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「うつ病」になってしまった時、
または、
なりそうな時に読むページ



【 目次 】

 ※気になった項目から、気軽にお読みください♪

 ● はじめに

 ● 「頑張らない」は、悪いことではない
 
 ● 「心」の問題を「ココロ」で解決しようとしない
 
 ● もしかすると、それは、うつ病じゃないかもしれません。
 
 ● とは言うものの… 
 
 ● 言葉をかみ殺していませんか? 
 
 
 
 
 


 
● はじめに

 このページは、「書きかけ」のページです。おそらくこのページを書き終わる事は無いでしょう。なぜなら、このページは私と患者さんとの会話の中から、少しずつ書かれていくものであり、その会話には、終わりがないからです。
 また、私自身が、人間としてまだまだ未熟で、とても偉そうに、「あなたはこうだよ」とか言えないからです。ですのでこのページは、私の「ライフワーク」として、少しづつ書きくわえ、修正していきたいと思います。

 それでも、鍼灸師として約20年ほど過ごしました。その間、患者さんとの対話の中から、いろいろと大切なものも発見したので、ここに書いておきたいと思います。




 ● 「頑張らない」は、悪いことではない 

 まず、うつ病に限らず、心の病を抱えておられる方に多くみられるのは、「まじめ」で「頑張り屋さんだ」という事です。

 私のように、不まじめで、がんばらない人は、心の病気にはかかりません。
 「まじめ」だから、何らかの「許せない事」がおこってしまうと、許せなくなってしまいます。
 「まー、良いや」とか、「そう云う事も、あるよね〜」とか言えないので、それが心に負担になるようです。
 そうしているうちに今度は、そういう「許せない事」を、簡単に許してしまえない自分が何か「小さい人間」に見えてくるのか、自分で自分が許せなくなってしまいます。
 自分はちっとも悪くないのに、最後は自分を責めている自分がそこにいます。

 「まー、良いや」は、色々な問題を、「受け流す」ことができる魔法の言葉です。はい、「まー、良いや」と言いましょう。
 「そう云う事も、あるよね〜」は、色々な問題と、「妥協する」ことのできる魔法の言葉です。はい、「そう云う事も、あるよね〜」と言いましょう。

 はいそうです。悪いのはあなたではなく、ストレスを与えるような言動をする、「あいつ」です。「あの野郎」が悪いという事は、私も十分わかっています。しかし、「あんちくしょう」は、「ごめんなさい、私が悪かったです、反省します」と言ってくれますか? おそらく言ってはくれないでしょう。もしかりに言ってくれたとしてもその人が、本当の意味で改心し、反省し、自分の生き方まで変えてくれるでしょうか? 正直な話、そこまで期待はできないでしょう。

 悪いのは、あなたではありません。しかし、あなたが変わらなければ、何も変わりません。
 「まー、良いや」と、受け流してやってください。
 「そう云う事も、あるよね〜」と、妥協してやってください。

 悪いのは、あなたではありません。しかし、あなたが変わらなければなりません。すみませんが、そういう事です。


 頑張り屋さんも要注意です。「頑張り過ぎてるな〜」と思ったら、迷わず休んで下さいね。お願いします。
 私たちは幸か不幸か、「頑張れ、がんばれ」と励まされて育ってきました。何か「世の中的」には、がんばらないといけない雰囲気です。がんばらない人は、悪者のようです。
 たしかに、「勤勉」は良い事です。まじめに働く、立派な事です。しかし、それは、「心を壊す手前」までの話です。心を壊してまで、がんばる必要がどこにあるでしょうか?

 心が壊れそうになったら、いったん休みましょう。
 心が壊れてしまったら、遠慮せずに、休みましょう。

 休んで何が悪い。心が「疲れ」 たと言うておるんです。

 想像してください。あなたは南国に生まれました。そこにはテレビも、洗濯機も冷蔵庫もありません。日本ではあふれかえっている様な電化製品というものは何もありません。しかし、手を伸ばせば果物が手に取れ、わずかな労働で主食にありつけます。あとは、昼寝をしようが、散歩をしようが、あなたの自由です。もしあなたが「南国」に生まれていたら、そんな生涯もおくれていたはずです。
 そんな自由な生活をしているひとが、「もっと頑張らなければ」と、必死に生活をしていますか?
 そんな自由な生活をしているひとが、「なぜ自分は、もっと頑張れないんだ」と、自分自身を責めていますか?

