"Alla Marcia" from "Karelia"

ベルギー: ナミュール郊外
 

組曲 「カレリア」 より 行進曲 (シベリウス作曲)

"Alla Marcia" from "Karelia" (Sibelius)

(管弦楽、4'38"、MP3 : 4.2MB)
(写真は ベルギー: ナミュール郊外)

 数多くある行進曲の中でも、爽やかで筋肉質の、独特の雰囲気をもった行進曲で、作曲者: シベリウス (1865-1957) の生まれた フィンランドの風土が生んだという感じがする曲だと思います。
 
 "カレリア" は フィンランドの一地方、フィン人発祥の地の名前で、この組曲は 1893年の作曲当時の ロシアの汎スラヴ主義の圧迫からの自立意識に基づく歴史劇 「カレリア」 の付帯音楽として作られた曲から 3曲構成にしたもの (が現在一般的) です。 また、この行進曲はその終曲として、生き生きとして力強さのあるもので、この曲だけ単独で演奏される機会の多いものです。
 
 イ長調、4分の2拍子、モデラート。 附点リズムの イ長調の第1主題と ヘ長調で力強い第2主題が交互に展開され、最後には第1主題が フォルテッシモ で奏されて終わります。
 
 なお、レコードや CD の "行進曲集" などの中に選曲されることもある曲ですが、実は題名は "Alla Marcia"、すなわち "行進曲風に" というものなので、厳密には行進曲ではないということになると思います。 それから、ここで "爽やかな" とは言ったものの、オーケストレーションはかなり分厚いもので、MIDI でもそうでしたが、実演でも さらっと軽快な感じに仕上げるのは大変なことのように思います。 そして MIDI、MP3 では 音抜けや音割れなどの対応に手がかかりました。