About our Gospel


講師について

ゴスペルWAKUWAKUの講師は、

20年近く米軍相模原住宅内の黒人教会(通称SHA教会)で礼拝を捧げ

同教会のクワイアに所属し、ダイレクターや指導に携わる日本人女性です。

米軍教会仕込みの、本物のゴスペルをやさしく楽しく教えてくださいます。

信仰の有無は問いません。

ほとんどのメンバーが信仰を持っていません。

歌詞についての説明の際、聖書箇所を用いることがありますが、

信仰を勧める話は一切ありません。



本物のゴスペルとは?

ゴスペルは、『God Spell』 神の言葉、良い知らせ、福音という意味です。

ゴスペルWAKUWAKUでは、

聖書に基づき、みことばのエッセンスが織り込まれた曲であることを重視し選曲しています。



ゴスペルのルーツを学ぶ

17世紀(日本は江戸時代初期にあたる)、奴隷狩りによって、または奴隷商人に言葉巧みに騙され

多くのアフリカ人がアメリカ大陸に連れてこられました。

100~200トンの小さな奴隷船に、600人ものアフリカ人が手かせを掛けられた状態で隙間なく押し込められ。

身動きが取れないため、船内は糞尿にまみれ不衛生極まりない状態。疫病が発生し、発症した者は生きたまま海に投げ込まれ廃棄処分されました。

そんな非人道的で劣悪な航海を、何週間も耐えぬいたアフリカ人に待っていたものは、さらに過酷な運命でした。

すべての自由がはく奪され、奴隷として危険で過酷な労働を朝から晩まで強制されました。



日常的に奴隷への虐待と殺戮が行われ絶望の淵にいた彼らに、一筋の光が差し込みました。



それは白人たちが信仰しているキリスト教でした。



聖書の教えが、奴隷の従順に有効的であるという考えから、聖書を読み聞かせる白人がいたようです。

(奴隷は白人の教会に同席することが許されていませんでしたので、各農園や家庭で主人が個人的に行っていたと考えられます)

聖書のことばに感化された者たちが、主人に見つからないよう夜中にこっそり集まり始め、

アフリカの伝統音楽を反映させた歌と踊りで礼拝を行なうようになりました。

彼らの作ったコミュニティー、つまり 『 黒人教会 』 は、

いつの日か神様が自分たちを救い出してくださることを信じて祈る場であり、

悲惨な境遇に耐えるため、互いに支えあう心の拠り所でもあったのです。

筆記具を持つことを許されない奴隷たちは、自分たちの作った賛美歌を口承で伝えていきました。

それ故、今でもほとんどのクワイアは楽譜を使わずに伝承しています。



私たち にとってのゴスペル

聖書のエッセンスを歌うゴスペルはその後、様々な国で、様々な状況の中で新しく生まれています。

現在日本に住む私達も、アフリカのリズムに乗って

聖書のエッセンスを単純な言葉で繰り返し、

英語力が豊かでなくてもゴスペルを楽しむことができます。

現代を生きる私たち日本人も、それぞれの抱える辛い状況から少しの間抜け出して、ゴスペルというオアシスを味わうことができます。



アフリカ系アメリカ人の悲惨な歴史と、彼らの信仰を心に留めて、

ゴスペルを歌わせていただきたいと思います。