蝉時雨Hike

あっちもこっちも蝉時雨。
ゲーキョゲーキョ ケケケのケ
蝉という蝉、皆エゾハル
もっと上品に鳴けんのかい!


20120715

7月14日土曜日は急遽かみさんとデート。メタボ予防は中止です。
その代わりに本日、日曜日に出かけてきました。小雨で涼しいだろうとの思い込みは見事に外れ、もう梅雨が明けたかのような夏日。大汗かいてなにもかもベタベタ。ハ〜、今日はしんどかった〜。

7月15日 日曜日、いつもより早めに家を出ます。最近はこれが常習化しちゃいました。早い所為かそれとももう日の出が遅くなりかけているのか、午前5時でまだ薄暗いです。
薄曇りのようですが鈴鹿はどうかな? 小雨くらいの方が涼しくて良いかも。

6:25 a.m. 料金所跡駐車帯着。今日はまだかなりスペースが空いています。3連休なので皆さん遠出されているのでしょう。
若者グループが目立ちます。若い人達ももっと積極的に本番に出かければ良いのに。鈴鹿なんぞでお茶を濁しているとそれが癖になっちゃって本番に行けなくなっちゃいますよ〜。かく言うtanuoさんもそのひとりです。尤もtanuoさんの場合は単に予算が無いだけの話ですが。
エアコン入れっぱなしの車から出ると外は無茶苦茶蒸し暑いです。おまけに薄日が射しています。ヒ〜、堪らん!
今日は本谷の花偵察。どうせ曇りで展望も利かないでしょうから中道じゃなくて良かった良かった。

6:35 a.m. でっぱつ。
スカイラインの下の方では合歓の木の花が満開でしたがここはまだ全く咲いていません。ここが咲くのは来週辺りでしょうか。

本谷への道を辿ります。樫などの固い落ち葉が地面を覆っておりスニーカーではよく滑ります。こんな所で落っこちたら何を言われるか解りません。先々週の御仁の事もあるし慎重に慎重に。
歩き始めから今日はエゾハルゼミの大合唱。全く五月蝿いくらいです。ゲーキョゲーキョケケケケケ…。
谷に入り暫く行くとギボウシがお出迎え。あっちにもこっちにも今が盛りのようです。

濡れた苔で岩も滑り易いです。山靴のソールが減るのを嫌い、少しでも長持ちさせようとの魂胆でスニーカーを夏靴としている訳ですが、こんな所では結構リスキーです。滑って転んでペッチャンコ。怪我でもしたらその方が高くついてしまいます。と言いながらもリスクを犯してまで節約に励むtanuoさんって根っからの貧乏性? いや人は皆tanuoさんの事をドケチのシミッタレと仰います。
とは言え、滑りそうな所をヒヤヒヤドキドキしながら行くのは面白いです。お尻の穴がモゾモゾして快感です。
そして恐い思いをしながらも可愛いのを見つけるとわざわざ近くまで寄ってパチリ。滑って落っこちても知らないよ〜。ホント困ったおっさんです。


7:05 a.m. 不動滝着。
さすが雨上がり、今日の不動滝は本当に滝です。(水が落ちています。)左岸側隣の滝も水量が多そうです。

汗を拭い小休止。呼吸を整えたら巻き道へ。おっとっと〜、濡れた朽木を触っちゃいました。あ〜気持ち悪い、おぞましい。
極力朽木に触れないように行きます。カビの生えたのなんてホント気持ち悪いですね。そんなに神経質なのによくこんな所に来ますね。
再び谷に降り遡ります。滝を巻いた所で対岸に可愛い子発見。こりゃ行かない訳にはまいりません。抜き足差し足気を付けて〜。ん?正面には行けませんなあ。しゃあない後姿だけにしときますか。しかしこれがまたお美しい。

美人の為にリスクを犯す男共の気持ちが今更ながらよく解ります。

7:20 a.m. 大岩着。

急ぐ旅でもなし、大岩の上でのんびりしようと座りかけたら下から団体さんがやってきます。鬱陶しいので休憩は中止。寄道もほどほどにしないとまた追い着かれちゃいます。
小滝を過ぎ大黒滝の谷に入ります。大黒滝も今日は本当に滝になっています。

先々週落ちて亡くなった人って、なんでこんな所を登ったのですかねえ。水さえ流れてなければ登れない事はありませんがそれでもミズゴケの跡って滑り易いです。南山雄岩の真ん中って結構ミズゴケが着き易くて不用意に乗るとズルッと行く事があります。
一般ルートと勘違いしたのでしょうか? いくらなんでもそれは無いでしょうね。
大体が一般ルートで手を使わなきゃならない所はありません。あったとしても一箇所二箇所程度で、連続して手を使わなければならない(RCC表記でV級程度)としたらそれは既にミスコースしているという事です。
その辺りの一般常識も持ち合わせていない人が事故を起こしているって事のようです。そういった一般常識を得る場所や機会が無いのも問題ですね。これらの方々って勉強熱心で山渓などの雑誌は愛読されているのですから、雑誌こそがこれらの手ほどきを記事にするべきだと思うのですが…。
なんて考えている内に滝を巻いて樋状滝の下。
滝の水で汗を拭っている人がいます。「なにもこんな所の汚水(ロープウェイ施設の汚水がモロに本谷に流れています。)で汗を拭わなくても良さそうなものを…。」と思いながらも何も言わないtanuoさんって不親切?
潜り岩の上で休む事として巻き道を行きます。谷に戻った所の三角岩跡、新しく落ちてきた岩が冬に来た時同様鎮座ましましていらっしゃいます。こりゃ三角じゃなくて四角岩ですな。
横のクラックを伝って上に上がります。
うわっ、凄いキンコウカ畑。左岸一帯にキンコウカが咲き乱れています。まだ咲き始めのようで花数は少ないですがこれから先へ先へと開花が進んで行くのでしょう。

潜り岩の上にはまた新たな落石が乗っかっています。よく崩れるようになりましたねえ。雨が降ってなければ大丈夫と思いますが、本谷のリスクって、いや谷筋のリスクって皆さん解ってらっしゃるのでしょうか。まっ良いか。
その上も到るところにキンコウカ。それに混じってモウセンゴケ。
うんにゃ、珍しいもの発見。この真ん中の黒いのって昆虫の腹部では? モウセンゴケに消化されちゃった跡なのでしょうか?

