旅   愁

長野県・松本市郊外
 

旅  愁  (オードウェイ作曲)

Ryoshuu  (Ordway)

(マンドリン・アンサンブル (Mandoln1.2,Mandola,Guitar)、1'54"、MP3 : 1.8MB)
(写真は 長野県・松本市郊外)

    1. 更け行く秋の夜、旅の空の、わびしき思いに、ひとりなやむ、
            恋しや ふるさと、なつかし父母、夢路にたどるは、故郷 (さと) の家路。
       2. 窓うつ嵐に、夢もやぶれ、遥けき彼方に、こころ迷う、
                     恋しや ふるさと、なつかし父母、思いに浮かぶは、杜 (もり) のこずえ。

 原曲は アメリカの オードウェイ (John P. Ordway, 1824-1880) 作曲の "Dreaming of Home and Mother (家と母を夢見て) " という歌ですが、日本では 「埴生の宿」 などと同じく "外国生れの日本の歌" として、昔から愛唱されてきた歌ですね。
 
 歌詞は 犬童球渓 (1879-1943) によるもので、1907 (明治40) 年に、やはり彼の訳詞による 「故郷の廃家」 とともに、「中等教育唱歌集」 に採用された歌です。
 
 イ長調、4分の4拍子。 歌詞の印象や、内向的で節度のある曲の雰囲気などから、知らなければ アメリカ生れとは思えない日本的な歌ですが、ちなみにその アメリカでは今は ほとんど忘れられているそうです。
 
 なお当サイトには 「庭の千草」 や 「旅泊」 など、 他の日本の唱歌 も Upしてありますので、お聴きください。