秋便り

滝の左岸壁に付いている草は全てダイモンジソウです。
これが一斉に咲くと圧巻ですが今日はまだチラホラ。
滝下に咲いている株をパチリ。
まだまだ蕾ばかりです。
こりゃまた来週も来なくてはなりません。


20111001

めっきり日の出が遅くなりました。玄関を出ると正面東の空が白く輝いています。かなり薄雲に覆われており帯状の雲の切れ目が輝いているのです。「とうとう日の出前の出勤となったか。」朝が苦手なtanuoさんでも遊びとなれば早起きも苦になりません。
紅葉シーズンまでの端境期、どこに出かけるにしても半端な時期ですが今日はちゃんと目的があります。そうです、先週偵察してきたダイちゃんです。今日辺りかなり咲きそろっているんじゃないでしょうか。(まだ早かったりして…。)

6:50 a.m. 中道入口駐車帯着。
今日は結構空いています。この時期中途半端と思うのは私だけではないようです。駐車した数台先にはIさんの車。きっとIさん達もダイちゃん狙い。思考パターンが皆さん同じようで。
それでは剱岳の土産話でも聞きながら行きましょうかね。

7:00 a.m. でっぱつ。
言わずもがな、中道手前で橋を渡ります。ダイモンジソウ狙いの本谷は当然と言えば当然の事ですね。
Iお母さんのペースがゆっくりです。強行軍の疲れがまだ回復していないようです。まああれだけ動き回っていては回復する時間がありませんわなあ。tanuoさんなんて週一回の御在所通勤だけで精一杯ですもん。
2日目池の谷ガリーの下りが特にきつかったそうです。初日に見舞われた雪が残り、ガレに氷と雪が混じって滑り易かったとか。アイゼン着けるかザイル出すかすれば良かったのに。そこでいい加減草臥れているのに3日目が超長丁場、池の平から剣沢に下り近藤岩から登り返して室堂まで。11時間のロングコースだったそうです。全く20代の若者並みですなあ。私なんか三田平でもう一泊しなきゃとても帰って来れません。さぞかしお疲れの事でしょう。

谷に入り暫く行くとやっとご対面。先週よりも手前で咲いているのを発見しました。そうでしょそうでしょ、開花前線は下がっているのです。

そして先週まだ蕾だったものがチラホラと咲き始めています。もっと一気に咲くかと思いましたが開花の方もローペースです。尤もダイちゃんの最盛期は10月中から末にかけて。今日はまだ10月に入ったばかりです。て事は例年より少し早いって事? そう言えば夕べの帰りに金木犀が香っていましたから、今年の秋は例年より早いのかもしれません。昨日はまだ9月でしたからね。

先週と比べてかなり開花が進んでいます。しかし昔ほど大きな株は無く小さなものばかり。数年前の大水で大きなものは流されてしまった結果でしょう。あれほどの大きな株に育つのは後何年かかるのやら。

7:25 a.m. 不動滝着。

息を整え巻き道を行きます。腐葉土になりかけの落ち葉を踏みながら行きます。低山鈴鹿の道ってこんなのばかり。スニーカーでは足が汚れてしまいます。倒木や朽木も枯草菌に侵されボソボソです。こんなもの間違っても触りたくありません。神経質な清潔漢のtanuoさんが何故毎週こんな汚い所に通っているのか全く解せません。しかし人のやる事なんて概ねこんなものです。本人自身も何故だか全く解りません。
谷に戻るとまたまたダイちゃんのお出迎え。

大岩の上から振り向くと狭い谷間の向こうにセントレア。光り輝く伊勢湾に丁度シルエットとなって鮮明に見えます。連絡橋の橋脚も2本ずつ並んでいるのがはっきりくっきり見えます。

知多半島の向こう、三河湾の奥に豊橋の港湾施設が光って見えます。それが何か問われて答えるのに【豊橋】の地名が出てきません。豊田ではなし豊川でもなし、なんだったっけ? これだけ酷いど忘れなんて自分自身で笑っちゃうほどです。あ〜あ、tanuoさんもいよいよ○知症ですね。
小滝の下の蕾はどうかな? 楽しみに登って行きます。

登りついたら、未だでした。チラホラとは咲いていますがまだ殆どが蕾です。こりゃまた来週のお楽しみですかな。
ここが駄目でもまだまだ咲いています。


8:05 a.m. 大黒滝着。

滝下あたりにも結構咲いていますが今日はパス。だって今日もスニーカーなんですもん。

大黒滝、樋状滝と巻いて行きます。
巻き道で振り返ると雲母峰が霞んで見えます。その右側に鷹見岩。今日はいやにはっきり見えます。

谷に戻り潜り岩を超えた所でIさん達もびっくり。あの大きな落石に恐い恐いと言いながら。実際その上は浮石も多く下手に乗るとまた崩しかねません。剣より恐いって? そんなバナナ。