 これは、「おとぎ話の国」の話ではなく、この同じ地球の上に存在する、実際の光景です。
 もちろん、「南国」のは南国なりの悩みはあるでしょう。西欧諸国や日本と比べれは「貧困」でしょうし、色々な工業製品がありませんから、不便な事は不便です。しかし、広い広い世界には、がんばらなくても生きていける国もたくさんあります。
 もちろん、この日本にも、がんばらなくても生きていける方法があるはずです。一緒に探しに行きましょう。

 「頑張る」という事は、大変素晴らしい事です。しかしそれは、心が壊れる手前までの話です。心を壊してまで、がんばる必要はどこにもありません。
 「頑張らない」という事は、悪いことではありません。自信を持って、「頑張らない」と宣言しましょう。




 ● 「心」の問題を「ココロ」で解決しようとしない

 心の問題を、ココロで解決しようとする方がいます。やめてください。

 心が壊れた原因に、正面から向き合おうとする方がいます。やめてください。

 心が壊れそうになったら、心が壊れてしまったら、ココロで解決しようとしないでください。あなたがつらくなるだけです。やめてください。
 「そもそも論」をします。聞いてください。
 そもそも、あなたの心が壊れそうなのは、なぜですか?
 そもそも、心が壊れてしまったのは、なぜですか?

 それは、あなたの心が、「許せない何か」につまずいてしまって、立ち上がれなくなってしまったからです。心の糸が切れてしまったからです。
 心の糸が切れたり、心の軸が折れたりしているのに、どうやってココロで解決しようとするんですか?
 精神的なものではどうにもこうにも出来なくなってしまったから、心を病んでしまったのですから、精神力で、どうにかできる問題ではありません。やめてください。しんどいだけです。

 じゃー、どうすれば良いでしょうか?

 とにかく、体を動かしましょう。
 まずは手っ取り早く、散歩に出かけましょう。体力がある人は、走っても良いでしょう。
 バッティングセンター、ゴルフの打ちっ放し…。
 何でも良いです。好きなものでかまいませんので、頭を使わない、体を使う事をしましょう。

 とにかく、頭を使わない。考えない。脳みそに、考える時間を与えない。頭を空っぽにしましょう。

 「頭を空っぽに」なんて言われると、「座禅」を思いつく人がいるかもしれませんが、一人で座禅をするのは危険です。座っている間中、色々な事が頭を駆け巡り、余計に余計な事を考えてしまいます。もし座禅を組むのなら、どこか座禅を組ましてくれるお寺に行って、たくさんの人と座りましょう。禅寺には、「作務(さむ)」といって、庭仕事や掃除、農作業をさせてくれるところもあります。作業中は、何も考えなくても良いので、助かります。探して通って下さい。

 自宅での座禅は注意が必要ですが、「写経」はぜひともおすすめします。字を書いている間中は、何も考えずに、ただ丁寧に、ゆっくり書くことをお勧めします。時の上手い下手を競うのではなく、どれだけ丁寧に、大切に書いたかを誇りましょう。
 そして、大切に大切に書いた「般若心経」を、お寺に納めに行くのも良いでしょう。

 もちろん、「とにかく体を動かしましょう」や「家にずっといると病気になるので、外に出ましょう」は、できる人だけで良いです。
 うつ病にも、軽いものと重いものがあって、重度のうつ病になると、「家を出ることすらできない」という状態になりますので、周りの家族などは、無理やり引っ張って外に出たり、「がんばって」などと励ましたりするのはやめましょう。本人は、もっとしんどくなります。
 「とにかく体を動かしましょう」は、鍼灸院に来たり、ネットで解決方法を探したりしている、比較的軽い方に限られます。
 重いうつ病の方は、何もしなくて良いです。
 悪い事をしているわけではありません。風邪をひいたら、寝てなくちゃいけませんよね。それと同じです。重度のうつ病の人は、無理をしてはいけません。とりあえず、起きられるようになるまで、寝てましょうね。
 

