お久の裏道、国見岳

さあて一発揺すってくるかな。
自分で揺するとあまり解りませんが、
人が揺すっているとよく解ります。
それを見てからだと今度は怖くてあまり端の方へ行けません。
「う〜、くわばらくわばら。」
今度は揺れない(恐くない)天狗岩へ。


20110910

先週は台風12号という来客がありメタボ予防は中止。招かれざる客に限って長居するもんです。さっさと行ってしまえば良いのに。
おかげで紀伊半島が大きな被害に。未だ予断を許さぬ状況が続いているようです。
こちら名古屋では大した事もなく、小雨の中を増水した簗に出かけていたという脳天気さ。改めてお見舞い申し上げます。
こんな状況でもメタボ予防はtanuoさんにとって最重要事項。今日も今日とて御在所通勤。

いつも通りの時刻に目覚ましの音。ところがその後が今まで通りに事が進みません。
「あれどこだっけ? あっ、あれも無い。」ぶつぶつ独り言を言いながら探し回ります。年寄りって独り言が多くなるんですね。
無いものは仕方が無い。無くてもなんとかなるでしょう。随分いいかげんなおっさんですな。
結局いつもより15分遅れで家を出ました。広くなった分移動距離が増えたのかもしれません。なんちゃって。
外は薄曇り。これなら遅くなっても駐車場は空いてるでしょう。…この勝手な思い込みもtanuoさんならではのものです。

6:50 a.m. 中道入口駐車帯着。
満遍なく停まっているようですが結構歯抜け状態です。手前の方にIさんの車、じゃあ傍に停めましょか。
仕度をしているとIお母さんの悲鳴。アスファルトの上に置いてあったザックにヒルが付いていたそうです。早速はっか油責め塩責めの刑に処しています。火炙りの刑に処してやろうとライターを探しますが見つかりません。まっいいか。既に半殺し状態ですしこの後乾いた道路で日に炙られれば昇天間違いなし。ちょっと残酷過ぎますかねえ、いくら憎き敵と言えども。

7:00 a.m. でっぱつ。
ガスが濃くすぐ上はもう視界が利きません。直射日光が無いのは良いのですが湿度が高く歩き始めるとすぐに大汗。この時期はこんなもんでしょう。早く来い来い爽やかな秋。
今日は途中から裏道へ抜け藤内小屋へ行くそうです。小屋で展示会をするそうで、その作品の搬入の為だとか。それで納得、雨も降っていないのに何故ザックカバーを付けていたのかが。
9時から受付だそうでこの時刻では小屋前で暫く待つ事になるそうです。以前は金曜の夜から小屋を開けていたのですがねえ。そう言えば北谷小屋の鍵も藤内小屋で預かってもらってましたっけ。
年寄はすぐ昔話が口を突いて出てしまいます。困ったもんですハイ。
お喋りしているともう藤内小屋。

7:45 a.m. 藤内小屋着。
やはりまだ小屋は開いていませんが小屋前のベンチは満員御礼。昔からここは休憩する人の溜まり場になっていました。クロって名前でしたっけ、黒い老犬が一頭、人がちょっかい出しても我関せずとばかりにゆうゆうと歩き回っていましたっけ。
御在所通いを再開した時にも同様に黒い老犬がいましたが、あれから20年ほど経っていましたから当然2代目か3代目でしょう。

上のトイレのような建物、紛れもないトイレでした。街中と変わらないハイカラなトイレですねえ。しかし近付いて見ると材料は使いまわしの廃材である事が解ります。これもエコですね。

