活用編

ハクキンカイロをさらに便利に効率的に使うためのページです。
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火口以外のパーツの交換や代替パーツについては、工夫編を参照してください。


便利な使い方

(他のページで既に紹介している内容もあります。ご了承ください)
●においが気になるときは、フリース袋にアロマオイルを1滴たらしたり、粒子状脱臭剤をフリース袋の中に入れます。アロマオイルは火口や綿にはつけないでください。だめになったという報告もあります。
●発熱中に消したいときは、密閉容器に入れるか、火口をとります(やけどに注意)。ハクキン カイロちょっとお休みを使っている人もいます。ただし、繰り返して何度もやると、タンク内に揮発しにくい成分がたまって故障の原因になります。
●数日の出張などのときは、Zippoオイル缶に燃料を移し変えると便利です。Zippo缶のふたのプラスチックはマイナスドライバーでこじあけられます。ただし詰め替えは必ず可燃物・火の気のない野外で行ってください(理由は注意編を参照)。
●ハクキンベルト(純正オプション)を使うと、体の芯から暖まれます。これがないとハクキンカイロの魅力半減。必須アイテムです。カイロベルトは、他社からも出ていて、だいたいどこのメーカーのものもハクキンカイロ1個なら入ります。(例)立石春洋堂製、推定小売り価格497円。ベルトがない場合、服のボタンにカイロをひっかける、携帯のネックストラップを使う、ひもで首から吊るす、古いストッキングに入れて腰に巻く、など、とにかく工夫して腹や腰が暖まるようにします。
●BM,こはる使用時で、専用火口がすぐに入手できないときは、3R火口の触媒部(スポンジ状の部分)を古い火口に移植すれば応急的には使えます。ただし、スポンジ部は素手では触らないでください。機能低下します。


純正以外の燃料情報

●ハクキンカイロが指定している燃料は、ハクキンベンジン、Zippoオイル、ホワイトガソリン。(マニュアルにはZippoオイル等が使えるとは書いてませんが、ハクキンカイロの海外向けサイトに記述があります)他社製カイロ用ベンジンも使えます。他社製のほうが入手は楽です。ただし、何故かナショナルカイロ用に調整されているものが多く、ハクキンカイロで使うとにおいが強かったり、早く燃料切れになったりすることもあります。
●染み抜き用ベンジンはカイロには使えません。製品によっては効率的にしみを抜くために洗剤成分が入っていることがあり、本体綿や火口を傷めることがあります。そうでなくてももちが異様に短かったりしてやめといたほうがいいです。特に、「Aベンジン」「アルプスベンヂン」「赤貝ベンジン」はカイロ用ではありません。使わないでください。局方ベンジン(日本薬局方石油ベンジン)も使えません。
●Zippoオイルは手に入りやすく、また、ハクキンカイロ指定の燃料でもあることから利用者は多いです。純正よりにおいも少なく、燃焼時間も長いです。ただし、単価で考えるとハクキンベンジンより少し高めです。(133ml缶が量販店で200円、コンビニ売りで定価の504円程度)
●Zippoオイルは少し点火しにくいという欠点があります。特に、プラチナム(PLATINUM)やBM使用時に全く点火できないことがあります。ハクキンベンジンかホワイトガソリンを少し混ぜると点きがよくなります。
●このほか、100円ショップに複数種類のライター用オイルが出回ってるようですが、カイロに詰めて試している果敢なチャレンジャーがいるようです。ただしもともとカイロ用ではないのでお使いになるときは自己責任でどうぞ。カイロ用としてはおすすめできないものもあります。
●余ったベンジンは、夏を越して次のシーズンに使っても問題はありません。ただ、日のあたらないところにおいておいたほうがよいようです。容器に書いてありますが、オイルライター用にも使えます。染み抜きやシールはがしにもどうぞ。
●ホワイトガソリンは、カイロ用ベンジンより単価はいくらか安いのですが、揮発しやすく、カイロ用ベンジンを使っているときより早く燃料切れになってしまうほか、においも若干強いです。燃料の補給回数を考えると実はカイロ用ベンジンを使うのとあまり変わらなくなってしまう可能性もありますのでその辺を考えた上でご使用ください。
●車のガソリンはホワイトガソリン(白ガス)に対して赤ガスと呼ばれています。色が赤っぽいのは、自動車のエンジン用に添加剤が入っているためです。この添加剤はカイロにはよくないようなので、カイロに使うのはやめたほうがよいです。同じような理由で、灯油や燃料用アルコールも使わないほうがよいようです。
●実は、カイロ用ベンジンとオイルライター用オイル、ホワイトガソリンは成分がほとんど同じで使いまわしができます。カイロにZippoオイルやホワイトガソリンを入れてもきちんと温まりますし、Zippoオイルライターにハクキンベンジンやホワイトガソリンを入れても平気です。

