Haieの日日コラム



2005年2月17日 (木) 
 サメ仲間、バンサイ

図らずも、思い立ったが吉日。
参加してしまいました、日本板鰓類研究会主催の研究集会。(ゲリラ参加です)

2/15〜16日(平日です)の二日間にわたり、東京は中野区にある東京大学海洋研究所において行われました。
表題を「板鰓類研究の将来と展望」と、なにやら物々しい雰囲気ではありますが、新人・若手研究者の発表の場と、より広くサメ・エイ類を捉えていこうと趣旨の下に、2日間で延べ100人ほどの参加がありました。

私も「研究会は参加無料。どなたでも参加できます」の誘い文句に惹きつけられ、ふらりとやってきたのであります。
私Haieは初参加、しかも研究者ではない門外漢、素人マニア、サメオタク…ああ、こんな人間が来ていいのかしらと、後悔半分期待半分でこの2日間に望みました。

まず結論。それは、今日の表題のとおり。
研究最前線の谷内透先生、仲谷一宏先生、田中彰先生などの研究室から…その他研究所・水族館関係者も集い、サメに対して並々ならぬ情熱を注ぐ方々で会場はいたるところでサメ談義。
研究発表はいずれも新鮮で、ディープでコアなものから新たな知見を与えるものまで、在野の私にとっては目から鱗のオンパレードです。

そしてもうひとつうれしいことに、サメ研究者の集いであることはもちろん、今回はサメサイト管理者4人衆の揃い踏みと相成りました。
まずサメサイト黎明期の始祖、「サメの部屋」管理者、ヨシキリザメさん。この方は研究第一線の方で真打です。お忙しい方で、世界を飛び回っておられます。私も学生時代、ちょこちょこ寄らせていただいてました。
そして、掲示板で参加宣言されていました、深海ザメサイト「鮫ザメと鳴く」管理者、たーみーさんと初日懇親会の終盤に電撃的にお会いできました。

2日目から参戦(?)のわれらが「サメの海」管理者、フック船長。船長さん、サイトの売込みに非常に熱心です。研究者への質問も繰り出す余裕などは、頭が下がります。

いや錚々たるサメサイトメンバーの中で、弱小サイトHaieも恥ずかしながらこの場にて一堂に会す光栄に預かりました。

また、今回の研究発表は(田中先生が話されたことから)今までと違い、サメを取り巻く経済活動・文化などにも視野を当てたものもあり、生物学的研究主体から更なる発展を期待できるような内容でした。

しかし、日本のサメ・エイ研究には課題が山積みだということもまたひしひしと感じられました。それは漁業立国としての資源管理もそうですし、系統分類学とサメの基礎情報の蓄積、種の同定などの簡略化、明確化など…基礎研究の段階で多数の課題があることと…アカデミックになりましたが、要するに私が過去コラムに書いた話(サメを研究することの困難さ コラム34「増えるオサメちゃん」にて掲載)が裏焼きされていたことが印象的でした。

サメという生き物を取り巻く研究者、関係者の方々の努力を支えられるような人間ではないですが、改めて思うことがありました。

Haieはただのサメ好きです。ただ好きなだけなんです。
しかも、並じゃないようです。
そのことがはっきりとわかりました。



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