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2012/8/8 avex io様 Disk Union様のご協力により 紙ジャケ仕様にて再発!
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以下は2006年発売当時のご案内です*

アコースティックアストゥーリアス3年ぶりの新作「Marching Grass on the Hill
avex io
から11/8(水)リリース!
  
*3つ折歌詞カードに誤植が見つかりました。申し訳ありません。エイベックスからのお知らせはこちらです。

←アルバム発売フライヤー、クリックして下さい


前作「Bird Eyes View」から3年が経ってしまいましたが、ついに新作フルアルバムが11/8(水)発売されます。リリースにあたっては、いろいろなレーベル様からお申し出をいただきましたが、より多くのリスナーにアピールするべく、プログレとは全くかけ離れたavex ioからのリリースと相成りました。今や日本を代表するレコード会社であるエイベックスの中でも、「大人のためのエイベックス」として良心的な作品を数多くリリースしているavex io。いわゆるプログレ系が取り上げられるのはもちろん初めてのことです。というよりも、今までプログレとして認知されていたユニットが、プログレと全く関係のないメジャーレーベルから再デビューするということ自体、あまり前例のない事例だと思います。プログレ界からニューエイジ、ライトクラシック畑への挑戦(!)、そこまで気負わないまでも、橋渡し的役割を担ってプログレの素晴らしさをより多くの人たちに知らしめる、きっかけにでもなれば幸いと思っております。

やはり今回強く感じたのは、メジャーとインディーの大きな違いです。以前のキングももちろんメジャーですが、プログレ専門レーベルということで、ある意味とても自由に(^^)音以外の面でも、個人的希望が通った形でやらせてもらいました。今回のエイベックス・リリースでは、実にいろいろな方々からお力添えをいただいております。宣伝写真、ジャケットデザイン、プロモーション活動・・・etc.。音に関しては今回の担当ディレクターT氏が、アコアスの音楽をとても理解してくれていて、なんとかこのままの形で世に出したいと言ってくれました。でもある程度浸透しているプログレ界は良しとしても、一般リスナーに聴くきっかけを与えるための手段として何か考えなくては。閉鎖的なプログレ感を弱め、敷居を下げて(?)より開放的なイメージを強めよう、ということでカバー曲2曲と唄物1曲を追加録音しました。細かい楽曲解説は上記フライヤーをご覧いただくとして、2、3補足させていただきます。

まずはクラシック・メドレー。クラシックのカバー曲は昨今、頻繁に耳にする機会がありますが、選曲には慎重を期す必要があります。あまりにも有名すぎ、カバー例も多すぎて逆に恥ずかしいもの(「エリーゼのために」「運命」「白鳥の湖」「トッカータとフーガ」etc.)を避け、かつどこかで聴いたことがあってセンスのいい楽曲(マイナー過ぎるものはNG)。これが結構難しくて、選曲は難航しました。たとえいい曲でも、アレンジしてみてアコアスっぽさが出なかったりして、検討・修正を重ねた末9曲が選ばれ、メドレーにしてみました。この中では最もマイナーと思われるのが6曲目「アストゥーリアス/アルベニス」です。ユニット名の由来ともなった(詳しくはこちら)クラシックギターの名曲で、ご存知ない方もいらっしゃると思いあえて入れてみました。

そして「紅江」。ピアノの川越好博作曲の小品として、ライブではピアノとバイオリン2人で何回か演奏されました。今回ヴォーカル曲を入れるにあたり、“アコアスらしさ”をアピールできる新曲を作ろうと試みましたが、以前よりメロディアスでとてもいい曲と評価の高かった「紅江」をヴォーカルVersionにしたらどうか?という思い切ったアイデアを提案しました。しかし元々バイオリンのメロで唄とはかけ離れた広い音域を持った曲。作曲者の意図を無視し(?)サビを転調させ、今までなかったBパートも追加してもらい、全く新しい曲に生まれ変わることになりました。江幡育子女史に中国の悠久なるイメージの詞をつけてもらい、いとうかなこ嬢に朗々と唄ってもらい、極めて“アコアス的な”唄物に仕上がりました。もちろん以前のバイオリンVersionも捨てがたい魅力を持っていますので、機会があればまた登場させたいと思います。

そしてもうひとつのカバー曲、ライブでも演奏していたアイルランド民謡「Woman of Ireland」。こちらもいとうかなこ嬢にスキャットで唄ってもらいましたが、実は某国語の詞をつけてもらってより異国情緒を強めようというアイデアがありました。詞をつける場合はイギリスの出版社の許可が必要ということで、ずっと交渉を続けていたのですが、あまりにも時間の感覚が違うというか(^^;)待てど暮らせど返事が来ず、その計画はお流れになりました。またの機会に違うVersionで収録出来れば、と思っております。

さて一般向けにと考えられた3曲も含みますが、その他最近のライブでお馴染みの曲がずらりと並ぶ、プログレファンの期待を裏切らない硬質なアコースティック・プログレ・サウンド満載のアルバムとなっております。ミキシング・エンジニアには山下達郎、大瀧詠一ら日本の音楽史に残る”音空間”を創り上げてきた重鎮、吉田保氏に腕を振るっていただきました。豊富な経験に基づいた豪華なアコースティック・サウンドを味わって下さい。ついに11/8(水)発売、CD発売記念ライブも行われます。どうぞご期待下さい!。

ということで、アコアスの新たな挑戦が始まります。ただでさえCDの売れないこのご時勢ではありますが(^^;)この与えられたチャンスを最大限に生かすべく、積極的にいろいろな場に登場して行く覚悟でおります。どうか皆様からは今まで以上のご支援をいただけますよう、心よりお願い申し上げますm(_ _)m