冬枯れHike

正面に現れた御在所の山頂付近にちょうど朝陽が当たっています。
本当に冬枯れ色の御在所です。
これもまた落ち着いた色合いでええもんですな。


20121208

今週末も良い天気、だった筈なのに金曜夜には雨マークが。北日本も大荒れだそうです。
鈴鹿の山は琵琶湖経由でもろに日本海側の影響を受けるので案外雪かも。どっちに転んでも何某かのご利益は有りそうです。ウッシッシ〜。
23号線を走っていると時々フロントガラスが濡れます。霧雨が降ったり止んだりのようです。四日市から湯ノ山街道、この頃には夜も明け正面に鈴鹿の山並みが望めます。手前に大きな雲がありそれが霧雨を降らせているようですが、鈴鹿の稜線辺りは雲が切れています。
しかしその色は真っ黒。薄化粧だにしていません。冬の山にスッピンは似合いません。厚化粧でなくとも、せめて薄化粧くらいはして貰いたいものです。これじゃあ年賀状の写真が撮れんじゃん。
でもこの分なら道路が冠雪って事はなさそうです。先週は雨でタイヤ交換できなかったし。そう言えば冬道具も出してないんですよねえ。一体いつになったら用意するんでしょ。不精にも困ったものです。去年も大雪の中スパッツなしで歩き回ったのでした。懲りないおっさんですなあ。
この様子ならスカイラインにも雪は無い。だからまだ閉鎖されていない。と勝手に決めています。そして鳥居道のゲートまで来て、「ギャン! 閉まっとるやんけ〜。」手前には数台の車が停まっています。まあここから歩いても30分ほどのアルバイトですが、そこは不精者のtanuoさん。すぐ向きを変え温泉街に向かいます。そんなに歩くのが嫌なら山なぞ行かなきゃ良いのに。げに不可解なtanuoさんなのであります。

6:55 a.m. 温泉街奥の駐車場着。
曇っている所為かまだ4台しか停まっていません。Lucky〜。曇りの所為だけではなく冬って事も手伝って一気に人が減ったのでしょう。よしよし。
風が強く車が揺れます。雲脚が速く山頂の強風が想像できます。不精者のtanuoさんはシートをめいっぱい後ろにやって、運転席で靴を履きます。
トランクからザックを出す為外に出たとき何台かの車がやって来ました。最後尾には見覚えのある車。運転席で誰かが手を振っています。それでやっとM先生だと解りました。tanuoさん、朝が早いとまだ頭が半分眠っているようです。熟年世代はtanuoさんに限らず惰性で生きてるんですよね〜。頭も使わなきゃ退化する一方ですわ。
もう季節柄早く来なくても良いと判断されたようです。早く来てたらまた野洲河ダムまでドライブしなきゃならないところでした。いや、閉鎖されてるからそれは無いか。
こうやって皆さん色々と考えて行動しているんですね。なんにも考えないtanuoさんってやっぱり変?
そしてスカイラインゲートから引き返して来た訳でもないのです。「菰野の街中から何箇所かでスカイライン閉鎖の案内が出ていましたよ。」そんな案内にも気が付かない、気が付いていても案内そのものを信用しない、tanuoさんって困った人ですなあ。

7:15 a.m. でっぱつ。
気温は駐車場で7℃。かなり高めですがこの強風が体感温度を下げてくれます。それでも凍りつくような冷たさでない事は充分感じられます。
今日もM先生はハイペース。ロートルtanuoさんは付いて行けましぇーん。
ロープウェイ下でジャケットを脱ぎます。M先生は洒落た手袋を着けています。同じロゴがズボンにも付いています。モルモットとか書いてあります。その話をしていて「これオケツに穴が開いてるんですよ。」などとご婦人とは思えない言葉を発します。それでついかみさんの若い頃を思い出してしまいました。かみさんも中年のおっさん達に混じっておっさん同様、「痛ってえ、ケツ打った〜。」なんて言ってました。花も恥らう女子高生の頃にですよ。おっさん達がケツと言うものだからうつっちゃったんですかねえ。朱に交われば紅くなるとはよく言ったものです。M先生も同じように若い頃の山仲間(当然男です。)達がケツと言っていたので普通にケツと呼んでいるようです。これも山屋共通の文化なんですね。
そんなくだらない事をくっちゃべりながら歩いている内に尾根筋に出ます。正面に現れた御在所の山頂付近にちょうど朝陽が当たっています。本当に冬枯れ色の御在所です。これもまた落ち着いた色合いでええもんですな。

先週はこの辺りから雨がアラレに変わったのでした。「先週に比べ今日は楽ですねえ。」なんて言いながら行きます。雲は多いですが降っているのと降ってないのとでは気分も全く違います。

