初夏の御在所 爽快HikeU

傍らのリョウブの状態は?
花芽が殆ど付いていません。ほんのチラホラ程度。
この花も梅雨時の花。露に濡れた姿がよく似合う花です。
花自体は綺麗とは言えない類ですが、
独特の甘い香りが梅雨という季節を感じさせてくれます。


20130622

毎週末天気が良くなります。天気が良いと出かけない訳には行きません。ここらで一息入れたいのですがそれが出来ずに困っちゃいます。
と言うのも家の周りが草茫々。植栽の中にも雑草がニョキニョキ。古新聞も回収所に持って行きたいし。
それで今日も早仕舞い。左足ふくらはぎもチョット傷めているし、夕方にはかみさんとのデートも控えているのでその前に草取りでもしようとの魂胆です。あ〜、主夫は忙しい。所帯染みた話であいすみません。

昨日は夏至。さすがに日が長く家を出る頃にはすっかり明るくなっています。昨日までの雨の置き土産、道路はまだ濡れています。空も曇っていますが西の方には青空が。いやあ天気予報って正確になりましたねえ。
先週日曜日に比べ土曜日の所為か蒼滝橋P、トンネル西側Pともにガラガラです。そして料金所跡の大駐車場は道路から見るとまだ一台も停まっていません。駐車場に入ると南端の奥の列にはそこそこ停まっていますが他の列は全くのガラガラです。こりゃ道路からは見えませんわ。
その中にT尾さんの車を見止め横に駐車します。
準備を済ませでっぱつ。Iお母さんが腰を傷めたそうでそれで今日はお休みかな?などと話しながら歩き始め、途中でT尾さんが忘れ物に気付き引返したところにIお母さんがやってきました。腰痛もなんのその、なにがなんでも皆勤ですな。Iお母さんの面目躍如です。
7:00 a.m. 面子が揃ったところで改めてでっぱつ。

今日も寒いぐらいです。この季節でこんなに爽やかなのは本当に有難いです。あまりの寒さに長袖シャツを羽織って行きます。
中道入り口のウツギももう草臥れかけています。季節の流れは速いです。
若い人達に混じって行きます。ロートル軍団は五感を済ませ季節を感じながら草花にも目を遣りながら行くので若者達に道を譲りながらです。(聞こえは良いですが実際は足腰が弱っているだけ)
予期せぬ所にササユリの残骸。「え〜、こんなところにもあったの?」目を皿のようにしていても見逃す事ばかりです。

オオバノトンボソウ、イチヤクソウなどもどこに生えているのか虚ろな記憶に残っているので開花を心待ちにしながら行きます。(夕べ何を食ったかは覚えていませんが…。)

開花待ちより開花中は? ツルアリドウシが辺り一面咲いています。気付かぬ内に勢力範囲を広げているようです。

白く清楚、そしてエーデルワイスのように細かな毛が生えています。清楚な花は毛深いのですかね〜。
暫く行くとガンピの花も咲いています。もうそんな季節なんですねえ。あれ、ここにもあそこにも。気が付かなかったですがガンピもあちこちにあったのですね。

そしてロープウェイ下から見上げると数箇所にササユリ。遠目ではっきりしませんがかなり草臥れているようです。攀じ登って見るまでもなさそうです。従ってパス。先週が大当たりだったので今日はもう無駄な労力は使いません。
オバレ岩の手前で鉄類をジャラジャラさせた若者に遭遇。○○岩をやるとか言っています。最近の山ガブームのおかげか若者が岩に戻って来たようでロートル岩屋には嬉しいことです。

岩棚の辺りにはネジキが満開。シャシャンボ説、ネジキ説とありましたがネジキ説で落ち着いたような。

岩棚では若者集団が歓喜の声を挙げています。そうか、見慣れた我々とは違い、始めてこんな景色を目にする者にとっては、そりゃあ感動しますよねえ。しかし本番の北アなどはもっと感動的ですよ。こんなところなど比べものにならないくらいに。これを機会にどんどん山の素晴らしさを知って貰いたいものです。
岩棚から地蔵岩の方へ登り始めたところでT尾さんが呼び止めます。イワカガミがよく咲く左手斜面に寄って何かを撮ろうとしています。
戻ると「こんなん素通りしたらあかんやん。」 視線の先には開きかけのロリータササユリ。
一体tanuoさん、どこに目を付けているんでしょうね。先週も全く気付きませんでした。かなり大きな蕾だった筈です。
日陰の中に太陽光がスポットライトのように射し、それが開きかけのササユリを照らしています。ス〜ポットライト〜に照らされて〜♪ 40年ほど前の鶴光の歌ではありませんが。

こりゃ良いものを見せて頂きました。今日は全く期待していなかっただけに満足感も一入です。そして開きかけっていうのがロリコンのtanuoさんには尚更です。あ〜、よだれよだれ。
満足感に酔いしれながら登り始めると誰かが「カモシカ!」間近の斜面にしゃがみこみこちらを見ています。この界隈では天敵がいないので人を恐れる事もありません。騒いでいる人間どもを尻目にゆうゆうと立ち去って行きます。まだ子供のようで小柄です。親はもういないので独り立ちして生きて行くのでしょう。
そんなハプニングの後暫く行くとまたもや目に飛び込んできます。
「えっ、うそ!」この位置この高さは紛れもなく数週間前に見た蕾の位置です。一体先週はどこを見ていたんでしょ。この子を目当てにやってきたのに。御在所の神様は時々こうやっていたずらそします。(神様の所為にするとはふとどきな。あんたがトロいだけでしょ。)
ちょっと草臥れていますが先週は神隠しにあっていた子の写真です。

