Delivery service by motorcycle

福島から上京し2年半程、東京都内でバイク便で生計を立てていた時期がありました。バイクで早く走る事に憧れる人なら一度はやってみたいと思う職業かと思いますので、だらだら(本文約8,000字)と書いてみました。ただし夜間大学生と兼業だったので参考程度にしかならないと思います。

バイク便ライダーに

大抵、面接だったり試験だったりを受けて入社するのが一般的ですが、一部では、コネクションが無いと入れないような所もあるようです。ちなみに雇用に関してですが完全歩合制の会社側では、寄るもの拒まず去るもの追わずというのスタンスを取っている様に感じます。何故そうなるのかは、また後程。

そして面接に受かると、教育期間があります。会社の教育係や先輩ライダーなどと配送を共にして基本的な流れを学び、問題が無いと分かれば入社が決定となります。

各社多岐に渡りますが、1日〜1ヶ月程度の新人期間を終えると一般的なバイク便業務に就ける様です。

仕事内容

基本的にスポット便と定期便を部門分けし、それぞれ、そこに所属するライダーが配送に当たります。スポットは基本的に集配先がランダムで読み辛く、その場所に人が居なかった場合、定期の人がこなす場合もあります。

また其の逆も然りで、定期便の部署で欠勤などが出ると運行予定が狂い、人手不足になる事があります。その際はスポットの人間が定期便をこなす事もあります。

スポット便
  • 基本的に急ぎの仕事
  • 荷受け届け共に都内外問わずランダム
  • 完全歩合制が大半
  • 固定給+歩合、時給制、固定給もたまに有
  • 休日などは絶対的仕事量が少ない為、最低売上保障が付く所も有

基本的に受注を受けた内勤から、集荷先に一番近いライダーに携帯やPDAなどの通信端末へ荷受先住所や会社名などが書かれたデータが送られてきます。それを元に集荷しミスがないように直接相手に届けます。そして次の仕事が入るまで、待機したり仕事が出そうな場所に移動したりします。

定期便
  • 固定顧客から定期的に出る荷物を集荷
  • 届先もほぼ固定
  • 完全歩合制、時給制、日給制、最低売上保障付きなど様々
  • 時間単位でチャーターされる場合も有

基本は顧客と契約してある固定ルートの配送に当たります。内勤によって運行ルートが事前に決定されている為、時間的にはゆとりがあります。また顧客に常駐し行き先はランダム、届けたら戻るを繰り返す定期便も存在し、配送内容は顧客次第です。スポットとの違いは、大幅な割引があったり、こなせる本数が少なくなってしまう為に最低売上保障が付く事でしょうか。

ex)最低保障額1時間につき2400円×45%=1080円

どこも結構安いです。普通に仕事をこなして、売上が保障額を越えた場合は普通に売上を計上する場合が大半だと思います。しかしながら走行時間や売上がある程度固定されている定期の仕事は、売上が安定しないスポットと比べれば、待機している時間や、配車に対するストレスは少ないとも言えます。

その他

24時間営業の企業では夜勤ライダーも存在します。やはり最低保障が付きますが、日中の保障に毛が生えた程度との事でした。会社によっては夜間バイクを使わず、軽4輪で配送をしているところもあります。しかし、昼間と違って時間もあまり変わりませんし、夜間のバイク走行はリスクが大きくなるので大目に見てあげてください。「バイク便じゃないじゃん」とか冷静にツッコむのもやめてあげて下さい。

就業形態

大半が委託であり、その他にアルバイトや社員などといった形で配送に従事していく事になります。

委託
  • 経費自己負担(バイクの維持費、ガソリン代など)
  • 大半が完全歩合制
  • 多くの場合、個人的に確定申告が必要
  • 歩合率は40%〜70%程度と様々
  • 出勤日数、皆勤手当て、月売上額などにより歩合が変動
  • 車両持ち込みか有料で社有車を借りて配送に当たる
  • 社有車レンタル料金は1日300円〜3,000円を越える会社も有
  • 比較的休みを取りやすい
  • 法的には就労時間制限を受けない(*未確認)

