今日も軟弱 温泉Hike

結局今日も鎌はパス。
今日も軟弱 温泉Hike。
最後のお遊びでまた崖落ちです。
ムムッ、なんじゃこのグサグサは!
スカイラインに出る手前、
河原に出た所でお昼にしようと思っていたのに
うっかり行過ぎてしまいました。
ああやっぱりボケが進んでいます。


20130203

先週入り損ねた寿亭の温泉、今日は是が非でも。
普段は日帰り温泉はやっていないそうなので、こんな機会でもなければ永遠に入る事はないでしょう。
朝の通過時に横目で駐車場を偵察します。「へえ〜、満車やん。結構お客さん入ってるんですね〜。」
温泉チケットの入浴時間帯が、11:30〜15:00ですからチェックアウト後、次のチェックイン前って事ですか。じゃあその頃には駐車場も空いているでしょう。

6:40 a.m. 温泉街奥の駐車場着。
さすが日曜、おまけに好天。駐車場は8割がた埋まっています。
向かって奥の左側が2台分ほど空いていますが、地面には大きな水溜り。「あんなとこ停めたら出られへんやん。」
その反対側、右奥にギリギリ1台分のスペースがあります。入れ難いですがお尻からなんとか突っ込みます。「うん、ここなら草履でも乗り降り出来ます。」
モルゲンロートまでまだ少々時間があります。眠い目を休める為、暫く目を瞑って時間待ち。
ですが次から次と車がやってきてガサガサやりながら停めています。「うるさくて寝てられねえ。仕方が無い、靴でも履くか。」
7時になったところで車から出て荷物の仕度。毎度毎度使いもしないアイゼンを天蓋に着けて、つるはしをホルダーに着けて…。冬場は余分な手間が増えます。「あ〜、面倒臭〜。」昨日はきっと雨だった筈、じゃあスパッツは着けずに行きましょ。少しでも手間をかけたくない先天性不精症のtanuoさんでやんす。
ぼちぼち色付いたかな〜? 仰ぎ見る御在所は全く色付いていません。薄雲に朝陽を遮られ暗いグレーのまんまです。「仕方ないなあ、出かけるか。」
今年はまだ目の覚めるようなモルゲンロートにお目にかかっていません。この積雪じゃあねえ、今年は無理かも。

7:05 a.m. でっぱつ。
何も考えていないと足が勝手に中道を歩いています。惰性で生きているtanuoさんらしいです。まあなんと言ってもメインイベントは寿亭の温泉、前座は何でもええやんか。
先週土曜日は若者ばかりだったのですが、今日はジジババが目立ちます。若者は土曜日、ジジババは日曜日と棲み分けているのでしょうか。だとしても本人はまだ若いつもりのtanuoさんは土曜日当番ですね。えっ、雨だからとサボるようじゃあ若くないって。いやあれはリスク回避、勇気ある決断と言ってください。(目覚ましもセットせず8時まで高鼾だったくせに。)
雪が少ないです。雨で融けちゃったようです。この時期で根雪が無い様では今年はこのまま過ぎてしまいそうですね。
私が現役の頃も毎年こんな程度で、再開後雪の多さに驚いたものです。「御在所辺りでもこんなに積もるの?」とたいそう得した気分になったものです。それがまた毎年少なくなっているようで少々寂しいですね。
ひとりで歩いているといろんな事が頭を過ぎります。瞑想というより妄想ですな。キの字一歩手前のtanuoさん、その内恍惚の人になってしまいそうです。それにしても暖かいです。まるで木の芽時、tanuoさん要注意ですぞ。


7:40 a.m. 岩棚着。
やっと薄雲の隙間から御在所に日が射し始めました。天気はまずまずなのですが陽射しが乏しいです。

多少雪が出てきましたが踏まれている所はカチカチ、外すとグサグサ。気温の低かった先週の方がグッと締まって歩き易かったです。
尾根に出ても風がありません。ときどきそよ風が吹きますが生暖かくて気持ち悪いくらいです。冬はキーンと張り詰めた風じゃなくっちゃ。

キレットを過ぎ凹角横の梯子、アイゼンの爪でかなりささくれています。付けるなとは言いませんが、せめて爪の無い腹で乗れないものですかね?この分では1シーズンで梯子がダメになっちゃいます。こんなにあちこち荒れ出すとその内御在所も入山料徴収なんて事になるかもしれません。そうならない為にももっと優しく接して貰いたいですね。