8:00 a.m. キレット着。

岩場に薄っすらと雪が着いています。先週より少なめですが風が時折強く吹きつけバランスを崩しそうになります。スリップしないように気を付けて〜。

凹角を過ぎたところでウエイトトレーニング君が降りてきました。上の方が凍っていてアイゼンが要りそうとの事。まだ倉庫から出してないとも言えず、「忘れてきました。」M先生は「車の中で〜す。」全くあんたら山をおちょくっとんのか。「こういう連中に限って事故を起こし他人に迷惑をかけるんだ。」なんて言葉が聞こえてきそう。いかんいかん、帰ったら道具出しとこ。タイヤも替えとこ。

北谷テラスで小休止。先週は強風に乗って霰が顔を叩き休んでいられなかったのですが、今日は平和なものです。しかし雪が少ないなあ。
岩稜帯が近付くとスタンスに雪が着き滑り易くなってきます。トラバース手前で追いついてきた若者二人に先を譲ります。譲った途端に地面が凍りつき皆でキャッキャと言いながら行きます。この辺りはまだ良いとして山頂直下がいやらしそうです。ウエイトトレーニング君はここから上の事を言っていたのでしょう。透明氷の上に薄っすらと雪が被っており下手をするとズルッと行きそうです。ゆっくりゆっくりソローリソローリと慎重に行きます。

8:30 a.m. 上のテラス着。

この先は氷の回廊。ちゅるちゅるうまうま〜、ちゅるちゅるうまうまっ。バカ鯱屋!

8:40 a.m. 富士見岩着。

先週のように五里霧中って事はありませんが、白く無い! 真っ黒です。
今日もまた年賀状の写真はゲットできず。ああいつになったら写真が撮れるんだろ? ちっとも年賀状作成が進まんじゃん。
朝陽台経由でアゼリア前へ向かいます。
予想に反して遊歩道には凍りついた雪がべったりと付いています。あれ〜、滑りそう。じゃなくてもう滑ってまんがな。
それに凄い風です。飛ばされそうです。カッターだけでは風が抜け急速に体温を奪われます。早く風の陰に入ってジャケットを羽織らなくっちゃ。
風の音に混じってゴーっというスノーマシンの音が聞こえます。ソリ広場で運転していたようでカキ氷雪が出来ています。傍の樹木には樹氷が。それに日が辺り輝いています。ほんの少しですが綺麗です〜う。

カキ氷を踏みながら自然教室前へ。ここで風を避けながら朝御飯にパンを齧ります。その前にジャケットを羽織って。
時折日が射しポカポカと暖かいです。すっかり日溜りが恋しい季節になっちゃいました。
こんな時に出るのは温泉の話。今日もお互い早仕舞いなので10時から営業しているグリーンホテルへご一緒しようって事になりました。M先生のJAF会員証で一人500円。そこでまた先週は温泉で眺める紅葉が綺麗だったという話に。あの景色が堪能できるなら正規料金の650円でもちっとも惜しくありません。
心は既に露天風呂。さっさと武平経由で降りましょう。
望湖台もパスし、毎度お馴染みショートカットのチロリン村経由。出口の鉄柵が跨ぎ易いように四散しているブロックを一箇所に集めます。
峠道はもろに北西風の影響を受けます。風が強くて足が縺れるなかヨタヨタと降りて行きます。
展望台を過ぎ、掘割の中に入るとホッとします。風の音が止み急に静かになります。と同時に急に暖かくなります。
武平峠に着くなり人目を避けて(と言ってもM先生だけですが)コキジ撃ち。寒さの所為で近くてたまらん。いやたまってました。
峠は風が吹き抜け寒いので風を避け少し降ります。
すぐ下の広場でコンビニオニギリを齧りながら地震談議。昨夕東北の方で大きな余震があったあれの話です。そこから全国の学校の耐震補強の話、日本のインフラの老朽化の話と話が飛びます。脱コンクリートなんてキャッチフレーズが前回衆院選で流行ってましたねえ。インフラ再構築の為にも脱コンクリートなんて馬鹿げたキャッチフレーズはもう使えませんねえ。
お喋りもほどほどに、スカイライン経由で降ります。
風が無いとちっとも冷たくありません。なんだか生暖かいくらい。西多古地の滝も全く凍っていません。頬に感じる大気が張り詰めたような冷たさ。とはとても言いがたい暖かさです。

そうそう先週はこの辺りには雪が有ったんですね。三温四寒とでもいいましょうか…。

10:30 a.m. 車に帰着。
ぬっく〜。これじゃあ雪は積もりません。
早く寒太郎来ないかなあ。
じゃあグリーンホテルでまたご一緒しましょう。


2012年12月01日22時10分00秒 記



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