バカ



アナ



隅でじっと
ただヒグラシが鳴きやむのを待った。
暖かな色をした光が部屋を染めるが
僕にとってそれはただ煩わしいだけだった。
夜よ早く、早く来い。



包帯リボン。



いやあ困った実に困ったなあ。



彼女はそこに居た。
うすぼんやりと
笑みを顔にはりつけて
うすぼんやりと
曖昧にそこに居た。
ねえ君
君はもう死んでいるというのに。



親指さがし。



跳躍走る
舞い跳ぶ



貴方と私の
薄い境界の色は、



さようならさようなら
僕はもうおろさせてもらうよ
疲れたんだ面倒臭いんだ
僕はもう放棄させてもらうよ
さようならさようなら