下請け工場主と同じく、配送業務を請け負う個人事業主となります。社長と名乗っても間違いではありませんが、交通違反切符にはバイク便運転手と書かれます。

また収入は、絶対的仕事量と、1本当たりの単価、歩合率のバランスが大切です。歩合率が高いからといって安易に会社を選んだ結果、配送1本当たりの単価が安過ぎて、こなした本数の割に手取り額が少ないという話があります。

アルバイト
  • 時給1,200円〜1,800円程度
  • 拘束時間は9時間前後
  • 平日がメイン
  • 経費負担は様々
  • 交通費が出る所もある

少数ですがアルバイトとしてライダーを雇っている会社があります。バイク便業とは別に収益をあげている企業か中小企業が多いようです。仕事量が少なく、歩合制ではライダー、会社共に成り立たない所がアルバイト雇用を選択するようです。

以前聞いた話ですが、給与の支払いが遅れ催促していたら、何時の間にか社長が逃げてしまったというケースがありました。時給でライダーは安定しても、会社が必ずしも安定しているとは言えないようです。

社員
  • 月給制
  • 内勤業務に当たる場合もある。
  • スポットや定期便でカバーする事が出来ない無茶な配送にあてられる事もある。

一部大手では社員としてライダーを雇っています。固定給なので一般的に歩合は存在しません。インセンティブも無いので、ゆとりを持って走れるか、と言うとそうでも無い様です。

噂の域を出ない話ですが、歩合制のライダーが仕事をこなすと、会社側は請負料を支払わなければなりません。その点、社員に限らず固定給のライダーが配送を行った分は100%会社の利益となります。そうなってくると、会社の利益に繋がる単価の高い仕事は、固定給ライダーへと割り当てた方が経営上良い訳ですから、20km先に集荷しに行ったり、混載させられたりと、休む暇が無いという話もあるようです。

完全歩合制について

分かりづらいと思うのでもう少し説明したいと思います。9割を占める完全歩合制ですが、運送系の企業には大きなメリットがあります。何故かというと、仕事の出る場所がランダムな為にエリアをある程度の人数でカバーしていなければなりません。

その点、歩合制では、会社の利益に対する人件費(*ここでは請負料)は、歩合率に比例し、配送員の数に関係なくほぼ固定されるからです。早さを売りとするバイク便ならば、依頼〜集荷〜届のトータル時間を短縮する事が目に見えるサービスとなり、顧客の信頼も獲得出来ます。かといって安直に配送員を増やしてしまうと、今度は配送員一人当たりの請負料減少に繋がり、どんどん辞めていってしまいます。経験値が必要な業種ですから、教育を終えてすぐ辞められてしまっては、非常に痛手を被る訳です。

請負者へのメリットは、こなした分だけ請負料としてリアクションが還って来る事でしょうか。収入は、努力の対価に思えるので、気力にも繋がります。といっても、頑張るとは、次の仕事が入るまで待機するとか、皆が嫌がる雨の日や寒い日などに粘る事でしかありません。

必要なスキル

box

最低限の常識を持ち合わせている事が大切です。バカにしている訳では無く、「ほう・れん・そう」すら出来ない人間がいるのも事実です。

さて、本題の配送に対するスキルについてですが、仕事の内容は、荷物を受け、早く届けるというとてもシンプルな内容です。バイク便の場合は時間を短縮する事が商品ですから、ライダーはそれに特化してなければなりません。その為、必要なスキルは経験による所が大きいです。

やはり慣れが必要です。無茶な運転をすれば1本あたりの時間は短縮出来ますが、1日中走り回る事を考えれば、事故の確率が高くなりますし、公道で会社の看板を背負う以上人間として良くありません。そのような運転は、集中力や体力の消耗も著しい訳で、事故発生率が高くなります。

街中で見掛けるバイク便は、大抵ゆっくり走っているように見えます。しかし、毎日走り回って積み重ねてきた経験値から、体に染み付いた信号のパターンから、時間を短縮できる場所では飛ばし、危ない所ではゆっくりというようにメリハリ付けて走っているはずです。まれに無茶をしているバイク便もいますが、大体新人さんか、それを楽しんでいる人なので、どちらにしても近寄らない方が懸命です。

