日溜りHike

祠の横に戻りここでお昼にします。
風無し日当たり良好、
日溜りHikeは愉しき哉。


20121223

先週抜けて2週間ぶりの御在所。早仕舞いが続き、体力的にもどうもモチベーションが萎え気味です。おまけに雪もまだまだで、それで尚更気が乗りません。それでもいずれやってくる要介護時代に向けて、少しでも子供達への負担を軽くする為体力維持に努めなければなりません。「昨日までピンピンしてたのに、今朝起きて来ないなあと思ったら亡くなっていた。」がtanuoさんの理想。その為にも週次業務の御在所通いに努めなければなりません。
冬至も過ぎ、この時期の出発はまだ真っ暗です。車に乗り込み濡れたフロントガラスを一拭きした瞬間、窓が凍りバリバリとワイパー音。過冷却もこの時期の風物詩です。氷の隙間から前を見ながら半分メクラ運転。外気温表示は0℃です。暫く走るとやっと融け始めます。相変わらずtanuoさんは不精ですなあ。かみさんもいつも私と同じ。全く似た者夫婦とはよく言ったものです。
菰野の道の駅に到着時も真っ暗。トイレから出てもまだ薄っすらと空が白んでいる程度です。
道路に出ようとすると前に数台の車がいます。これって皆御在所行き? そこで今日が日曜である事を思い出しました。「駐車場、停めれるかな?」
思った通り前の車は御在所行きでした。到着時は既に満杯。道路が空いていたのでそこに停めます。なんとかセーフ。

先着の人達、鉄類をガチャガチャいわせてフル装備です。こんなところに停めて一体どこへ行くつもりなんでしょ。道中見上げていた御在所は雪なぞ無く真っ黒け。不精なtanuoさんは最初から冬道具なぞ持って行く気は毛頭ございません。いえ、トランクの中にはちゃんと入れてあるんですよ。tanuoさんにしては凄いでしょ。でもねえ、重いのキ〜ライ。スパッツさえも置いて行きます。ホントtanuoさんの不精にも困ったものです。

7:00 a.m. でっぱつ。
気温は高めです。これじゃあ雪なんて期待できませんわなあ。早く来い来い寒太郎。
こんなに暖かくても、昨日は雨だったから上のテラスから上は透明氷でツルツルでしょう。それが解っていて冬道具を持って行かないtanuoさん、「おまえなあ、御在所をなめとんのとちゃうか。」などとお叱りを受けそうです。
今日も当然中道から。登り始めると全く人を見かけません。あんなに沢山の車が停まっていたのに。
じゃあ静かな御在所を満喫しながら行きましょう。

下のテラスまで来るとやっと陽が射し始めました。少し薄雲がかかっていたようですが正面の御在所はよく晴れ渡っています。

お空は快晴、風も爽やか、小春日和の日溜りHike。
振り向くと地蔵岩の向こうに朝靄に包まれた菰野の街並み。これもまた初冬の風物詩。

ザレ場横のミヤマシキミの実、まだ真っ赤ではちきれそうです。これじゃあ真冬はまだまだ先ですな。


8:00 a.m. 北谷テラス着。
冬枯れの斜面、その上に岩稜が白く輝いています。いつ見てもこの景色って良いですねえ。大好きです。
北側、北谷の向こうには腰越峠の上にお釈迦様がコンニチハ〜。

荒れた掘割道を行きます。ドンツキにはジャジャ〜ン。今日はまた一段と立派に見えます。まさに威風堂々。

エドワード・エルガーの曲を鼻歌で進みます。岩稜帯に出ると薄く霞んだ鎌が目に飛び込みます。鎌ちゃん、暫く行ってないなあ。今日辺り行っとく?

足元には透明氷がべっとり。嫌な予感。
岩稜帯から右に回り込むと、「やっぱり。」透明氷がベットリ。乾いた岩面を拾いながら進みます。
上のテラスの真下の岩、分厚い透明氷が全面を覆っています。不用意に足を置くとちゅるちゅる滑ります。背に腹は替えられません。垂れていたトラ紐に掴まり強引に腕力登攀。しかしよく滑ります。「ちゅるちゅるうまうま〜、バカ鯱屋!」つい口癖でしょうもない歌が出てきます。

8:20 a.m. 上のテラス着。

そして振り向くと…、「ギャン。」透明氷の回廊が続いています。

ここから先は、「ちゅるちゅるうまうま〜、バカ鯱屋!」のオンパレード。しかし楽しませてくれますなあ。これだから御在所通いは止められません。ガンガンとカッティングしたり真ん丸ツァッケを蹴り込んだりも楽しいですが、乾いた岩面を拾いながらも結構楽しいものです。アクロバチックな姿勢を取りながらの登攀、これって頭と身体の体操?
ちびりそうな快感を味わいながら行きますが、お楽しみはあっちゅうまに終わってしまいます。

8:30 a.m. 富士見岩着。

すぐ目の前の岩に沁み出した水がベルグラとなり張付いています。遠目には綺麗なもんです。

そして摩利支天像のお賽銭箱は…見事に凍り付いています。

かなり気温は下がっているようですが、風がなく日が当たりポカポカ暖かいです。まさに小春日和の日溜りHike.

