっこりとおいしい日本茶を淹れることが多くなります。

これが来月になると紅茶やまたまたインスタントコーヒーになったりするのですが。

そして、11月は私結構フラリと電車で出かけます。

洗濯も掃除も何だか早く片付いて・・・というか、片付いたことにして、

明るい空の下をブラブラ歩いてみたくなります。

空気も乾いていて、風邪なんかもらってくる可能性も多いんですが、

それでも時間的に余裕のある今、私は大好きな風景を見に行ってきます。

万博公園の見事なカナダ楓の紅葉。

神戸の秋空と旧居留地のオープンカフェ。

奈良の春日公園の陽射し。

須磨浦公園から見る瀬戸内海。

梅田の高層ビルから見下ろす町並みと大阪城。

そんな時持っていくのは小ぶりのバッグです。

先日、今年の分を衝動買い。

いつもは仕事柄A4サイズくらいは入る大きいバッグを持ち歩いていますので

小さなバッグにするだけで開放感があります。

バッグの色は空の色。

行ってきまーーす♪

−2004.11.2−