個人差はあっても、1年やそこらでは、都心部を安全かつ早く走れるようにはなれないと思います。そして、必要最低限のスキルを習得する前に4つの壁が存在します。

道が分からないので、地図を見たり道を間違ったりして時間がかかり、なかなか売上が上がらず、それは遅いからだと勘違いして、無茶な運転をするようになり事故を起こしてしまう。

絵に描いたような悪循環ですが、実際このパターンで辞めていく人や、人生まで辞める事になった人もいます。また、教育配送の段階で自信喪失から辞めていく人や、思うように稼げず辞めていく人も多く、離職率はかなり高いです。

その為、冒頭で言ったように寄るもの拒まず去るもの追わずと言う風に大量に雇い、言葉は悪いですが、走れる人間と走れない人間とをふるいに掛けている訳です。

稼動費

委託で考えるべきは、稼動に必要な最低限の経費(稼動費)です。

特に車両の維持費はとても大きく、計算した時は驚いたものです。経費が全く念頭に無かった新人時代に使用していたHONDA VFR400Rで稼動していた時の月経費をまとめてみました。

分類備考金額月換算月計
使用バイクVFR400R(NC30)
*保険金で購入した為CBRの残ローン
330,000円÷
22ヶ月
15,000円
飲食1日中外なので外食1,000円×
20日
20,000円
ガソリン130km/日÷13km/L=10L
*1L100円(税込)計算
1,000円×
20日
20,000円
FタイヤDUNLOP GPR80SP
(110/60/R17)
12,000円÷
4ヶ月
3,000円
RタイヤDUNLOP GPR80SP
(150/60/R18)
18,000円÷
3ヶ月
6,000円
Fブレーキパッド(w)DAYTONA 赤パッド×24,200円÷
1.5ヶ月
5,600円
Rブレーキパッド(s)DAYTONA 赤パッド4,200円÷
1ヶ月
4,200円
プラグNGK ER9EH×41,890円÷
3.5ヶ月
540円
エンジンオイルYAMAHA EFERO Premium 3L6,000円÷
1ヶ月
6,000円
オイルフィルター色々1,200円÷
2ヶ月
600円
任意保険富士火災TAP(年齢無制限)96,000円÷
12ヶ月
8,000円
労災保険一人親方28,000円÷
12ヶ月
2,300円
合計91,600円

ミドルクラス維持費最高位であろうVFRとはいえ、ここまで使うのもなかなかすごいとは思いますが、翌月は当然火の車となってようやく気が付く訳です。

20日稼動で1日当たりの稼動費は約4,580円ですから、アルバイトだったら4.5時間タダ働きです。

入社から半年程度は請負料が200,000円前後だったので1日あたりの請負料は約10,000円ですから、経費を引いた1日の手取りは5,420円。あえて拘束時間8時間で時給換算すると677.5円。

首都高以外の高速仕事はやっていなかった頃ですし、地図を見ては5分10分ウーンウーン唸り、都内をヒーヒー言って走っていた頃ですから、ろくな仕事など貰えるはずも無く、手取りの額は大分少なめです。もっと稼げなかった人もいましたし、走れるようになればもっと稼げます。また、経費を抑えるコツも徐々に身について来ます。

と言う訳で、2年掛けて大分節約できるようになった頃に使用していたSUZUKI Goose350で稼動していた際の月経費も計算してみました。

分類備考単価計算月計
使用バイクGoose350
*CBRローン残金上乗せでローンの組み直し
420,000円÷
24ヶ月
17,800円
飲食昼はお弁当500円×
20日
10,000円
ガソリン240km/日÷30km/L=8L
*1L100円(税込み)で計算
800円×
20日
16,000円
Fタイヤマカダム508,000円÷
10ヶ月
800円
Rタイヤマカダム5010,000円÷
10ヶ月
1,000円
Fブレーキパッド(s)DAYTONA赤パッド4,200円÷
1.5ヶ月
2,800円
Rブレーキパッド(s)DAYTONA赤パッド4,200円÷
1ヶ月
4,200円
エンジンオイルEfero Premium 2L1,800円÷
1ヶ月
3,600円
オイルフィルター色々800円÷
2ヶ月
400円
任意保険富士火災TAP(年齢無制限)75,600円÷
12ヶ月
6,300円
労災一人親方28,000円÷
12ヶ月
2,300円
合計65,200円