8:40 a.m. 朝陽台着。
全くの人影無し。ロープウェイもやっと動き出したばかりのようです。昨日の置き土産かあちこちに雪だるまが残っています。

遊歩道を行きます。薄く積もった雪が凍り付きよく滑ります。しかしこれもバランスの訓練と思えば我慢できます。
自前の足でやってきてロープウェイ会社には一銭のお金も落とさず、コストをかけて舗装したアスファルトをアイゼンで傷める。そんな事このtanuoさんには出来ません。なんちゃって。

ゲレンデの雪はまだまだですなあ。なんて思いながらソリ広場まで来ると、「ワーオ。雪、いっぱいあるじゃん。」

自然学校前で小休止。ついでに朝食のパンを齧ります。背中を太陽に向けているとガラスに映った私の身体から凄い湯気が立っています。気温は低いが陽射しが強い。それで湯気が立っているのでしょう。まるっきり春ですなあ。

朝食の後は久し振りに望湖台へ。

9:15 a.m. 望湖台着。
ほんと、雪が少ないですなあ。遠く御池の山頂にはかなり積もっています。

北面が見える鎌も真っ黒けです。

来た道を引き返し記念碑広場へ。望湖台からのどこでも歩きには時期尚早です。
そのまま遊歩道を峠道へ。
降るにつれ気温が上がり少々暑いくらいです。展望台傍の木はもう来年の新芽が真っ赤に膨らんでいます。


9:50 a.m. 武平峠通過。
今日は早仕舞いではありません。久し振りに鎌の神様に挨拶してきます。

10:15 a.m. 展望岩着。

登りの暑さに耐えかねてジャケットを脱ぎます。脱ぐとちょっと寒いかな?
ところどころ雪が残っていますが御在所のような透明氷はありません。チョット退屈鎌ヶ岳。

10:35 a.m. 鎌山頂着。
風も無く陽射しは暖かくまるで春の陽気です。小春日和とはよく言ったものです。

祠に柏手の後南側へ。

これって春霞?
祠の横に戻りここでお昼にします。風無し日当たり良好、日溜りHikeは愉しき哉。
お久のどんべいきつねうどん。ガスの残量が少なく火力が弱いですが今日の天気なら充分お湯も沸きます。
薄く積もった雪が融けずその照り返しのおかげかジャケットなしのままでも全く寒くありません。こんな日ばかりだと最高なんですがねえ。

11:15 a.m. でっぱつ。
山頂の日溜りに別れを告げます。柔らかな小春日和の景色も見納めです。

長石尾根から三ツ口谷へ。多少雪が残っていますが氷ではないので楽チンです。
冷え具合から三ツ口最奥の滝が凍っているかとほのかな期待を抱いていましたが、近付くにつれ大きな水音。「こりゃダメだ。」
それでも滝下まで行きます。やはり全く凍っていません。その横には沁み出した水が凍りついていますが、ショボイです。

氷の無い三ツ口谷を降ります。この暖かさじゃあ凍る訳ねえわなあ。


11:55 a.m. 三ツ口大滝下着。
水際の石はアイスコーティングでツルツル。滝下の流れは水が多くすぐ下まで行くのはパス。早く全面氷結しないかなあ。

今日は結構水量が多いです。氷はありませんが流れが目を楽しませてくれます。

ほんまええ天気やなあ。小春日和は愉しき哉。

三ツ口ダムのすぐ上の滝も一時に比べ落差が大きくなってきました。その前に出来ていた河岸段丘もすっかり流され川床も低くなっています。自然の回復力って凄いですね。三ツ口ダムのダム湖もまた出来るのでしょうか。あの湖水の色、また見たいですね。

三ツ口ダム下の渕も今日は綺麗な色です。冬特有の寒々とした色です。


12:35 駐車場着。

この時刻にはもう多くの車が引き揚げています。皆さん早仕舞いですか。鉄類ぶら下げていた人達、山岳会ではなかったのですかねえ。それとも今時の山岳会は昔のようにめいっぱい活動する事はないのでしょうか。

片付けを済ませ温泉へ。今日はお久の希望荘。ここからだとちと遠回りですが。



2012年12月23日23時50分00秒 記



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