お久の晴天Hike

固く締まった上に軟らかな新雪が数十センチ乗っかっているところがあり滑り易そうです。
慎重にコース取りしながら降って行きます。
この悪場を過ぎれば後は安定した雪斜面。
てんでに楽しみながら落書き開始。
降るほどに新雪が深くなってきます。
フカフカパウダーにまみれたり蹴散らしたり、
まるで無重力体験です。


20120212

土曜日は雑用。久しぶりの晴天だったのに…。
メタボ予防は日曜に変更。日曜日もどうやら晴天のようです。
早朝車に乗り込むと外気温−4℃の表示。「おお、よく冷えてますねえ。ええど、ええど。」
さすが日曜早朝の23号線はよく流れています。ゆっくり走ってもいつもより速いです。

6:40 a.m. 湯ノ山最奥駐車場着。
湯ノ山温泉街辺りから御在所がピンクに染まり始めていました。駐車と同時にカメラを取りにトランクに回ります。新雪が5cmほど積もっており草履のままでは足を濡らしてしまいますが、久しぶりの青空の下のモルゲンロートを撮り損ねる訳にはまいりません。
案の定靴下を少し濡らしてしまいましたがどうせ日帰り。この程度なら歩いている内に乾くでしょう。

ちょっと赤みが足りないのと山肌の雪が落ちてしまっているのとで最高の美人とはゆきませんが、惚れた弱みとでも言いましょうかやはり綺麗です。
T尾さんがやって来て「今日は土曜日じゃありませんよ。」すっかり【土曜日の男】が板に付いたtanuoさんでやんす。
それでは皆勤賞のIさん夫妻も一緒に4名でご一緒しましょうかねえ。

7:00 a.m. でっぱつ。
仕度をしている間に御在所はすっかり赤みが取れ白く輝いています。本当に久しぶりの青空です。天気が良いとこんなにも明るくそして鮮やかなんですねえ。

Iお父さんは先週スリップしてお相撲さんじゃないですが【股割り】をしてしまったそうです。それで筋を傷め本調子ではないとの事。それでもいつもと変わらぬハイペースです。
Iお母さんの話では昨日土曜日はこちらは荒天で途中で引き揚げたとか。なんだ昨日野暮用でパスったのは正解だったのか。おかげで今日は久々のピーカンです。偶にはこんな日もなくっちゃ御在所通いも飽きちゃいます。
気温は低いのですが風がなく日が当たるとぽかぽか暖かいです。着込み過ぎたお母さんはもうオーバーヒート。小休止ついでに私も上着を脱ぎます。
日の出も早くなり陽射しもすっかり春めいて来ました。小鳥の鳴き声もよく聞こえるようになりもうじき鳥達の恋の季節です。

7:40 a.m. 岩棚着。

空が青く明るいだけでこんなにも綺麗な景色になるんですね。お天道さまさまです。
天気は良いのですが遠くの景色がよく見えません。もう春霞の季節なのですかねえ。いつもなら鮮明に見える御岳も全く見えません。
遠くの山は見えませんがお隣の釈迦がはっきり見えます。御在所山頂部の岩も真っ白で綺麗です。タイルの目地が今日は特に太く見えます。

しっかり締まった雪の上に軽い新雪が被った今日の雪、サクサク踏み締めながら行きます。これなら地獄谷-コクイ谷も良さそうです。エヘヘ〜、先週は恒例の左俣下降を楽しんだので今日は地獄谷下降でもと目論んでいるのです。

8:10 a.m. 北谷テラス着。

天気が良いって本当に良いですね。なにもかもが輝いています。地表の春霞帯から抜け出したのか薄っすらと御岳が見えています。セントレアの連絡橋も鮮明に見えています。
掘割を抜けると正面に大黒岩、本谷を隔ててエルガーフェイス。ホント今日は殊の外綺麗です。

岩稜帯に抜けるとお隣の鎌がこんにちは〜。

上のテラスに上がると霊山、鈴ヶ岳、御池、藤原、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳とずらりとならんで見えます。まるで綺麗なお姉さん達がラインダンスをしているようです。

テラスから上はもう亜高山の様相。一体どれくらい積もっているんでしょ。トレースの横には小さいながらもシュカブラが。これはもう雪庇に近いですな。

直下のガレからまた富士見尾根へ抜けます。南側へ寄り過ぎると切れ落ちているのでほどほどに。そのまま富士見岩へ。


9:05 a.m. 富士見岩着。

本谷にはトレースが付いています。時間的に見て昨日のものかと思いましたが、昨日は吹雪いていたそうです。この辺りにも夕べから今朝のものと思われる新雪が結構着いているので今朝のものかもしれません。しかしかなり速いペースですね。
休憩もそこそこ朝陽台へ向かいます。天気が良いとそこらじゅう撮りまくり。あ〜、忙しい忙しい。

望湖台の向こうに雨乞岳が見えています。「へ〜、こんなふうに見えるのか。」何年も通っているくせに相変わらず気付かない事ばかり。

またまた潅木帯の中を【どこでも歩き】、遊歩道に出て自然学校前へ。
薄い雲の欠片が太陽を覆いそれが虹色に輝いています。彩雲です。写真で解るかな〜?

