花の狭間のNothing Hike

北東側の頭から樹林帯に入った所は…、
今日辺りが見納めのようです。
そして先週の所は…、
ここももう今日辺りが見納めです。
近くの石楠花は開花が終わり、
白く粉を噴いたような新芽がいっぱい出ています。
尾根を降り、弥一ヶ岳手前の鞍部から三ツ口谷へ。
最奥ダムのエゴの木、
一本は鹿の食害で枯れてしまい
もう一本も生きてはいますが花芽が殆ど付いていません。
これも不作でした。


20120602

週末、どうすべえかなあ。石楠花もどうやら先週がピークだったようだし、ドウダンも今年は不作のようだし。
シロヤシオが多いと2番手3番手と続き6月初め頃がちょうど見頃なのですが、今年は完全な裏年。
てことは、見るもんあらへんやん。
花期の長いイワカガミ、タテリンは咲いているでしょうがもう飽きたし、ちょうどヤマツツジの時期なのですがどうもこの花は特に見たいとは思いません。オレンジ色の花は周りの緑と補色であり視覚的に調和しません。音で言えば完全不協和音。
花粉の媒介を促す為に虫を誘うにはかなり刺激的な色合いなのでよく目立つのでしょうが。
天気も良くないのですが、メタボ予防(いや、治療かな?)とボケ防止を兼ねて出かける事にしました。

6月2日、いつも通りの時刻に家を出ます。
最近23号線はよく混むようになりました。しかし今日はこんな天気。お天気感度の高い中高年は本当にお天気に敏感です。雨などが降っていようものなら1台も居ません。小雨でも降ってくれれば余裕綽綽で駐車できます。

6:45 a.m. 中道入口駐車場着。
道路南面はかなり埋まっていますがそれでもチラホラと空いています。北側はまだ1台も停まっていません。狭い所に押し込むより北側に停めます。
仕度を始めると後ろに黒のハマーが停まりました。何気なく見るとお姉さんひとりです。流行りの山ガ・ウエアがファッショナブルです。靴はIさん達と同じスカルパです。スニーカーでなくトレッキングシューズでもなく本物の山靴です。私って直ぐ足元を見ちゃうんですね。そしてその人の値踏みをしてしまいます。こりゃ流行りの即席山ガではなさそうです。即席山ガではそこまでお金をかけないですもん。
最近右ハンのH3に乗る【ハマーおんな】が増えているそうですが、この方は【ハマー山ガ】ですね。
そのお姉さんに挨拶されて一瞬戸惑ってしまいました。しげしげと車を見ていたからでしょうか。しかしよくお似合いです。ごつい車と華奢なお姉さんのアンバランス。
出かける前にお姉さんと車談議。引き締まった体躯と軽快な身のこなし、やはりただものではなさそうです。

山はガスっていますが空は割りと明るく今日一日は持つかな?

7:00 a.m. でっぱつ。
今日は花は期待薄、景色も期待薄。さっさと登ってさっさと降りましょ。
雨に降られても濡れ難い中道を行きます。こんな天気でも家族連れもいます。急かした訳でもないのに道を譲ってくれます。
すぐ身体が温まり急登が終わった所で上着を脱ぎます。それでも体温は上がる一方、Tシャツ一枚でも汗が滴ります。

先週の松の雄花、今日はすっかり花粉を飛ばしきったようでもうスカスカです。まるでtanuoさんのよう?
先週の紫のもの、今日もまだ紫のまんまです。事典で調べたらやはりこれが雌花でした。それにしては少ないですね。今年は松の雌花も不作だったようです。

道沿いのツクバネウツギももう終わりかけ。緑と補色のヤマツツジが元気にあちこちで咲いています。完全不協和色で目が疲れますが一応撮っておきますか。

尾根から見下ろす地蔵岩、今日はガスで里の景色が見えません。

キレット手前の岩場まで来ると遠くから聞き覚えのある声。紛れもないIお母さんの声です。
そう言えば駐車場には車も停まっていました。こんな天気だから軟弱tanuoさんは休みと思って先に出かけたのでしょう。
周りはガスで何も見えません。声はすれども姿は見えず、ほんにあんたは屁のような。
キレットから少し登り返すとやっぱり。降ってきたウエイトトレーニング君と立ち話中。顔馴染みが増えました。
その後はまたお喋りHikeが始まります。
今日は身体が重いとか。頑張り過ぎですよね。ZAVASも飲んできたそうです。その内ベン・ジョンソンみたいに筋骨隆々の体型になっちゃったりして。いや女性だからデミ・ムーアみたいになるのかな? なら凄く格好良いじゃん。情意の塊みたいな方々には敵いまへんな〜。

北谷テラスまで来るとかなり明るくなり富士見岩尾根も姿を現しています。回復傾向かな? と思うのは気が早過ぎます。御在所の神様はへそまがり。思わせぶり大好きっ子ですから困ったものです。
ここのシロヤシオもほぼ全滅。申し訳程度にチラホラさいているのをパチリ。

しかしショボイなあ。

岩稜帯を回り込んだ所、先週はタテリンが束になって咲いていた所ですが、今日は全て蕾。この花も日の光に敏感です。今日は曇っているから当然ですね。。

8:20 a.m. 上のテラス着。

若い山ガのお姉さんが休んでいます。単独行のようです。お顔は〜、チャーミングです。着ているものもすごくファッショナブルです。べっぴんさん大好きっ子のtanuoさんはすぐちょっかいを出しています。困った中高年ですなあ。
昔は山へ来るお姉さんって言うと十中八九、附子ばかり。街で男に相手にされないお姉さんが山に逃避していたのですが、本当に世の中変わりました。これだけの器量なら街中の男共が放っておかないでしょうに。
あっ、お姉さんに限らず男共も街中で相手にされない半端者ばかりでした。そのひとりであるtanuoさんが言うのだから間違いありません。
その上の登り、イワカガミが束になって咲いています。スカートの下から覗き込んで隠し撮り。

