冬枯れ仙鶏 ひだまりHike

降った後の急登、
いつもの事ながらここの登りはきついです。
でも登り切ると後は傾斜も落ち、
ひだまりの中の散歩道となります。
周りはすっかり冬枯れ。
ところどころ丈の低いコアブラツツジの紅葉が残っています。


20111126

先週入道山頂から野登-仙ヶ岳を見た時「もう長いこと行ってないなあ。」なんて思っていました。「そして来週辺り行ってみるか。」と思っていました。
口に出した訳でもないのに以心伝心、週末にはお誘いメール。どうも行動パターンを読まれているようです。
そういえば以前かみさんに言われた事があります。「お父さんって扱い易いんだもん。何を考えているかすぐ解っちゃう。」私ってよほど単純なのでしょう。

11/26 朝と言うよりも未明とい言うべきでしょうか。家を出ると星空。冬至まで後一月。
夜露で車が濡れています。濡れを掻こうとワイパーを動かした瞬間、窓がバリバリに凍ってしまいました。所謂過冷却ってやつですね。凍っていない隙間から前を覗き見ながら車を走らせます。かみさんの事は言えません。私も同じ事をやっているのですから。
早々と暖房を入れて走ります。これから来年3月までこんな事が続くのですね。

6:50 a.m. 小岐須峡駐車場着。
早速トイレで朝のお勤め。
トイレから出ると正面の石大神が朝陽に赤く染まっています。手前の楓も朝陽に紅葉が燃えているようです。


7:10 a.m. でっぱつ。
御幣川に降りると川辺の楓が朝陽を受け金色に輝いています。

橋を渡り一の谷新道を行きます。身体が温まってくると、先ほどまで冷たくて仕方のなかった風が冷んやりと心地よく感じられます。
やはり小岐須は早春か晩秋の頃が一番です。
滝を望みながら石灰岩の滑りやすい道を行きます。そうそうこの辺りは全山石灰岩質なのです。ヒルも多い筈だわ。でもこの季節ならその心配も有りません。

沢沿いの道を行きます。窓が近付いて来ると道は沢沿いに直登しています。「このままだとまた大岩は通らないな。」と思ったとおり大岩を通り越してしまいました。ちょうど一服するのに良い所だったのですが。

8:10 a.m. 窓着。
振り返ると入道が正面に見えます。雲ひとつない秋晴れ。

先週はあちらからここを見ていたんですねえ。
尾根にでると陽が射し暖かいのですが風も出てきて寒くもあります。左半分暖かくて右半分は寒いです。
窓辺りではまだ残っていた紅葉が少し登ると全くのハゲか枯れ葉になってしまいました。しまった! 窓で撮っておけば良かった。
無我の境地でひたすら尾根を辿ります。もう少し暖かいと良いのに。

やがて傾斜が落ちると鹿の食害防止ネット。といっても手入れされておらずこんなネットじゃあ自由に行き来が出来ちゃいます。
この辺り以前は猛烈な笹薮で道を外すと身動きが出来ない程だったのに、今ではその面影すらありません。辛うじて笹だったであろう桿が所々に残っているだけです。おかげで見通しが利き道に迷う事もないでしょう。
国見の広場が近付いてくると、ここも以前のススキが姿を消していました。いや刈り取ってしまったのかもしれません。「やけに道幅が広くなったな。」と見まわすと右手が大きく刈り込まれています。そしてその先には木で組んだ見晴台。珍しいもの好きのtanuoさんは早速その上に上がります。
笹も刈り込んであるので凄く視界が開けています。

8:40 a.m. 国見の広場着。
ここも凄く広くなっています。おまけにここにもいろんな木組みの建造物が。

三角点経由で野登寺へ行きます。途中で倒木を迂回すると沼の左岸に出ました。渡ろうと右足を踏み入れた瞬間、ズブズブッ。
足首まで潜ったところで慌てて引き抜きます。足首から下は見るも無残な泥だらけ。ズボンの裾も汚してしまいました。「ああ〜、いっちょうらなのに〜。」少し下流の跳び越せそうな所まで移動し渡ります。最初からこちらへ来れば良かったなあ。野登寺の手洗い水で洗い流す事にしてそのまま杉並木の下を行きます。


9:00 a.m. 野登寺着。
手洗い場に柄杓がありません。仕方がないので手で掬い靴にかけます。ついでにズボンの裾にも。あれま、このズボン凄く防水が効いています。それであまり汚れなかったのでしょう。水をかけると泥もいっしょにコロコロと水滴になり流れ落ちます。何度かかける内靴も綺麗になりました。あ〜、今日もスニーカーでなく山靴にして良かったなあ。
本堂に拍手。ん? ここってお寺だよなあ。つい癖で拍手を打ってしまいました。いつも惰性で生きているtanuoさんです。

