地震雲写真集と見比べてください。

地震雲の見分け方!

1.帯状形地震雲
 もっともよく見られる地震雲。現れる地震雲のうち、7割がこの形状。細い線のような筋状に現れる地震雲もある。これは広義に解釈して帯状形の分類に含め、雲の太さで感覚的に筋状か帯状かを判定している。雲の色は白が一般的だが、まれに灰色、赤、黒などの色のついた雲も観測される。剣のように先が尖った「剣形先細地震雲」もこの地震の一種。

8.稲穂形地震雲
 稲穂のような先太りした形状で、地震発生直前に出現する。風の向きとは無関係に、雲が震源方向に移動していくケースがある。

7.さや豆形地震雲
 さや豆やいんげん豆のような形状をしており、レンズ雲形地震雲とも呼ばれる。地上2000〜3000メートルの上空、他の地震雲と比べると低い位置に出現するため、雨の前触れの雲と間違えやすい。

6.弓状形地震雲
 その名のとおり、弓の形をした地震雲。弓の中心点の延長線上が地震の震源方向になる。雲の大きさに比例して、地震の規模は大きくなる。

5.放射状形地震雲
 ごくまれにしか現れない地震雲。地震の震源方向から数本の筋状の雲が放射状に延びる。雲が長ければ長いほど地震の規模は大きい。

4.波紋形地震雲
 地震雲の約1割がこの形状。波状雲、三日月雲などとも呼ばれるが、波紋のような形状をしているのが特徴。同心円の中心にあたる地上部分が、地震の震源になることが多い。また、同心円の半径が大きければ大きいほど、その地震の規模は大きい。

3.助骨形状地震雲
 文字どおり、あばら骨のようが形をしているが、めったに現れない。この雲が出現すると、24時間以内に地震が起こる可能性が高い。

2.断層型地震雲
 空を青空の部分と雲の部分に二分するような雲。半分は青空が広がっているのに、残り半分を薄暗い雲が覆っていて、気味悪く感じられる。雲の出現から2〜3日以内に比較的大きな地震が多い。雨雲や、雨上がりの雲と見間違いやすい。 

地震雲写真集

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講談社発行 巨大地震と地震雲参考

@最も間違えやすい雲が飛行機雲。
  飛行機雲は数分で消えてしまうのに対し、地震雲は長時間同じ形状のまま上空に留まってい  ます。
  飛行機雲の高度は8千〜1万メートルに現れるのに対し、地震雲は4千〜5千メートルに出現  します。山・ビルなどの対象物と比べるとよいでしょう。
A雨の前触れの雲
  雨の前触れ雲に似ている断層形・助骨状形・さや豆形地震雲の見分け方は、地震の震源方   向との関係から、複数の雲の固まりが同一方向を向いていることが多い、雨の前触れの雲    は、時間の経過とともに雲の向きが変化し、雲の固まりごとに向きが違います。

地震雲と間違えやすい雲