Quando men vo'

from "La Boheme"

夕方の パリの街角

歌劇 「ラ・ボエーム」 より 「ムゼッタのワルツ」  (プッチーニ作曲)

"Quando men vo'" from "La Boheme"  (Puccini)

(マンドリン・アンサンブル (Mandoln 1.2,Mandola,Guitar)、1'55"、MP3 : 1.8MB)
(写真は 夕方の パリの街角)

  歌劇 「ラ・ボエーム」 関連記述 は、パリの屋根裏に住む貧乏詩人: ロドルフォとお針子: ミミの悲劇の恋物語ですが、その第2幕は その友人達と クリスマス・イヴの街角で 金もないのに豪勢な食事をして騒ぐ華やかな場面で、その幕の主役というべき ムゼッタが 「私が一人で街を行くと」"Quando men vo'"と 朗々と歌う、通称 「ムゼッタのワルツ」 と呼ばれる有名な アリアです。
 
  女性の アリアで "朗々と" と言うと ちょっとおかしな表現かも、ですが、将に イタリア・オペラの真骨頂ともいえる印象を残すもので、そうした歌の魅力に惹かれて、"噴飯もの" と言われそうなことも覚悟のうえ、敢えて マンドリン演奏で挑戦してみました (^_^;)。
 
  曲は ホ長調、4分の3拍子。 ゆっくりとした ワルツで、静かに歌い出し、最後は張り裂けるほどの声で歌い切ります。 歌は、喧嘩ばかりしていて自分を無視しようとする恋人で貧乏な画家の マルチェロの気を引こうとするといった内容のものですが、曲調としては マルチェロを思いやるものとなっていて、 ムゼッタの "奔放な生き方をしていながら 内面は優しい女性" を表現しているこの歌を忘れがたいものとしています。
 
  なお、この第2幕は、レストランの法外な請求書にびくついた友人達を尻目に 彼女は一計を案じて、彼女が連れてきた パトロンにそれを押し付けて皆で意気揚々と引き上げ、後に残ったその パトロンが請求書を見て あっ! と目を回したところで終わります。

< 歌詞邦訳 >
 
  私が一人で街を行くと、人々は立ち止まり、頭の先から爪先まで私を見つめ、私に釘づけになるの。 私は男達の目にあふれるその物欲し気な気になるのを楽しむの。 やがてそれは私の外見の魅力から隠された美しさまでを楽しむのよ。 こうしてあからさまな視線が私を取り囲み、私を幸せにさせるの。 ..で、あなた (マルチェロ) は私から遠く離れて、何を思い悩んでるの。 よく分かるわ、苦しみの気持ちを言いたくはないのね。 死ぬほどの思いなのね。