解け崩れる身体
残る心をどうぞ



吐き出せ吐き出せ吐き出せ吐き出せ
早くしないとあの子がこれを食べに来る
吐き出せ吐き出せ吐き出せ
醜い感情に奇形を起こした心を
吐き出せ吐き出せ
私を空っぽの抜け殻に戻すの
吐き出せ
きっとやり直せる
***
あるところに空っぽな少女がいました。
少女は空っぽでした。
心の基を取り入れ消化し蓄積させる方法を
捨ててしまったからなのでした。
しかし少女は時々思い出したように
にんまり笑っては歌を歌います。
お嬢さんお嬢さん、馬鹿ねえ全部捨てるとは
いつものよう私が食べて吐いてあげるのに。
***
言えない少女と代わりに吐き出す子供の結末



さようならさようなら
わたしはもうコレはいらないの
さようならさようなら
祈りをあげるように
宙に手放す



赤い熱い視界の中で
君の青だけが
嫌に冷たくて鮮やかで
ああ焼け爛れてしまえばいい
君に青は似合わないだろう?



闇から落ちてくる君の羽は以前の面影もなく
まるで盲目にただ光を求める蛾のように



ぐるぐるぐるぐる
君が巻く包帯が君が囁く約束が
僕を絡めとって青い青い青い薄闇に



歯車の噛合わない街よさようなら
サイズが狂ってたのは僕だったのか街だったのか



笑顔



腹の中の
化け物



咲かせましょう
キミのためのボクの瞳色