凹角上のコブシ、先週より光線の具合が良い所為か蕾がすごく目立ちます。春が待ち遠しいです〜う。


8:10 a.m. 北谷テラス着。

この先の掘割、先週より硬く踏み固められていますが、やはり物好きは居るようで微かなビブラムのステップが残っています。それを拾いながら行きます。先週同様足元ばかり見ていると気付かぬ内にかなり登っています。ふと見上げるとドンツキはもう目の前。その向こうにエルガーフェイス。今日も威風堂々と遥か彼方を見つめているようです。あれ〜、目地の雪、もう完全に無くなってるやん。

屏風岩の上の樹林が白くなっています。ほんの薄っすら程度ですが霧氷が付いているようです。じゃあ融けない内に早く行かなくっちゃ。岩稜帯への登り、乾いた岩が出ており夏同様フリクションを楽しみながら行きます。楽しみながらその後のトラバース道を想像しています。「雨の後だから透明氷になってるんだろうなあ。」

回り込み上から覗くと思ったとおり、つるんつるんで透きとおっています。
「あ〜、恐い恐い。」と声を出してトラバります。その下の梯子が掛けてある所、飛び降り、乾いた岩に左足が着地した瞬間つるりんこ。幸い右足が鎖に引っ掛かり転落には到りませんでしたが久し振りに緊張しました。ふざけて「恐い恐い。」なんて言ってたから罰が当たったかな?もっと謙虚に、もっと謙虚に。一見乾いているように見えても薄い氷がコーティングされている事もあるんですね。
こういった予期せぬ出来事があるから山って面白いんですよね〜。

8:30 a.m. 上のテラス着。

この先がまた面白いところ。半ば氷りかけの踏み跡につま先を蹴り込みながら行きます。蹴り込んでも相手は氷、殆ど食い込みません。浅いスタンスにそ〜っと体重を預けバランスを取りながらの登りです。一歩一歩慎重に。このハラハラドキドキが堪らないんですねえ。これだから山は止められません。
知らず知らずの内に脹脛に負荷がかかります。気が付けばパンパンです。踵を落としているつもりでも岩と違い硬い雪はどうしても踵が上がってしまいます。まあこんな事して遊べるのは御在所だから。本番ならすぐアイゼン付けちゃいますもんね。
ちびりそうな思いをしながら行くと富士見岩。もう滑っても転んでも大丈夫。

8:40 a.m. 富士見岩着。

摩利支天像のお賽銭箱、お賽銭が氷漬け。これじゃあふとどき者もふとどきを働けませんなあ。

朝陽台へ向かいます。屏風岩の上に見えていた霧氷林、まだしっかりと残っています。ちいとショボイですがまあ無いよりはマシってところですね。

朝陽台からレーダードームの下へ回ります。やはり雪が軟らかくズボズボ踏み抜きます。ってtanuoさん、まだスパッツ着けてなかったんじゃ…。
それより冷たい風が吹きつけこちらの方が我慢出来ません。レーダーサイトの陰に回りこみジャケットを羽織ります。フードも被って耳の保護。「あれっ、いつのまにか耳のしもやけが治ってる。」右手の指のしもやけも数週間前には完治したし、こりゃ温泉三昧のおかげかな?
遊歩道に出てそり広場へ。人工氷瀑も青空のおかげか綺麗です。

人工氷瀑のこの氷の様子、解ります? 乾燥した強風が吹きつけると氷って蒸発して無くなるんですね。固体から液体を介さずいきなり気体になるんです。昇華とも言います。
昔、稜線上でテントを張り、雪のブロックを積んで作った分厚い防風壁が、一晩でスカスカの隙間だらけになるのをよく目にしました。
御在所でもこんな現象を見る事が出来るんですねえ。御在所も風が強いんですねえ。新たな発見にまた感動。

感動もそこそこにトイレに駆け込みます。寒いとおしっこが近うていかん。
電気ストーブにあたり暖を取ります。ん? 今日は洗面台も小便器も氷っていません。やはり暖かいのか。それにしては寒いなあ。風が強い所為かな。
御在所良いとこ一度は〜おいで、どっこいしょ。トイレの中には、ほ〜ら〜春が来たよ、チョイナチョイナ〜♪
またまた断腸の思いで温かなトイレを後にします。自然学校前で日向ぼっこをしながら賞味期限切れのオニギリを頂きます。まあ冷蔵庫に入っていたようなもんだから良いでしょ。