自然学校前で小休止頂き物の大福で燃料補給。
日向ぼっこしているとポカポカと暖かく、確実に春が近付いているのが解ります。やはり春が恋しいですなあ。
望湖台へ向かいます。
遊歩道をそれ、三角点と記念碑広場へのT字路を直進。多少潜りますがそこそこ締まっています。そのまま直進し望湖台手前の雪尾根に合流。尾根を辿ります。下のほうは締まっていますが夕べの新雪がかなり積もっておりアルバイトを強いられます。


9:45 a.m. 望湖台着。

この雪尾根の新雪からすると山の北西面はかなり新雪が積もっているように思われます。地獄谷下降は楽しいでしょうが、コクイ谷経由で沢谷、武平へと回るのはしんどいかもしれません。軟弱tanuoさんは優柔不断、いや勇気ある転進と言って下さい。予定変更し鎌へ向かいます。
と決まれば【どこでも歩き】で記念碑広場へ。地獄谷と山頂の境目の雪稜はやはり雪が軟らかくかなり潜ります。やはり止めて正解でした。もう少し締まってからにしましょ。
記念碑広場から振り返ると望湖台が綺麗です。まるでお椀を伏せたような。

東屋までの雪原はお父さんが既にこれでもかと言わんばかりに落書きしています。それじゃあtanuoさんはもっと東側の夏場はブッシュだらけで通れない所まで足を延ばしその斜面を駆け下ります。適度な傾斜でよく滑ります。調子に乗ってたら尻餅ぺったん。
遊歩道を峠道へ。途中のゲートも先週のようにパスしてショートカット。チロリン村広場の鉄柵も30cmほど出ているだけ。どんなに足が短くても難なく跨げます。
そしていよいよ峠道に突入。丸く雪に覆われた尾根上を降って行きます。どこでも好きなところを選んで行きます。雪が多いと本当に降りが楽チンです。

10:25 a.m. 武平峠着。
コキジ撃って燃料補給。出した分だけ補給です。
正面には大きな雪壁。ガチガチに凍っていてもなんのその、ステップ切りながらようやりまんなあ。被っているくらいが美味しいところ。
雪壁が出てくる度に皆さん「頂きます。」 美味しい美味しいと言いながら舐め回すように味わっています。ほんとようやるわ。

先週同様大きく張り出した雪庇を愛でながら行きます。

三ツ口谷にはドンツキから降ったトレースがあります。ここも楽しそうです。あっ、よだれよだれ。

雪の詰まった直下のガレを登りその上の岩塔に立ちます。今日は風が無いので立っていられます。

祠はどこじゃ、祠はどこじゃ。あっ、有りました。もう完全に雪尾根の下になっています。上から行こうとしましたが軟らかすぎてギブアップ。正面からしゃがんで拍手パンパン。

11:40 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。
先週と同じ所で大休止。ホットドリンクとホットカップ麺。曇っていてもさほど寒さは感じません。面倒なのでツェルトも出さずに昼食パーティ。
入道に日が当たり暖かそうです。こちらは曇ってしまいましたが下界は今日一日快晴のようです。
お腹の中から温まった後はそろそろでっぱつ。今日も三ツ口左俣。

12:10 でっぱつ。
尾根道から降りすぐ左の雪面に入ります。気の早いT尾さんはもう尻滑り。あっちゅうまに目印大木の下へ。
雪が多いのでいつもの下降点へ回らずここから降りれるか覗きますが、やはり岩やブッシュが多くいつも通りのコース取り。
固く締まった上に軟らかな新雪が数十センチ乗っかっているところがあり滑り易そうです。慎重にコース取りしながら降って行きます。

この悪場を過ぎれば後は安定した雪斜面。てんでに楽しみながら落書き開始。

降るほどに新雪が深くなってきます。フカフカパウダーにまみれたり蹴散らしたり、まるで無重力体験です。

フカフカパウダーもあっちゅうま。もう出合です。最後の一滑りをじっくり味わって、はいお疲れ様でした〜。
今日もまた三ツ口滝巡りで締め括ります。

先週お母さんが叩き落した氷を今日はT尾さんが叩き落しています。
そして二人してお互いをクラッシャー○○とアジりあっています。ほんとお若いこと。

次から次へと現れる氷のシャンデリア。氷の回廊を降って行きます。


13:00 三ツ口大滝下。

先週は落ち口辺りは凍っていなかったのですが今日は氷の蓋が付いています。先週より冷えているって事でしょう。
今日辺りが最も良い時期かもしれません。もう2月も後半です。これからは日一日と暖かくなって行きます。陽射しは暖かい方が良いと言いながら氷が小さくなってゆくのはなんとなく物悲しいものです。

F山岳会の人達が作った氷で今日もお母さんはダブルアックス。今日はバイルも借りています。見るからに重そうなバイル、この方が打撃力が高いのでしょうか。昔は軽くする為トンカチ部分を薄く削ったりしたものですが…。
最奥堰堤の下を最後の雪滑り。その下の滝で氷の回廊は終わりです。

三つ口ダムを過ぎれば氷と雪の造形も見納めです。


14:10 駐車場着。
片付けを済ませでっぱつ。今日は2週間ぶりの温泉。冷えた身体を解凍してから帰ります。


2012年02月21日16時50分00秒 記


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