大宇(デーウ)高級車展示場

〜元祖高級車メーカーの意地〜

GM DAEWOO 高級車館

           韓国内では2番手のメーカー、大宇自動車(現在はGM大宇に改称)。
          この会社は’70年代前半から高級車を得意としてきたメーカーです。
          多くはGMの車種を下地にした車を生産してきましたが、ここに来てGMと協調しつつも
          独自の高級車路線を歩んでいる様です。
          
          こちらでは主に大宇自動車時代のラインナップを紹介します。

    1. 大宇 プリンス/ブローアム(PRINCE/Brouham)

大宇・プリンス2.0 LPG 中型DLX
大宇・ブローアム2.0 94年モデル

         大宇自動車の以前の主力車種で、ドイツ・オペルの「レコルト/オメガ/コモドール」をベースに
         1979年から生産された車種です。
         1994年まではこの上に3.0リッター直6搭載の「インペリアル」が存在していましたが、
         上級車「アカディア」の登場により廃止になってしまいまた。

前期型 ローヤル・サロン


          搭載エンジンは、前期型では豪州ホールデン社の1.9リッターを、
          中期型(93モデル以降)はオペル・ベクトラの2.0直4と1.8直4を搭載し、
          古典的なFRセダンでしたが市場では好評を博していました。

          上級車種の「ブローアム」に関しては、一時期3.0リッターエンジンも搭載されましたが、
          すぐに生産中断され、'96年には2.0SOHC/DOHCと2.2直4DOHC(149ps)に換装。
          名称も「スーパーサロン」の名が外され、単純に「ブローアム」となりました。
          「プリンス」も’96年の改良ではDOHCエンジン搭載、ATの電子制御化などの近代化を
          図りましたが、1997年のレガンザの登場により、生産終了となってしまいました。
          (タクシー仕様/ブローアムのみ1999年まで継続生産)

          後期型プリンス/ブローアムはベトナムでも少量ノックダウン生産された実績が
          あります。(プリンスの方はタクシーグレードのみ)

      2. 大宇 レガンザ/マグナス(Leganza/Magnus)


大宇 マグナスL6 ”イーグル(EAGLE)”
大宇・レガンザ2.0 "ウルトラ"

         1997年4月に発表された独自開発の高級車です。
         韓国国内では5月の第二回ソウルモーターショーで世界発表されました。
         先代のプリンスの車格を受け継ぎ、2.0/1.8リッターを核に
         グレード展開をして行きました。(一時は2.2DOHCも用意)
         当時は大宇の新世代乗用車(レガンザ/ヌビラ/ラノス)の中でも一番人気で、
         現代・EFソナタの格好のライバルでした。

         ところが99年11月に突然上級車の「マグナス」が登場。(実質はブローアムの後継車)
         レガンザは1.8リッターSOHCモデル/タクシーのみに縮小され、2.0リッタークラスは全車
         「マグナス」に格上げされる格好になりました。

         マグナスシリーズの方に関しては、
         2000年11月にスポーティーグレードの「イーグル(EAGLE)」が登場。
         従来のシリーズには「クラシック」のサブネームが付くようになりました。
         また、2001年4月にはLPG仕様(タクシー/自家用)が追加されています。

         EFソナタ、サムソンSM5等並み居る競合車との差別化を図る為
         横置き直6エンジン仕様の「マグナスL6」が2002年に投入されました。
         当初は2.0Lのみのラインナップでしたが翌年には2.5L仕様も追加投入されております。

     ・台塑汽車 マグナス(FORMOSA Magnus/XK Series)

        台湾の総合企業グループ「台塑集団」(台湾プラスチックグループ)の
        自動車製造部門である「台塑汽車(FORMOSA)」がGM大宇とのジョイントベンチャーにより
        台湾にて製造(CKD・セミノックダウン生産)しているマグナスです。
        (他にもマティスを自社ブランドにて生産している)
        直4SC−1エンジン搭載車は「マグナス」、L6 2.5エンジン搭載車は「XK」と名称を
        変更しております。(他にも直4LPG(バイフューエル仕様)も設定)

        2003年にマイナーチェンジを行い、韓国仕様のマグナスL6クラシックに準じた外装
        (内装は「マグナス・イーグル」と同じダークグレー内装に黒木目パネル)になっています。
        装備品に関してもハイテク大好き台湾らしく(笑)リヤバックアイCCDカメラや
        車載用コンピュータ等が設定されており、非常に興味深いです。

台塑汽車 マグナス2.0(初期型)
台塑汽車 New MAGNUS 2.0(’03モデル)

リヤバックアイCCDカメラ/VCDナビシステムが装備されております


大宇・アカディア3.2 "LX "

   3. 大宇 アカディア(ARCADIA)

         1994年3月から生産された大宇のフラッグシップです。
         写真をみれば一目瞭然!!ホンダ・レジェンド(先代)のライセンス生産車です。
         当初は日本仕様には無い5速マニュアルを搭載し、(ATはオプションだった)ライバルの
         現代・グレンジャー3.5に対抗しましたが、初期にAT車の暴走事故を起こし、人気は下降。
         思う様に販売は伸びませんでした。
             
         大宇自動車も売る気が無かったのか、大きいマイナーチェンジも行わず、
         (CIマークも旧型(楕円の対象型のマーク・1994年〜1996年の短期)のままだった)
         チェアマンの大宇ブランド化に伴いフェードアウトしてしまった悲しい存在です。
         外見はまんまホンダ・レジェンドだったので、「レジェンド仕様」に改造するエンブレムキットも
         韓国では現在でも販売されています。

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