単価 熱量 持ち におい 点火の
しやすさ
コメント
ハクキンベンジン 710円/500ml 通常 通常 少ない しやすい 手に入るなら一番おすすめ
Zippoオイル 504円/133ml 通常 長い とても少ない しにくい おすすめだが、少々高いのが難点
2006年以降の新成分オイルも、性質はほぼ同じ。
点きが悪い場合、ハクキンベンジンかホワイトガソリンを少量混ぜる。
ホワイトガソリン 1280円/1l程度 低い 短い 多い 非常に
しやすい
ホワイトガソリンを通常使用しているならおすすめかも。
わざわざカイロのためだけに買うには向かない。
新日本石油製
カイロ用ベンジン
350〜700円/500ml 若干低い
かも?
若干短いかも? 純正よりは
若干多い
しやすい ほとんど問題ないと思われるが、悪い評価をする使用者もいる。
ナショナルカイロ用の調合になっていることが多い
100円ショップ
ライター用オイル
100ml/105円程度 低い 短いものが多い ものにより多いものも ものによる 同一メーカー品でも、ロットにより品質等に激しく差があることがあり、継続して使うのには向かない。旅先で少し使う程度は可。
なるべくZippoオイルかカイロ用ベンジンを使ったほうがよい。
補足 においの量より
臭いの種類が
重要という人も。

補足
Zippoオイルの成分は、2006年頃と2009年頃に立て続けに成分の変更がありました。サイト作者もいろいろと調べてみましたが、カイロ用に使う分には大きな性質の変化はなさそうです。詳しくは実験編15,19をごらんください。ただし、においの種類が成分が変わるたびにはっきり変わっています。これについても実験編15,19をごらんください。

コールマンホワイトガソリンは国内で一番手に入りやすいホワイトガソリンですが、日本向け商品だけ、何故かわざと青く着色されています。このためカイロに入れると綿が少し青みがかります。ハクキンカイロでは、"pure white gasoline"は使える、と書いてありますが、日本向けの青いコールマンホワイトガソリンは使えるとは書いてないので心配される方がいらっしゃるようです。ただし、サイト作者が新品の3Rを5ヶ月間、24時間ぶっ通しで青いコールマンホワイトガソリンを使った結果、綿にも火口にも通常使用以上の損傷はありませんでした。詳しくは実験編をごらんください。
その他の会社のホワイトガソリンはガソリンスタンドや燃料店で注文すれば入手できるようです。ただし、1缶(18リットル)単位での販売になってしまうことが多いようです。
ホワイトガソリンは、メーカー、ロットによって成分が違うようで、持ち時間などがだいぶ違うようです。もともとカイロ用に作っているわけではないので、いきなり18リットル缶をカイロ用だけのために買うのはやめたほうがいいです。

これまでの情報では、新日本石油製のカイロ用ベンジンでにおいが強い、早く燃料切れになる、などの情報があります。ただ、新日本石油製のものは、ナショナルカイロ用に調整されていて、元々ハクキンカイロの調整ではない、という話もあります。次のメーカーは新日本石油製です。オクダ化学特製カイロ用ベンジン、東薬カイロ用ベンジン、原薬品鳩宝印特製カイロ用ベンヂン、マルミ印カイロ用ベンジン。
このほか、タカビシ化学のNTベンジンは、さまざまな理由から中身は新日本石油製であることが強く推測されるのですがパッケージには明示はありません。また、タカビシ化学のNTベンジンには否定的な意見が集中しているのですが、単に販売量の多いものに批判が集まっているだけかもしれません。なお、タカビシ化学はナショナルカイロ用純正ベンジンの製造メーカーです。ハクキンカイロ利用者でも、NTベンジン愛用者は多くいて、特に問題なく使えているという利用者も大勢います。

このほかに名の上がった非純正燃料のうち主なもの
エビスベンジン、シェルベンジン、小川化工製「カイロ用特製ベンジン ホカ-ホカ」、ナショナルベンジン、コールマンホワイトガソリン。

リグロインはカイロ用ベンジンとほぼ成分が同じなのでおそらく使えます。サイト作者も1Lほど使ってみましたが、他の燃料と特に大きな差は感じませんでした。ただ、一般的に、カイロ用ベンジンよりはリグロインのほうが高価です。どうしてもカイロ用ベンジンが手に入らないがリグロインなら手に入るという特殊な状況でない限り、わざわざ選んで購入する必要はなさそうです。

純正以外の燃料の評価は激しく割れていて、どこのものがよくてどこのが悪いのかは、使った本人しか分からないような状態です。初心者はおとなしく純正ハクキンベンジンか、Zippoオイルを使用するのがよいでしょう。
ただし大昔のように、カイロ本体が一発でだめになってしまうような粗悪「カイロ用ベンジン」は今はあまり流通していない模様です。(昔は、数回使っただけで火口や綿がだめになってしまうような粗悪ベンジンが流通していました)
100円ショップ等のライター用オイルもほとんどの場合使えますが、製品によってはロットにより内容量や品質にかなりばらつきのあるものがあるようです。旅先でちょっと使う程度なら問題なさそうですが、継続的に使用するのはおすすめできない製品もあります。使い続けたら綿がだめになったという報告の上がっている製品もあります。そういう製品は、ロットによって成分がだいぶ違うものもあります。同じメーカーの製品でも、一方はカイロに適した成分で、もう一方は不適な成分だった、という可能性がないとは言い切れません。ので、当サイトではそれらの製品は、カイロ用に継続的に使用するのはおすすめしません。


ここまで読んだらもうあなたはハクキンカイロの達人(?)です。念のため注意編を読む方はこちら


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