維持費がとても安いGooseに乗り換え、1日当たりの稼動費が約3,260円、高速仕事もこなすようになり走行距離が伸びましたが、その分収入も増えました。

1日の平均手取り⇒13,000円(Gooseで走っていた10月〜3月の6ヶ月平均)

稼動費を引いた残り⇒9,740円

拘束時間7時間で時給換算⇒時給1,390円

経費はVFRと比べ6割程度となり、繁忙期という事もあったので大分稼げています。経費を抑える事はとても大切ですね。

社有車

社有車と呼ばれるレンタル車両がある所があります。50ccから400ccまで各社様々ですが、レンタル料金は1日300円〜3000円程度で、一定期間の業務使用後に、無料で譲渡してくれる会社もあります。

任意保険は、レンタル料金内に含む場合と自分の保険を使用するケースがあります。また維持費全額自己負担、各自メンテナンスをしなければいけない会社もあれば、ガソリン代維持費全額会社負担してくれるところ、また専属メカニック以外はネジ1本触ってはいけないという会社もあります。

自分の好きなマシンで楽しく走るか、借り物のバイクで暴れ馬の様に走るかは個々の考え方次第です。

大抵の仕事には繁忙期と閑散期があります。中でも運送業界は、年間で大きく波があります。バイク便業の場合、4月〜9月前半までを閑散期、9月後半〜3月を繁忙期と言ってよさそうです。

閑散期はどんなに頑張っても手取りが6,000円になってしまう日がありますが、繁忙期は午前中だけで手取り10,000円超えている日もあります。繁忙期を粘って閑散期の差分を補充するか、閑散期で粘り、繁忙期は定時で上がるのは個人にお任せします。

暇な時期と忙しい時期の差が激しい業種ですので、年収で見るのが基本です。しっかり蓄えておきましょう。

仕事自体がランダムに発生しますので、時給換算するような仕事では無いです。ある程度底が知れたギャンブルみたいなものです。

波は、繁忙期、閑散期問わず1日の中でも存在します。街角や公園でボーっとしているバイク便を見かける事があると思いますが、それは大抵が次の仕事が入るまでの待機時間、いわばお金にならない時間です。各々の手段で時間を潰して次の仕事が入るまで待つ訳ですが、何時仕事が入るか判らないのですぐ切り上げられる事をしていなければなりません。

当時、周囲の人間に尋ねてみたところ

と千差万別です。早い時は届け終わる前に次が控えている場合もありますが、長い時は2時間以上待機する場合もあります。1日の半分以上待機していたという日もあれば、タバコすら吸う時間が無い日も有る訳です。会社、曜日、日にち、時間、場所など要因は様々ですが、待機しない日はあまり無いと言えるでしょう。考えて仕事の出そうな場所へ待機場所を移動する方法もありますが、やはり経験がものを言います。

ちなみに、仕事が繋がる条件と言うのは、配車の人が時間を読みやすいライダー、つまりドコでも時間のムラ無く走れる事だそうです。『中央区周辺は異常に早いが、神田周辺だけ素人並に遅い。』というのが一番良くないようです。ボクです。

merit & demerit

大抵休みや時間の融通が利く完全自己申告シフト制
  • 本業があるけど、まだ軌道に乗っていない。
  • 音楽で一花咲かせたい。
  • レースやってるからバイクは常に乗っていたいし、レースの前数日は休みたい。

会社によりけりですが、理由があれば1ヶ月位なら休めますし、稼働時間もある程度選べます。

努力が報われる完全歩合制
  • 若い頃のツケがまだ払いきらない。
  • 将来、店を持つ為の資金を稼ぎたい。
  • 年1回の長期海外旅行が趣味。
  • 留学・大学で学びたい。
  • 劇団の運営費。