そしてとうとう発見。シモツケソウの蕾です。かなり沢山あります。来週あたりそろそろかもしれません。

高度を上げるに従い涼しい風が吹くようになってきました。その風に乗ってトンボのお出ましです。結構多いです。皆さん麓から日帰り出張だそうです。

そしてとうとう発見。シモツケ満開です。

その上のモウセンゴケ地帯、キンコウカがいっぱいです。モウセンゴケの花も咲いています。花が咲く植物なのにモウセンゴケとはこれ如何に。


8:25 a.m. ドンツキ着。
さあて今日のメインイベント、カキランの偵察です。
どんなかな〜? と覗いてみたら、おお〜、蕾がいっぱい。中にはもう開きかけかと思うものも。花弁の柿色が透けて見えています。ウ〜、シースルーじゃん。いとなまめかし。

ロリータカキランとお別れして大黒岩へ向かいます。来週辺り咲き始めている事でしょう。
尾根に上がり展望台手前にコメツツジ。せっかくだからこれもパチリ。ホツツジは未だかな〜。


8:35 a.m. 大黒岩展望台着。

平らな岩の上で大休止。草臥れました。Tシャツは言うに及ばずズボンも汗でぐっしょりです。辛うじて膝下がまだ濡れていない程度。今日は大汗です。梅雨って明けたんとちゃう?
ついでに朝飯も。バナナにパン。今日は大食らいです。
さて、人も増えてきた事だし、ぼちぼちでっぱつ。アゼリア前に抜け望湖台へ。

9:10 a.m. 望湖台着。

涼しい風が吹きつけもう動きたくなくなっちゃいました。この大汗の所為で草臥れました。
それでも行かねばならぬ、メタボ予防に。
相変わらずエゾハルの大合唱が続いています。本谷からず〜っと鳴き止む事を忘れたかのようです。
そんな中記念碑広場ではウグイス。けたたましく鳴き続けています。
足元にはオトギリソウ。花弁や葉っぱの黒い点は切られた弟の血糊だとか。あまり気持ちの良い花ではありませんが、これもこの季節の風物詩。傍にはニガナ、これも撮っとこ。

峠道を降ります。涼しい風が抜け爽やかです。濡れていたズボンも大分乾いてきました。涼しくなると体力も回復します。なんちゅうゲンキンなtanuoさんの身体。
周りは相変わらずエゾハルゼミの合唱が続いています。
あっちもこっちも蝉時雨。ゲーキョゲーキョ ケケケのケ。 蝉という蝉、皆エゾハル もっと上品に鳴けんのかい!
それに混じってホーホケキョ。そう言えば今年はまだトッキョキョカキョクを聞いてないなあ。

9:55 a.m. 武平峠着。

小用を足して小休止。これだけ大汗をかいていてもおしっこが出るってtanuoさんの身体は不可解なり。
本日の任務は既に終了しているので、ここからエスケープしても良いのですが、お腹のたるみが気になります。鎌まで登ったくらいで無くなるたるみではありませんが何もしないより少しは効くだろうともう少し汗をかいてきます。
登りになると大汗タラタラ。乾きかけたズボンがまたもやグショグショ。こりゃまるでサウナですな。

鎌山頂もガッスガス。こりゃガス釜(鎌)ですがな。


10:45 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。

先ずは祠に拍手。
南側は風無し、展望無し。北側に戻ると展望はありますがやはり風がありません。あ〜死ぬっぴ〜。
この暑さではお湯を沸かす気にもなりません。コンビニオニギリを水で流し込みます。
今日はやけに蚊が多いです。飛蚊症が酷くなったのか? いや蚊ではなくトンボでした。それも本物のアカトンボ。この数尋常ではありません。飛蚊症じゃなくて良かった〜。
トンボのおかげかアブがいません。ツバメが現れるとトンボも一斉に姿を消します。面白いですねえ。
ボ〜としていると足元にトカゲ。石の上でトカゲしてます。足を動かしても逃げる訳でもなくのんびり構えてござります。


11:15 a.m. さてぼちぼち降りますか。
少しでも風が通るように尾根筋から、つう事は長石尾根?途中から三ツ口谷に降りますか。

長石尾根、あんまり風無いなあ。これじゃあズボンも乾きません。
ガスがながれ薄暗い中、汗まみれになりながらひたすら降ります。ウ〜、クソ暑い。カンカン照りじゃないだけマシか。
分岐から三ツ口谷へ。沢の水で汗を拭います。ふ〜、さっぱり。
ここにもギボウシが咲いています。今日はギボウシデーだったのかな? それに混じってキンレイカの蕾がチラホラ。中には完全に咲いているのもあります。


12:25 車に帰着。
下は湿気が多いですが晴れています。これじゃあズボンも乾きませんわ。
ドボンした訳でもないのに全身濡れ鼠。かっこ悪いったらありゃしない。
さあ早く温泉温泉。昨日の榊原温泉に続き温泉2連荘。


2012年07月15日22時10分00秒 記



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