 また、問題に向き合う事もやめましょう。

 もちろんゆくゆくは、ご自身の抱えておられる根本的な「原因」に向き合い、解決し、克服することがもとめられます。
 しかしそれは、「ゆくゆく」の話であって、心が壊れそうな時、またはすでに壊れちゃった時には、問題から遠く離れ、逃げ出してしまう事をお勧めします。
 とりあえず、問題を解決するのは、後回しにしてください。
 心が落ち着き、精神状態が安定してからゆっくりと、問題に向き合ったら良いじゃないですか…。
 まずは、逃げちゃいましょう。
 心を壊しちゃうより、よっぽど良いと、思いませんか?

 もう一度言います。

 心が壊れた原因に、正面から向き合おうとする方がいます。やめてください。
 そんなことは後で良いです。まずは逃げましょう。


 さて、何に逃げましょうか?
 我々は案外、狭い世界で生活しています。だいたいは、「仕事」、「家庭」、「友人」の3つくらいの人間関係でしょう。

 仕事の関係で物事がうまく行かない方は、家庭に逃げましょう。
 仕事も家庭もうまく行っていない方は、友人と過ごす時間を増やしましょう。
 どんな人間関係でも良いです。まずは、逃げ場を作りましょう。
 心が折れやすいと感じている方は、あらかじめ、逃げ場を作る努力をしておいた方が良いかも知れますんね。




 ● もしかすると、それは、うつ病じゃないかもしれません
 
 私もまだまだ未熟な鍼灸師ですが、長く臨床に携わっていると、「うつ病」をはじめとする精神疾患と診断された方の中には、「これ、本当に、うつ病か?」と、疑いたくなるような患者さんがたくさんおられます。

 「統合失調症」と診断されたものの、どう見ても、ホルモン異常の患者さん…。
 「うつ病」と診断されたものの、どう見ても、膠原病(おそらくリウマチ)の患者さん…。
 「ナゾ」の首の痛みに長年悩み続け、どの医師からも結局、精神科への受診をすすめられていた患者さん…。
 枚挙にいとまがありません。

 東洋医学的には、精神と肉体は一つのものであるという考え方がありますので、精神を病んでいるのに、肉体は正常という方はおられません。心に何らかの不調をかかえておられる方は、身体にも何らかなお問題が出てきて当然です。その逆もしかりで、身体の何らかの不調が、精神的なものに影響を与えている場合も多いのです。
 また、西洋医学的な検査で、「異常」が見つからない場合も多々あります。いわゆる、病気になる前の、「未病(みびょう)」というものです。この段階では、患者さんは何らかの不調を訴えられても、西洋医学的な検査でには、まったく何も引っかかって来ないものですから、医者も首をかしげ、「異常なし」あるいは、「気のせい」はては、「精神科を紹介します」になります。

 もしかするとあなたの「うつ病」は、うつ病じゃないかもしれません。
 もしかすると、身体の何らかの不調が、精神的なものに影響を与えているだけかもしれません。
 もしかすると、身体の何らかの不調が原因で、身体がだるく、起き上がれないだけで、「自分はうつ病である」と、思い込まされているだけかもしれません。 

 ぜひ一度、鍼灸院のドアをたたき、色々相談されることをお勧めします。




 ● とは言うものの…


  とは言うもの、「がんばらなくても良い」とか、「休んでも良い」とか、「心の問題をココロで解決しない」って言われても、そんな事ができれば、「うつ病」なんかになっていませんよね?

 「それができないから、病気になってんじゃん!!」

 って、話ですよね。
 解ります。その気持ち、充分解ります。

 だからこそ、専門職としてカウンセラーがいたり、我々鍼灸師がいるわけです。
 
 鍼灸師は、身体的な不調とココロの不調を、統一的にとらえ治療します。また、自分の体験や臨床を通じて、患者さんのココロと向き合い、適切なアドバイスをしつつも、患者さんが患者さん自身の足で立って、問題を解決するサポートをしています。
 サポートと書くと表現があいまいですかね。「手助け」といった方が良いですかね。

 なぜ、それができるのか?