そこに先ほどのお姉さん。可愛いいイワカガミに歓声を上げて「なんて花ですか?」
若い子大好きっ子のtanuoさんはつい得意気に名前を説明します。きっと鼻の下が伸びきっていた事でしょう。
ほんと、男って幾つになっても変わりませんねえ。「どんなに可愛い花でもお姉さんには敵いませんよ。」臆面もなくいけしゃあしゃあと。

富士見岩はガスだらけ。パスって朝陽台へ向かいます。ササユリの株を確認しながら行きます。株はかなりあるのですが蕾が全く付いていません。この時期に付いていないって事は、今年は咲かないってことです。確かに株は増えているのに花が期待薄っていうのは寂しいですねえ。
チラホラとしか咲いていないシロヤシオを見ながら行きます。タンナサワフタギもやっと蕾が膨らみ始めました。


8:50 a.m. アゼリア前で小休止兼燃料補給。
植栽の石楠花が綺麗です。先週はまだ蕾が残っていましたが今日はもう完全に開いています。山に自生しているものにありがちな花弁の傷が殆どありません。やはりこれは庭木と言うべきなのでしょう。


遊歩道を行きます。サラサもちらほら咲いていますが少ないです。ベニなんて全く咲いていません。先週確認済なのに今日もダメ押しするかのように確認しながら行きます。「あ〜、ほんとにお寂しまる。」

9:20 a.m. 望湖台着。

記念碑広場から峠道へ。
タテリンが開き始めました。そう言えば薄日が射しています。本当に正直ですねえ。
東屋まで降りたところでサラサが咲いています。珍しく多い花付きです。足元にはタテリンもいっぱい。


9:50 a.m. 武平峠。
峠の手前で見覚えのあるお姉さんとすれ違います。「ん? 誰だったっけ〜。」
過ぎ去ってから思い出しました。「あっ、朝の【ハマー山ガ】。」
この時刻でここって事はどこかから鎌に登りこれから御在所でしょう。しかしさまになってますなあ。今日は【山ガ】に目移りばかりです。中年オヤジは血気盛んです。本当は今朝見た松の雄花状態なのに。(もう空っ欠で花粉なぞ飛ばせません。)

燃料補給の後、鎌に向かいます。
道端を目を皿のようにしてササユリ探索です。確かに株は増えていますが蕾が付いたものが皆目見当たりません。1年生株の一つ葉なんて数え切れないくらいありますがほとんどが鹿の餌食になってしまうのでしょう。2年生、3年生も多いのですが根付く場所が悪いです。わざわざ目立つところで芽を出さなくても良いのに。折角の笹に似た擬態が生かされていません。これじゃあ鹿さんに食べてくださいと言っているようなものです。
そんな中とうとう発見。まだ3cmくらいの大きさです。2-3週間先でないと咲きそうにないですね。それでも今年一番の発見です。

そしてもう一箇所、先を行くIお父さんが大きな声で呼んでいます。道より下の急な斜面に生えており咲かなきゃなかなか見つけ難い所。こんな所でも鹿さんは軽やかな身のこなしで食べちゃうんでしょうねえ。これももう2−3週間、鹿さんに見つからない事を祈ります。


11:00 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。

いつの間にやらかなり曇っています。降り出してもおかしくないくらい暗くなってきました。
今のうちにお昼を片付けて早く降りちゃいましょ。 その前に祠に拍手と南側の様子見。
アチャー、やはり人が多いです。北側に戻りお食事の仕度。
またまたIさんからブルーベリーとトマトをお相伴に預かります。今日も豊かな食生活。ああ、会えて良かった〜。

11:35 a.m. ぼちぼちでっぱつ。
長石尾根から降ります。先ずは先週同様尾根伝いに。
途中から左俣下降点付近の石楠花大木を透かしてみます。まだ花は残っているようです。朴の木の花は? 蕾も付いていないようです。
北東側の頭から樹林帯に入った所は…、今日辺りが見納めのようです。

そして先週の所は…、ここももう今日辺りが見納めです。

近くの石楠花は開花が終わり、白く粉を噴いたような新芽がいっぱい出ています。

急な降りの足元にはイワカガミの群落やチゴユリ。誤って踏みつぶさないように注意して〜。

急坂を下り、ザレを降り日本庭園を振り返ると…

山頂はガスの中。もう降り出しているかもしれません。逆にこちらはまた薄日が射し始めました。

尾根を降り、弥一ヶ岳手前の鞍部から三ツ口谷へ。
最奥ダムのエゴの木、一本は鹿の食害で枯れてしまいもう一本も生きてはいますが花芽が殆ど付いていません。これも不作でした。
そのダムの下にはタニウツギがいっぱい咲いています。

三ツ口ダムのエゴの木も花芽は付いていません。完全な不作。
三ツ口ダム横の草叢には小さな花がいっぱい。


12:55 車に帰着。
結局天気は持ってしまいました。
げに悪運強きは晴れ男に晴れ女。その内しっぺ返しを食らっちゃったりして。
何はさておき温泉温泉。



2012年06月03日00時25分00秒 記



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