その後も百合子ちゃんを求めて徘徊します。地蔵岩を過ぎ尾根に上がった所の草叢、砂ザレの反対側の草叢、しかし花はありません。
キレットの岩場手前の尾根道、ここも昔はよく見かけた所ですが見当たりません。また行き過ぎてからT尾さんが呼び止めます。振り返ると道から外れた草叢に3‐4cmほどの蕾。ええ目してますなあ。脱帽です。

8:10 a.m. キレットの岩場着。
見下ろすと北谷へ落ち込むルンゼの斜面が白く輝いています。あの様子はヤマボウシの花です。遠く国見尾根の斜面にもチラホラ。今日はヤマボウシがよく目立ちます。

岩塔に立つともろに強風を受けます。「ふ〜、涼しくて良い気持ち。」
キレットからの登り返しは毎度の事ながら風の陰。寒い冬は天国ですが暑い夏は地獄です。今日は…その中間くらいかな〜。
北谷テラスに出ると辺りは薄暗くガスが流れています。今朝見上げた時と同様この辺りから上は雲の中って事のようです。
掘割道を行きます。タツナミソウの群落が出迎えてくれます。先週よりまた一段と花数が増えています。この花の形、つい巣から頭を出し大口開けてエサをねだっているツバメの雛を連想してしまいます。そんな話をしていると、Iさん宅のツバメは今年の第二ラウンドが巣立ちを始めたとか。早いですねえ。我家にはもう戻ってこないのでしょうか。戻ってこられても困るんですがね〜。

岩稜帯にはもうキンレイカの蕾。これも早いですね。


8:55 a.m. 上のテラス着。
傍らのリョウブの状態は? 花芽が殆ど付いていません。ほんのチラホラ程度。この花も梅雨時の花。露に濡れた姿がよく似合う花です。花自体は綺麗とは言えない類ですが、独特の甘い香りが梅雨という季節を感じさせてくれます。

しかしこのお粗末さ、今年はこんななのかなあ。

9:05 a.m. 富士見岩着。

濃いガスが流れています。湿度は高いですが陽射しも無くそこそこ涼しい風が流れ爽やかです。こんな日は曇っている方がお年寄りの身体には宜しいようで。
朝陽台まで行ったところでリハビリハイクのIおかあさんがまた中道を引き返すと言います。私も今日は早仕舞いだし、温泉営業時間に合わせ時間稼ぎの為武平まで誘います。T尾さんもお付き合いで早仕舞いだとか。それじゃあ武平まで皆で行きましょう。おかあさんとT尾さんはまた明日も来るそうです。tanuoさんは明日はチョボラ。皆さんには付いて行けません。
朝陽台から遊歩道を行きます。道路脇に白い蕾が目立ちます。咲いているものもあり、花の形は丸い小さな5弁と大きく伸びた沢山のオシベ、サワフタギかガマズミのようです。しかしその付き方が扁平ではなく、リョウブのように円錐状の花穂に付いておりその花穂が全て上を向いています。もしかしてノリウツギかもしれないなどと皆言いたい放題。今度Y川先生に聞いてみようっと。

自然学校前で小休止兼燃料補給。T尾さんからリッチなチョコレートケーキを頂き、お母さんからは山形産佐藤錦。めっちゃラグジャリー気分のtanuoさんです。貧乏舌のtanuoさんでもリッチさが解ります。ん?違いが解るようになったかな?
寒いくらい涼しく喉もあまり渇きません。その内寒さに耐えかねてジャケットを羽織る事に。

望湖台に向かいます。その途中にも先ほどの不思議な花が咲いています。完全に咲ききっていないのでこの後どうなるか解りませんが。

こんな写真じゃ花穂の形が解りませんね。


9:45 a.m. 望湖台着。

早々に武平目指してでっぱつ。あわよくば…などとまだ峠道で百合子ちゃんに出会える事を期待しています。
しかし、行けども行けども全く咲いていません。結局武平まで収穫なし。


10:20 a.m. 武平峠着。
ここのヤマボウシ、花が少ないです。それでも数輪見つけパチリ。
小休止の後スカイラインに向けてでっぱつ。
今年はまだ雪のある内からよく武平からエスケープしています。以前は通る度新鮮さを感じたものですが、今年は見慣れた景色です。
スカイラインに出るとウツギが満開です。もうここまで満開ラインが這い上がってきたのでしょう。

スカイラインを降りて行くと海老茶色の種がいっぱい付いています。アオダモのようです。今年は特に沢山咲いていましたからねえ。
不作が心配されたリョウブも丸い小さな蕾がぎっしりと付いた花穂がいっぱい出ています。不作は上のテラスのリョウブだけだったようです。
ノリウツギも発見。やはり山頂遊歩道の花とは明らかに違います。じゃああれはなあに?

週半ばの雨のおかげか西多古地の滝が大量の水を落としています。

表道と合流し修験場を通り過ぎるとヤマボウシの大木。こりゃ撮らない訳には参りません。

天場から見る対岸のヤマボウシも。

最後に山の家に寄って沙羅の花を。
全体にまだまだ固し。それでも一輪だけ大きく膨らんだ所があります。


11:30 a.m. 車に帰着。
良い時間です。温泉ももう営業しているし、こんなに早ければかみさんとのデート前に少しくらいは庭の草取りも出来そうです。


2013年06月23日22時05分00秒 記



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