米国映画でポピュラーなジャンルに、路地裏や地下室で賭け格闘試合を行なうストリートファイト物がありますが、今回はそんな雰囲気をこれでもかと醸し出したゲーム、ピットファイター(PF)を紹介です。それはストUの様なゲームとして品行方正な物でなく、肉食人種魂全開の様なな作品だったのです

テンゲン復活求む

PFであまりに有名なのが怪しい日本語。ゲーセン時代から「
コインいっこいれる」「残虐行為手当て」「さいごまで たっていたものの かちだ」など、あまりに怪しい日本語の数々が一部の嗜好家的ゲーマーに支持されてたものでした。そんなPFがメガドライブに移植された時、我々の目はテンゲン制作のマニュアルに釘付けさせられたのです。「スタートボタン以外は全部凶器です」「たとえゲームといえども、お酒を飲んで千鳥足で闘うと技にキレがなくなります」など、ある意味オリジナルを超えた意味不明な電波系メッセージが連発!この事は筆者以外の人でも知ってるくらいオールドゲーマーとして常識&必修科目なので、知らない人は憶えて明日から使うように!

カトウに非ず

ゲームで先ず目に付くのが実写取り込みのキャラ達。「プロレスラーの
バズ」「キックボクサーのタイ」「一応日本人らしいカトー」この三人の格闘家から1人を選んでゲーム開始。然し三人とも癖ありすぎで、選択画面でいきなり枠を突き破りアピール!タイに至ってはプレイヤーに足の裏見せる失礼さで、開始直後から波乱の予感です。そうした彼らは自己顕示欲の塊らしく、プロレスラーのバズはパイルドライバーとボディスラムが得意技ですが、どちらも技決めた後にマッスルポージング!タイもスピンキックを決めた直後に高々と片手上げてガッツポーズ!カトーは突き連打後に空手風の礼を行ないます。流石は米国流、自己アピールは欠かせません。但しどいつもこいつも試合中なの忘れてる様ですが(笑)。然しこの中でもカトー、空手家みたいなんだけど『オープニングでは刀での演舞』『技決めた後「ハイーッ」と怪鳥音で叫び、然も語尾下がり』『技は肘打ち(エルボー)と裏拳を多用』『必殺技の締めに気孔砲撃つ様なポーズ』と、ど〜見ても空手とは違う様な・・・いったい何の黒帯三段なんだ?それ以前に何処の国の人ですか?。で、勝ち進むと何と自分が対戦相手に。「最大の敵は自分自身」と言う事か・・・なんて思ってたら考え違いだった様で、速攻でボコに出来ちゃいました。流石は米国流、目の前の敵は誰でも容赦なく倒せです。よく中国人は「親と椅子以外は食べる」と言われますが、どうやら米国人の場合は「親と世界貿易センタービル以外は倒す」のが常識のようです

拳で語ら・・いたくない

変な日本語や自キャラ3人に負けず敵キャラも危ない香りがします。対戦相手には拷問マニアみたいな奴や危ない女王様風、任○堂のマ○オみたいな奴に王者を護衛する
巨人等が登場。因みにこの巨人の強い事と言ったらなく、然も終盤には2人同時に戦わなくてはならない拷問仕様。この強さは2005年期最下位争いしてる何処か球団とは大違いです、ファンが怖いので名前は言いませんが。また試合中には興奮のあまり飛び出してくるファンもいて「熱い奴だな〜」とか思ってるとステッキで殴りかかってきます!よく見れば腹の出た中年親父で良い年して分別も付かないとは、流石ボンクラのブッシュに8年も大統領させた国の民であります。早速拳でファンと語らいましょう。で、最後はマンハッタンの夜景をバックにブルジョワの香り漂う一室でブルジョワの香り全く漂わぬ筋肉マスクマンの王者と対戦。これを倒すとクリアとなり大量の金が舞い美女が寄り添ってきます。嗚呼、力こそ正義!因みにエンディング見たらカトーさん、日系人ですらなさそうな・・・

ドーピング大好き

こんなヤバい闘いを通常技だけで勝ち進むのは不可能に近く、勝つ為には「
凶器」「ドラッグ」の2つを活用する必要があり。ですが両方とも相手も使えると言う点に平等意識が高い米国魂を見せられ、要らぬお世話全開です。凶器には「木箱」「樽」「椅子」「角材」等のありふれた物から「ナイフ」「手裏剣」「バイク」と言ったどう考えても格闘の範疇超えてる物まであり、武器&牛肉大好き米国人の脳みそスカスカな嗜好が伺えます。ドラッグに至っては毒々しい緑色点滅状態で巨大化するなど如何にも効きそうやばそうな雰囲気で、女性ファイターが巨大化するに至っては日本怪獣映画お得意の放射能でも使ってるのかと疑問を持つほどです。ただ実際効果は絶大で、これを使えば百人力!但し相手に取られた日にゃ米軍相手に貧弱な装備で戦うベトコン気分。で、散々ドラッグ使わせてクリア後に「WINNERS DON’T DO DRUGS」の文字と協会の紋章が出るのはアメリカンジョークですか?

強く逞しく

筆者はメガドラ版とアーケード版遊びましたが、どちらも好い出来です。メガドラ版はキャラが小さくコンティニュー回数に制限があるのは「
なさけ むよう」ですが、難易度バランスが良く整えられておりアーケード版に引けをとらない出来となっております。それにしてもストリートファイトの延長戦上だったUFCも今や安全なスポーツと進化しており、ピットファイター(喧嘩屋)が付け入る隙は無く、そんな今となってはPFも時代を感じさせる懐かしいゲーム・・・などと感傷的な事は言わないでおきましょう。最後にこんな先行き不透明な時代に相応しい、このゲーム最高にして筆者が座右の銘にもしている言葉で締めましょう

タフすぎて そんはない








PIT FIGHTER (MD&PS2)