N車両塗装変更
 

ベルニナ号の現行塗装(レーティシェ・カラー)にチャレンジしてみました。

  • ボディーについて

ベルニナ号の金型には2種類あり、現在発売(再販)中の金型は、各塗装の屋根のすぐ下にあるライン部分が凸になっています。(←写真参照)

ちなみに初期の金型では平らです。特に初期の金型が出来が悪いわけではなく、違いはライン部分が凸かどうかだけのように思えます。なぜ、新しい金型を作成したのかわかりません。塗装工程のせいでしょうか。

レーティシェ・カラーには屋根下のラインがありません。初期の金型を破棄してしまっていたとしたら、それがレーティシェ・カラーが発売されない理由ではないかと思います。

ちなみに、レーティシェ・カラーの塗り替え用には、初期の金型の製品をオークションなどで入手できれば、ボディーに手を加える必要がなく容易です。

 
  • 塗装剥離編

まず、塗装を剥がさなければなりません。そのまま上に塗ることもできますが、塗装を剥がしたほうが良い結果が得られる事はいうまでもありません。

いろいろ調べた結果、「IPAによるABS樹脂製品の塗装剥離」という方法があることが分かりました。

IPAとはイソプロピルアルコールのことですが、主成分がIPA(IPA99%以上)の自動車用水抜き剤にボディーを浸して塗装を剥がす方法です。

●要点

  1. IPAは溶剤ではないので、塗料を溶かすのではなく塗料の結合を崩しボロボロにして落とす
  2. 効果はメーカー/車種/色/ロットによって異なる
  3. IPA99%以上ではない水抜き剤もあるので自動車用水抜き剤の選択に注意
  4. IPAは浸透性・揮発性・着火性が非常に強いので火気や火花に注意
  5. IPAは人体に有害なのでゴムの手袋を着用し、密閉容器にて保管する

●準備

TOMIX箱根登山鉄道1000形ベルニナ号は長さ約10cmですので、100円ショップで小さめの密閉容器(タッパー)と自動車用水抜き剤2本を購入しました。合計300円と非常に安価なのがありがたいです。

●剥離開始

容器に水抜き剤を入れボディーを浸して密閉し、長時間放置します。

●剥離結果

歯ブラシでこすってみると早い部分は24時間くらいで落ち始めましたが、塗装の厚い部分はその後もあまり変化がなく、結構しぶとく残りました。

途中、歯ブラシで落ちない部分はプラスチックのへら状のものでこそぎ落とすようにしたところ、すべて落とすことができましたが、最終的に約3週間半かかりました。

時間こそかかりますが、ボディーにはひび割れや変形もなく、おすすめできる方法だと思います。

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  • 塗装編

缶スプレーでの塗装を考えておりましたが、仕上がりも考えてエアーブラシを購入しました。

クレオスのプロスプレーMk-2です。近所のホームセンターでタイミングよくセール価格2,079円(税込み)で購入。安いですねー。

ノズルは0.2mmと0.4mmが付属していますが、0.4mmを使用します。

塗料はGMの鉄道カラー
C-27 西武レッド 
C-39 アルミシルバー 
C-35 ダークグレー(後にブラックを加え調整)
を使用しました。 

ボディーを1000番の紙やすりで調整し、中性洗剤で洗います。

最初にレッドを塗ります。

エアーブラシは思ったより簡単で、これは使ってみると手放せません。

うまくいきました。が…
なんだか茶色っぽい?

イメージと違うような…。

 

レッドを残す部分をマスキングしてもう一度レッドを吹きます。微細な隙間からの吹き込みを予防するためです。

乾燥後アルミ色を塗装、その上にさらにクリアーを塗装しアルミ色を保護します。

恐る恐るテープをはがすと、…大成功!

吹き込みもほとんどありません。

裾のグレーを塗装します。

メタリックは一番最後にするのが良いといわれていますが、工程を考え2番目になりました。メタリックの上に塗ることになりますが、大丈夫でしょうか?

マスキング後、吹き込み予防のクリアーを塗装した後、グレーを塗装します。

今回も問題なくうまくいきました。

 

窓枠は実車が赤色のため、銀色の上からマーカーで塗りました。

保護のためにクリアーを上塗りしてみました。

インレタはくろま屋の汎用車両番号インレタを貼り、仕上げにクリアーを吹いて完成!

茶色っぽく感じたレッドも、クリアーを吹いたらイメージぴったりの色になりました。不思議ですね。

 

 

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