何度か書きましたが、委託=自営業になる為時間制限も無く、やった分だけ還ってきます。惰性でやっている人の方が多いとは思いますが、夢を持って頑張っている人も居ます。

対人関係のストレスが少ない

下手な人付き合いも無く、接するのは基本的にお客様だけ。仕事の手配や伝票提出などで内勤とは接しなければなりませんが、それでも一般から比べれば、確かに対人関係のストレスは少ないです。しかし実際は思うように仕事を振ってもらえず、やり場の無い怒りが生まれる仕事です。プログラマーだった人がストレスで移ってきたりする例も結構あるようです。

バイクの話題が絶えない

仕事が仕事ですから、バイクの話は当たり前の様に出てきます。まれに、仕事と割り切ってやっている方も見受けられましたが殆どが、バイク好きです。バイクの話題には事欠かないでしょう。

ココまで聞いてもまだやりたいとか思っている人。よっぽどの世間知らずか、よっぽどのバイク好きか、よっぽどの人間不信ですか?とは言い過ぎですが、やるとしても、まずは会社を念入りに調べた方が良いです。おいしい話には必ず裏があります。

言葉のマジックと言うものは、どの求人広告にもありますので、一番無難なのはライダーを捕まえて時間が有るようなら話を聞かせてもらう事です。意外とすんなり話してくれます。但し、一部には変わった人も居るので気をつけて下さいね。*何かあっても責任は負いません。

バイト感覚で始めると「騙されたっっ!!」と後悔するんですが、あくまで仕事を依頼する会社と、委託される会社という企業間同士の契約で仕事が成り立っていますから、信用が無ければ仕事は回ってきません。

時間を読む力や、その時々に見合ったルート選択など、ある程度経験が無いと出来ないスキル職ですし、その人の能力がわからないと配車側も仕事は振り難いです。

大体、開始から3ヶ月位は金銭的に苦しい生活が待っていますが、ここが辛抱どころです。ちなみに、賄賂渡せ、接待しろとか言っている訳ではありません。しかし、さりげなくやってる人がいるのも事実です。

ちょっと変わった仕事で、あまり人に自慢出来る仕事ではないかもしれませんが、また機会があるのならやりたい仕事です。やっぱりバイクバカなのですかね。

それとも只のバカ!?(゜Д゜)|||


2003/10/03 : という訳でバイク便復活しました。

2004/03/31 : で、また辞めてると。閑散期は走る気しません。

おまけエピソード

ある日大手バイク便会社で3人の面接が有りました。

一人は、埼玉県出身都内在住の26歳。スーツを着用し、髪も黒く至って好青年の様子。都内のルート営業職をしていたが、毎日颯爽と自分の車の脇を走り抜けていくバイク便ライダーに憧れて応募した、仕事に対する熱意が感じられる。面接官との受け答えも丁寧。

一人は、都内出身在住の23歳。のりがパリっと乗ったシャツにチノパン、髪はベリーショートの黒、体躯が良く、中型バイクを所有し、趣味はツーリング、面接当日もバイクでやってきた都内外の地理に長け、地図も読める人。

一人は、福島県出身都内在住の18歳。肩にチャックが付いたど派手な半袖にハーフパンツ。髪は真っ赤、ピアスにアクセサリジャラジャラ、竹下通りにいそうなタイプ。都内の道は第一京浜と環状八号線しか知らない田舎者。顔色も悪く目つきも悪い。バイクも小僧仕様のNSR50位しか乗ったことが無く普通2輪はほぼペーパー。ふと思いつきで応募した為にやる気が感じられず、面接官の質問からすぐ脱線、雑談しかしないし、敬語もまともに使えていない。

で、一番下の彼のみが面接に合格しました。というかHam☆なのですが。何故でしょう。後日、面接に当たった人に尋ねた所「キミがやたら明るかったからだよ。いや失敗した〜ハハハっ」だそうで。('Д`)

実際入社して悟りました。結構暗い人が多いんですよ。この仕事。


HamStarHut初期 掲載

2003/07/11 : 大幅改定

2004/01/12 : 若干追記

2004/10/05 : 大幅改定

2005/02/14 : 文体修正