 それは、いま、患者さんが、どの様な状態で苦しんでいるのかが、手に取るように分かるからです。

 同じ「うつ病」でも、一人ひとり違います。

 解決できそうな悩みに、ちょっとだけつまずいている方…。

 悩みがちょっと深くなり、容易に抜け出せない方…。

 ココロの問題もさることながら、頭のパルスが「ワー」となっている方…。

 ココロに闇を抱えている方…。

 抜け出せ無いトラウマに苦しめられている方…。

 
 同じ「病名」でも、抱えている問題も、おかれている状況も、身体の状態も、ココロの在りようも、すべて違います。

 だから、治療法もすべて違います。

 一人ひとりに合った解決方法を、一緒にさぐる事によって、はじめて「手助け」ができるのです。
 
 
 
 
 ● 言葉をかみ殺していませんか?
 
 よく似た言葉で、

 「言葉を飲み込む」と「言葉をかみ殺す」という言葉があります。

 両方とも、「言いたい事を言わずに我慢する」という時に使われる言葉ですが、実は、この2つの言葉とその行動は、違った症状をあらわします。

 つまり、言いたい事を言わずに、「言葉を飲み込む」時は、本当に、身体に悪いモノを飲み込むので、「胃」をはじめとする消化器系を悪くすることが多く有ります。

 そして、首の前(男性ではのどぼとけのあたり、甲状腺が有るあたり)が急激にこって来て、のどがつまり、息がしにくくなります。

 また、鎖骨の上あたりが異常にこり、ひどくなると吐き気がして来ます。

 しかし、「言葉をかみ殺している」よりはマシです。

 こり感が強く、息苦しいですが、「言葉をかみ殺している」人よりはまだマシです。


 問題は、言葉をかみ殺している人・・・。

 これはどういう状態かというと、「こんなこと思っちゃいけない」と、言葉を文字通り、かみ殺しているのです。

 かみ殺したからといって、「胃」に影響が無くなるわけではありません。

 もちろん、「胃」をはじめとする消化器系にも大きな影響が起こって来ます。

 その上にプラスして、首の横が特にこって来ます。

 この部位には、頭や脳に行く血管が多く通っていますし、耳、鼻にも影響が出てきます。

 眼、耳、鼻、口(味覚など)の病気で、「原因不明」とされているものの多くに、このクビの横のコリが関係している方が多くおられます。

 言葉をかみ殺す時に、クビの横の筋肉をそうとう使っているのでしょう。

 言葉をかみ殺すタイプの人のクビの横は、ガッチガチにこっています。


 最近は、「ポジティブシンキング」ブームで、「マイナスの事を思っちゃいけない、言っちゃいけない」と思っている人が多いのですが、そうではありません。

 そりゃ、年がら年中、不平や不満ばかりを言って、自分で負のスパイラルに入り込み、抜け出せなくなっている人もいます。

 そんな人は、心を入れ変えなきゃ治るモノも治りません。


 そうではなく、かみ殺す必要もない言葉をかみ殺している人が多いので、「それはやめませんか?」と提案しています。

 つまり、どうするか?

 言葉をかみ殺さず、飲みこまず、吐きだしましょうよ、ね。


 現在は、ストレス社会と言われています。気に入らない上司、そりが合わない同僚、いっぱいいるはずです。

 なるべく、出せる範囲で良いので、「気に入らない」と言う努力をしましょう。

 意識して、不平・不満を言いましょう。


 もし、本人の前で言えないのなら、「あいつ、死ねば良いのに!」と大きな声で愚痴を言える友達を作りましょう。

 そうじゃないと、身体が持ちませんよ。

 
 もう一度言います。

 言葉はかみ殺さない。

 言葉は飲みこまない。

 できるだけ、吐き出しましょう。


 それが出来ない人、吐き出す人がいない人は、愚楽庵まで来て下さい。

 愚痴の一つでも聞こうじゃないか。

 (笑)
 
 




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  ≪以下、工事中≫ 。。。 




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