addict...

あの頃は若かった…とでも言えば良いのでしょうか。ばっちり田舎の芋中学1年生をしていたボク。そんな芋っぷりとのギャップからか、黒夢(バンド)との出会いは衝撃的でした。それから段々と赤黒病はボクの体を蝕んでいたのでした。

義務教育と茶髪ピアス禁止の校則から開放された大学1年生の夏。田舎特有、近所の目を気にすることが無い大都会東京。大好きだったビジュアル系の溜まり場、竹下通り。

ひゃっほーいっ!

親の目も無いから今までのうっぷん大爆発。無造作に伸ばした髪を真っ赤に染め上げ、所々に黒と金のメッシュ。

ワンポイントに赤のステッチなどが入っているタイトな黒系の服のみを身に付け、アクセサリも赤・黒・シルバーに限定し総重量1kg超えるんじゃないかという位ごちゃごちゃ付ける。ウォレットチェーン3連とか。

靴はゴテゴテしたようなヤツしか履かない。色はもちろん赤と黒に限定。耳にはピアスホールが最大7コ。でも唇には開けない。汁物を食した時にだだ漏れだから。

ともあれ、勘違い全開。

赤黒病はファッションだけに留まらず、生活空間にまで侵食。テーブル、ゴミ箱、灰皿、目覚まし時計、冷蔵庫、小物入れ、棚、バイク、箸、S字フック、フェイスタオル、鏡、タバコ、携帯、印鑑ケース、筆記用具、バッグ、ホームページ、ぬいぐるみetc...

赤い物はなんでも、目に付きもう止まらない。なんでも悩んだら、赤っぽい方を選ぶ。っていうか、赤偉い!!もう、誰もボクを止められない。

2ヶ月程B系の服も身につけたけど、やっぱり赤黒。半年もすると流石に我に返り、今度はモード系。やっぱり黒。

「ハァ黒飽きた…っていうか陽射し暑過ぎ。」とボクを現世に引き戻してくれたのは、大学2年生、春のポカポカ陽気でした。

ファッションのフの字も知らないような田舎物のビジュアル系好きが陥りがちな罠にまんまと引っかかっていたのですよ…。当時のプリクラ気持ち悪っ。でも面白いから捨てない。

ちなみに今は間をとってというか、専ら茶色と灰色を好んで着てます。


2004/09/13 : ニュースでジャニーズのライブ衣装を見ながら