お母さんは作品の搬入受付までここで待つそうです。それではお父さんと二人で国見岳でも。
北谷を渡り不動沢沿いに行きます。不動谷の道はまだ通行不可のようですが、昨年行ったときはもう落ち着いていましたので今日もこれを辿る事にします。
不動尊の祠を過ぎるとすぐ右岸枝沢からの崩落が目に付きます。これよりもっと大規模なものが熊野川や十津川で起こっているのでしょう。ちょっと長時間大雨が続くだけで簡単に災害って起こるものなんですね。まさに砂上の楼閣。世の中絶対的な安定なんて無いのが当たり前のようです。
その上の滝を越えるとすぐ石ころ累々の涸れ谷です。ここもしっかり落ち着いてしまい浮石も少ないです。昔ながらのペンキ印も残っていますが、登山道右側のルンゼが崩落したようで下の岩盤が剥き出しになっています。これがまたかっこいい。岩を見てすぐかっこいいと思うのは未だに頭のネジが足りないからでしょう。
ゼーハーゼーハーと全身の汗を搾り出しながら尾根に登りつきます。「あっ、ここまで全然写真撮ってなかった。」
という訳で一枚パチリ。でもガスガスでどこなんだか解りませんね。


8:55 a.m. 揺るぎ岩下

さあて一発揺すってくるかな。
自分で揺するとあまり解りませんが、人が揺すっているとよく解ります。それを見てからだと今度は怖くてあまり端の方へ行けません。「う〜、くわばらくわばら。」
今度は揺れない(恐くない)天狗岩へ。

天狗岩の隙間にホツツジ。よくまあこんな所に根を張っているものです。

ここから一登りで傾斜も緩くなり分岐点へ。来たついで、国見岳山頂に寄って行きます。

9:20 a.m. 国見岳山頂着。

ここも周りはガスばかり。今日は一日こんな天気でしょう。
御在所へ取って返します。時々薄日が射しますが暑いのはご免蒙りたいです。
国見峠からの登り返しがきついです。ヒーハーヒーハーヒーハーハー。遊歩道に出てからは下り。アゼリア前まで行き燃料補給。
「どこから降ります?」とお父さん。てっきり鎌まで行くものと思っていたのに意外な言葉に「しめた!」。軟弱tanuoさんは今日はもう鎌は勘弁して欲しかったので渡りに船。
お父さんもお母さんと別行動なので心配なのでしょう。仲の良い事で。
望湖台まで行き峠道分岐からユースホステル跡を回りダムから表道を降りる事にします。崩落のあった法面工事の真上を通るのでこれもまた楽しみです。恐いとこ大好きっ子のtanuoさんはいくつになっても大人にはなれません。

10:10 a.m. 望湖台着。
どうせ一面ガスの中だろうと思っていたのですが、愛知川の横斜面にところどころ日が当たっています。こんなのでも期待してなかっただけに儲かった気分。

今日は人が多いなと思いながらふといつもより遅い時刻であることを思い出します。そうかこの時刻だとロープウェイのお客さんが来るんだ。
岩の上に立つと涼しい風が身体中の汗を拭ってくれます。ん?風向きが逆。今日は南東の風です。天気は下り坂って事ですか。
ひとしきり涼んだ後は記念碑広場から峠道分岐へ。そして水源ダムへ。

ダムから表道への階段登りがきついです。ヒーヒーフーフーヒーフーフー。
表道に出ればもう降るだけ。
崩落跡の法面を上から覗きます。う〜、ケツの穴がこそばゆい〜。
そのすぐ下は百間滝展望台。ですが法面工事の上からの方が遮るものが少なくよく見えるようになりました。下の方が見えないのが少し残念です。

ここまで降ればスカイラインはもう目と鼻の先。

11:30 a.m. 駐車地着。

意外と早く帰り着きました。そうか鎌を端折ったんでした。
お父さんはお母さんを待つそうです。じゃあ私はお先に失礼して温泉へ。
希望荘が下の駐車場から入れる事は先週確認済み。さあ今日はケーブルカーを待たずに温泉に入れます。やはりこうでないと面倒臭くていけません。楽チン楽チン、ウッシッシ〜。



2011年09月10日22時15分00秒 記


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