NTTの中継所まで上がり車道を仙鶏尾根に向かいます。道は大きく回りこみ丁度北に向いた時、遠くに白い山が見えます。
御岳、乗鞍、北アが白く輝いています。左端には白山も。右の方には中央、まだ黒い恵那山、そして南アも。

分岐から仙鶏尾根へ。
毎度の事ながらここは日が射さずまさに「昼尚暗き杉の並木」です。まるで箱根の山ですな。
降った後の急登、いつもの事ながらここの登りはきついです。でも登り切ると後は傾斜も落ち、ひだまりの中の散歩道となります。周りはすっかり冬枯れ。ところどころ丈の低いコアブラツツジの紅葉が残っています。


9:50 a.m. 仙鶏乗越通過。

ここから降りても小岐須まで結構距離があります。ついでだから仙ヶ岳まで行っちゃいましょう。
急登を終える度、振り返ると野登山がコンニチハ。


10:15 a.m. 展望台着。

宮指路の長大な尾根の向こうにイワクラ尾根と入道、その鞍部から雲母峰が覗いています。
ここから後一息で仙ヶ岳山頂です。

10:20 a.m. 山頂の一角に飛び出します。

ここで野登山は暫く見納め。仙の石も目と鼻の先。

10:25 a.m. 仙の石着。

お昼にしようかと思っていたら団体さんがやってきました。珍しくお年寄りです。最近は若者ばかりが目立つので熟年の団体さんがなんだか懐かしいような。いややはりこの大騒ぎには参ってしまいます。お昼は後にして本峰に向かいます。

10:40 a.m. 仙ヶ岳本峰着。

お昼にしようかと思いましたがここは狭いです。人が来たら食餌状況が丸見えです。やはり落ち着きません。バナナで燃料補給し小社峠に向かいます。

道端にはコショウノキ。どうもミヤマシキミとコショウノキの見分けがつきません。花が咲いていれば解るのですが。

11:05 a.m. 小社峠着。

ここから降りようと思っていたのですが、ここからでは林道まで出るのにかなりの距離があります。おまけに林道に出てからの距離も半端じゃありません。こんな吹曝しの所でお昼の仕度も億劫です。ええい、宮指路まで行っちゃえ行っちゃえ。犬返し手前の南面の岩場でお昼にしましょ。あそこなら風の蔭になるし日当たり抜群です。
しかしそこまでって結構アップダウンがあります。昼前の空腹を抱えちょっとしんどいです。

何度かのアップダウンの後、やっと辿りつきました。あの青空の下の岩場が今日のランチサイトです。ん? このところいつもあそこで昼にしているような…。これだから行動パターンを皆さんに読まれてしまうんですね。


11:45 a.m. 犬返し裏のピーク着。
ここが毎度おなじみのランチサイトです。リザーブシートに陣取りお昼の仕度。お日様燦々、風の蔭。ポカポカ暖か寝ちゃいそう。
すぐ隣にはアライ谷を隔てて三体仏とその隣に東海展望。その前の野登山から仙鶏尾根、仙ヶ岳、小社峠からの鋸歯状の尾根筋。と今日辿ってきた所が一望できます。


12:20 a.m. そろそろでっぱつ。

犬返しを降ります。

降った後は宮指路への登り。見上げると随分遠いように見えますが、そこは鈴鹿の山。十数分で到着です。

12:35 a.m. 宮指路山頂着。
馬乗り岩へ行こうと思ったらその付け根に団体さんがたむろしています。「や〜めた。」


12:50 東海展望着。
改めて今日辿ってきた所を目で辿ります。

後は小岐須目指して降るだけ。スタコラサッサ、スタコラサッサ。
ヤケギ谷のツヅラ折れ、降るに従い紅葉が綺麗になってきます。

いい加減足がだるくなってきました。あれっ、変だなと思ったら腿が攣っちゃいました。ちょっとペースダウン。時刻は13時を回っています。この時間じゃあ湯ノ山には14時半か15時。温泉は大混雑? 今日は我家の水道水温泉田圃の湯にしますか。それなら急ぐ事もありません。

13:40 ヤケギ谷の最後の滑滝着。

暫く休憩して足の回復を図ります。やはり年とともに体力も落ちています。週一回じゃあこんなものかなあ。普段は全く身体を動かしていないし。
この先は林道歩き。先週のように紅葉が綺麗ならしんどくないんだけどな〜。
ん? そこそこ楽しめます。ああ良かった。


14:15 駐車場着。
もうこんな時刻。やはり今日は水道水温泉田圃の湯にしましょ。これで500円節約。
水道水温泉田圃の湯も改装しまして、なんたって足を伸ばして入浴できるのです。あ〜、極楽極楽。


2011年11月26日23時30分00秒 記


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