見上げれば屏風岩、振り返れば遥か下に伊勢平野の広がり、そして足元には途切れる事なくダイモンジソウ。

そしていよいよウメバチソウ。こいつばかりはこの辺りしか咲いていません。

隣の岩小屋の奥にもダイちゃん。

その上もずっとダイちゃん地帯。ドンツキまで続いています。

シロモジの実が弾けかけています。こんなふうに皮が剥がれ、中のヘーゼルナッツのような実が落ちるんですね。

いよいよモウセンゴケ地帯。黄色く色付いた苔が日光に輝いています。


9:00 a.m. 大黒岩展望台着。

休憩もそこそこに山頂へ。

9:15 a.m. アゼリア前で小休止。

頂いたバナナで燃料補給。最近涼しくなった所為か食欲が旺盛でつい食べ過ぎてしまいます。これではメタボ予防に来てるのやらメタボ促進に来ているのやら…。

9:30 a.m. 望湖台着。

山肌の緑も枯葉色が目立つようになりました。紅葉までもう一息。
北西から吹きつける風ももう寒いくらいです。あっ、まだ半袖でした。寒い筈です。じゃあ長袖ジャケットでも羽織りましょ。
ところどころ紅葉した木もあり、めっきり秋めいた峠道を武平に向かいます。

10:05 a.m. 武平峠着。
小休止兼燃料補給。 Iお母さんはここでエスケープ。一足先に温泉へ。我々はメタボ予防に鎌まで。

涼しさのおかげで武平からの登り返しも快適です。薄日が射しながらも相変わらず北西の風が吹き、多少汗ばむ程度です。あの夏のうだるようなクソ暑さが嘘のようです。後2ヶ月少々でまた雪の季節です。
そう言えばIお父さん、三田平でのテント撤収時、雪の中で素手でやっていたら凍傷になりかけたようです。秋とは言え高山では雪も降ります。雪の中で素手はご法度です。まあ大事に至らなくて良かった良かった。濡らして風に吹かれるとてきめんです。
そんな土産話を聞きながら歩いているともう展望岩。薄雲も消え青空が広がっています。秋らしい好天です。

10:30 a.m. 展望岩着。


10:45 a.m. 鎌ヶ岳山頂着。

祠に拍手の後、南側へ。伊勢平野の遠望がよく利きます。津の街並みから志摩半島へ続く海岸線が大きな広がりを見せています。渥美半島から豊橋の港湾施設、三河湾岸蒲郡辺り、その上辺りには奥三河の緩やかな山並み。秋ですねえ。
右手青山高原辺りも見えますが流石に風車までは今日は見えません。

Iお父さんは山頂であった知り合いの方と話し込んでいます。お父さんも顔が広いですね。
祠の横が丁度風が当たらず店を広げるには最適です。こんな日溜りが恋しくなる季節になったんですねえ。
その知り合いさんが場所を空けてくれます。お言葉に甘え特等席に陣取ります。
そこにはなんとあの懐かしいコンクリートブロックが。これは御在所通勤を再開し始めた頃、いつも愛用していたものです。椅子にしても良し、テーブルにしても良し。平らなのでバーナーを置くのに最適です。いつの間にか姿を消していたのですがこんな所で再開しようとは!
まるで旧知の友と再会したような気分。口が利けるものなら一体どこで何をしていたのか聞いてみたいくらいです。ああ懐かしのブロックよ。
なんちゃって。
熱々のカップ麺がまた一段と旨い季節になりました。今日はガスカートリッジも新品に替えてきたのでお湯が沸くのも早いです。
あっ、またメタボ促進しちゃった。

11:10 a.m. でっぱつ。
降りは長石谷。蛭の心配ももう必要ありません。これだけでも良い季節になりました。
またダイちゃんを探しながら降ります。あっ、あった。

まだ蕾が多いですが中には咲いているものもあります。本谷と比べるとこちらの方が遅いようです。

12:00 犬星滝着。

滝の左岸壁に付いている草は全てダイモンジソウです。これが一斉に咲くと圧巻ですが今日はまだチラホラ。
滝下に咲いている株をパチリ。

写真でもお解かりのようにまだまだ蕾ばかりです。こりゃまた来週も来なくてはなりません。
長石谷は先週の増水も治まりいつもの穏やかな流れに戻っています。箱庭のような渓相を眺めながら降って行きます。蛭の心配をしなくて済むって良いですねえ。

三滝川を渡ったところでIさんはお母さんと連絡をとります。もう温泉も済ませ最奥駐車場で待機中。途中でピックアップしてもらったお父さんと別れスカイラインの駐車場に向かいます。

12:50 駐車地着。
結構早く降りて来ちゃいました。この時間ならゆっくりのんびり温泉に浸かっていられます。
涼しくなり温泉が一層気分良く入れる季節になりました。


2011年10月02日16時15分00秒 記


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