Serenata Alla Luna

マンドリン

月 に 向 か い て (サルコリ作曲)

Serenata Alla Luna (Sarcoli)

(無伴奏マンドリン・ソロ、5'08"、MP3 : 4.7MB)

  一人静かに月に向かっていて心中交錯する様々な思いが心に沁みるといった、マンドリンの、しかも無伴奏ソロ曲ならではの名曲です。
 
  ニ短調の カデンツァ の導入に始まり、アンダンテ・カルモ (ゆっくりと落ち着いて) で 静寂のなかでの心の揺らぎといった様が表現された後、後段で ニ長調に転じ、眠気を誘うような甘く安らかな心境が展開されます。
 
  1911 (明治44) 年 に中国経由で来日した サルコリ (1872年、イタリア:シエナ生まれ) は、武井守成、田中常彦 などとともに日本の マンドリン・ギターの草創期に活躍し、1936 (昭和11) 年 に東京で亡くなっておりますが、ドビュッシーの 「月の光」 にも通じると思われるこの曲はその代表作です。