望湖台へ向かいます。先週は手が冷たくて痛いくらいでしたが今日はそれほどでもありません。こちらは風の陰で日当たりも良い所為でしょう。
当然手袋の中でお手てはグーなのです。オーバーミトンの買えないまるビのtanuoさんはこうやって耐え忍んでいるのです。

三角点からまた雪尾根を行きますが、ズボズボの連続です。スノーシューの跡を辿ってもこうですから踏み跡の無い所なんて推して知るべし。

9:30 a.m. 望湖台着。

望湖台からは何をトチ狂ったのか記念碑広場へ向かってブッシュ帯に突入。今までの様子で雪を踏み抜く事が解っていながら。
当然の事ながらズボズボの連続です。あんたなあ、スパッツも着けとらんでアホとちゃうか。はい、アホです。
記念碑広場からも笹薮帯をショートカット。相変わらず股まで踏み抜きヒーヒー言いながら。バカは死ななきゃ直らない〜♪
なんとか遊歩道に抜け峠道へ向かいます。
峠道も気温が高い所為か昨日の雨の所為かズボズボ踏み抜きまくり。
天気が良いとこんなバカやっても気になりません。


10:10 a.m. 武平峠着。

雪の状態はこんな様子。風の抜ける所にはもう有りません。
グサグサ雪と戯れていた所為か思ったより時間を食ってしまいました。今日辺り鎌まで行っておかないとメタボ脂肪がちっとも減りません。そう思って登り始めると、スノーシューの踏み跡がひとりだけ。当然いきなりズボズボです。くるぶし程度ですが山頂まで続くと思うと帰りの時刻が気になります。まさか15時を過ぎるとは思いませんが、万一過ぎたら寿亭の温泉はタイムアウトです。
じゃあここでゆっくりお昼の休憩を取ってから降れば丁度良い時刻? でもなあここは少し寒いです。少し降って風の無い日溜りでお昼にしましょ。
結局今日も鎌はパス。今日も軟弱、温泉Hike。
最後のお遊びでまた崖落ちです。ムムッ、なんじゃこのグサグサは!
スカイラインに出る手前、河原に出た所でお昼にしようと思っていたのにうっかり行過ぎてしまいました。ああやっぱりボケが進んでいます。戻るのもバカバカしいのでそのままスカイラインに出ます。
スカイラインの雪はもうシャーベット。ビチョビチョのグチャグチャです。なんだか春の陽気ですねえ。
西多古地の滝もドウドウと大量の水を落としています。先週は水色に氷っていたのになあ。

スカイラインの下を潜って落ちる西多古地の水、スカイラインの脇でここでも滝をかけています。
日当たりの良い所はすっかり雪が消え路面も乾いています。このまま春になってしまうような…、なんだか物悲しいですねえ。

表道に合流し修行場跡に抜けます。この先の河原の左岸が日当たりが良くてお昼に良いのですが、行って見ると斜面の雪も薄くなり良い場所が確保出来ません。従ってここもパス。

三ツ口ダムの下が風も無く日当たり抜群。ですがもう面倒になってしまいお湯を沸かすのもパス。ポカリでオニギリを流し込みお昼は終了。
時々硫黄の臭いが漂ってきます。なんだかおかずにゆで卵を食べているような。

11:25 a.m. 駐車場着。
よい時間です。片付け物を済ませ寿亭まで降りれば40分くらいになっているでしょう。

寿亭の駐車場に停め少し戻ります。寿亭のロビーは道路からエレベータで上がり庭を通り抜けた所にあります。
鹿の湯ホテルもそうですが、崖に張付くように建てられた旅館、どこもエレベータが欠かせないようです。それらと比べ下の広い所にあるグリーンホテルは良いですね。庭も広いし露天風呂も広いし。
寿亭の浴場、狭いです。もったいぶって日帰り入浴を制限している訳ではなく、狭すぎて対応出来ないって言うのが本音のようです。
泉質はこの辺りはどこも同じようなもの。(湯ノ山ロッジは水道水だそうですが)じゃあグリーンホテルが最もパフォーマンスが高そうです。一通り入ったらグリーンホテルに落ち着きそうです。そして温泉チケットが無くなったらまた希望荘。
帰りにまた温泉チケットを買っておきました。またタオルが増えます。一体どれだけ増えることやら。


2013年02月03日21時25分00秒 記



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