CARMAGEDDON TDR2000 (PC)






















ある夜の事、仕事の帰りにすっかり出来上がってるおっさんに遭遇しました。奴は信号で停止してる私のトラックの10m前を、闘牛士気取りながら千鳥足。筆者は「邪魔くさいな・・・」と思いながらアクセル吹かします。おっさんの運命や如何に!?その答は今回紹介するカーマゲドンTDR2000にヒントが・・・

デスレース再び?

一部ジャンキーから絶大なる支持を受けたカーマゲドンシリーズ。3作目の「TDR2000」に対する期待度も当然の如く高く、筆者も速攻でGET&プレイしました・・・って、あれ?何か違うぞ。これがカーマゲドンシリーズなのか?。それと言うのも人を轢いてもタイムが殆んど増えないなど、1&2共に最大の売りであった殺人レース性が薄くなっているのです。また犠牲者達のリアクションも平凡な物になってしまい、その割には耐久力だけは高く中々死なないなど爽快感の薄い物にもなってしまいました。この変更に多くのジャンキーが嘆き悲しみ、2よりも低い評価を。然しTDR2000はある意味を持って生まれたゲームだったのです。そう、TDR2000とはTHE DEATH RACE2000の略。つまりモチーフとなった映画DEATH RACE 2000へのオマージュであり、レースゲームとしてのチャレンジだったと筆者考えてます

RALLYゲーム

上記の通り人を轢いてもタイムが殆ど増えない本作では、1&2と同じ事してるとタイムオーバーになる事必定。その為TDRでは真面目にレースをする必要があります。そこで不安視される操作性ですが、2とは別物の様に改善されており苦痛だったレースが楽しめる様に。そんな本作のレースは超巨大な都市(勿論人や車が多数存在)を使った公道レースでチェックポイント制。なお公道レースと言ってもコース自体は完全に決められてるゲームが殆どですが、TDRはそれらとは違い
かなりの程度まで自由に走る事が可能!コース(都市)が巨大なだけに自分だけ別のルートを走る事も可能なのです。更にナビはチェックポイントの位置が大雑把に分かる程度と微妙な性能で、そのうえポイントまでは障害物たっぷりで一直線に走るの不可ときてますからから、殆どのルートは自分で探した方が良いくらい。こうした道路以外の場所を爆走するレース、それはまるでマラソンタイプのラリーに挑んでる気分にさせてくれます。パリダカをモチーフとしたイマイチなゲームが多い中、TDRはマラソン型ラリーゲームの名作として非常に高い価値を持っています

多彩なミッション

TDRには9つの都市が存在し、各都市には3つのミッションがあります。そうしたミッション、前作でも素晴らしい出来だったのですが、TDRでは更に洗練されたものになっています。例えばDOCKSでは船を内部から爆破し、煙突からジャンプで脱出!HiRISEでは高層ビルを倒してジャンプ台代わりにし、都市を囲む壁を飛び越える!BRIDGEでは途切れた橋を速度をつけて大ジャンプ!POLICESTATEでは大型戦車に飛び乗り通気口から爆弾を落とす!これらはTDRテーマの「都市からの脱出」に沿った内容になっており、ゲームの流れを大いに盛り上げます。またクールなだけじゃなく馬鹿っぽいミッションもあり、HOLLOWOODでは巨大ゴリラ像を動かして壁を壊し、HiRISEではレーニン像(モドキ)を
ロケットの如く打ち上げます!。それにしても流石は英国人!他人の国の象徴なんか気にしてません。日本でのカーマゲドンの一部の人気を考えれば奈良の大仏が空を飛ぶ日も近いようです

変化は是か非か

上記した通りTDRは1&2と比べて低い評価です。それは
一応フリードライブで殺人カーレースを楽しめるとは言え、シリーズ伝統である殺人レース色が薄くなった点はカバーしきれなかったからだと思います。然しゲーム的に強化されたのをそんな事でマイナス評価するのもどうですかね?何処かの首相じゃないですが変革は大事な事だと筆者思います。現在カーマゲドンは新作進行中らしいですが、新しい楽しさを提供してくれると信じてます。あ、でも筆者、K泉首相なんかは信じてもないし嫌いですが・・・。なお最期に書きますが本作では殺人レース色が薄くなってるとは言え、コース脇に存在する市民を轢き殺すくらいなら可能且つ攻略上でも有効かと。実際操作性が向上してるので狙いやすく、数秒程度稼ぐアルバイト気分で轢き殺していけば、以前のカーマゲドン以上に楽しめる事請け合いです(笑)

で、おっさんの運命は?

以上から勘の良い人はお解かりでしょう。綺麗にかわしてやろうと、やる気満々のおっさんなど無視して交差点を左折。人と関わると非効率なので無視、これが今回の正解!