| 7月8〜10日 第五回パーマカルチャー塾
今月は二泊三日という内容の濃さなので楽しみにしていた。皆いよいよ建築実習が具体的になってきたので午前中から来て働いていた。我々貯蔵庫班も基礎作りの為に早めに来て溝を掘ったり。午後から皆がそろい、今回の内容についての確認とミーティング。今回は自分達で食事を作るという実習もある。どうなることやら。
さっそく村に昔から住むじっちゃんばあちゃんを呼び、お話を聞く。おばあちゃんは昔の暮らしを、苦労したとかつらかったとかいう風には思っていない。それは今も同じように生活しているから。その話ぶりはやさしくおだやかで、いつまでも聞いていたいような感じがした。昔から使っていた薬草についていろいろ教わる。私はこんなおばあちゃんやおじいちゃんの話が大好きだ。
このあと藁を編む技術を教わる。わらをよっていくのは最初中々できず、苦労するが、二本ずつをねじり、それを一つにする時逆の方向によっていくのが分かった時始めて1本のロープになった!
夜に設楽さんが行ったアメリカのコミューンのスライドを見る。その後飲み会になり、調子に乗ってしまい、次の朝気持ちが悪くなり農作業欠席。。。とほほ。
次の日は石釜でパンを焼く実習!夢だったのでワクワクする。皆同じようで楽しそうな幸せそうな顔ばかり。
石釜の中全部を均等に熱くする薪の入れ方はこつがいるようだ。薪を足す時にちょっとずつ位置を動かすのだ。炎が石釜の天井を沿うように燃えている。パンが発酵するまでに昼御飯のじゃがいものチーズ載せ、トマトの御飯グラタン!狂喜乱舞して食べる。パンが発酵して大きくなったころ、まるめて石釜に入れるのも皆各自でやらせてもらう。おおきな木のしゃもじのようなものでえいやっ!っと釜の奥にスライドさせる。出来たてのパンはそれはそれは美味で、ざくっと半分に切っただけでぱくぱくと食べてしまった。あーー幸せ。
次に地元のかたの山に行き、治山の現場を見る事に。藤野に先祖代々何百年も住んでいるKさんは、英語の教師をされながら藤野村のプロジェクトに関わる若頭でもある。ざくざく山に入り、大きな杉の木をチェーンソウでばんばん切り、腐った橋を直す為に丸太を皆で運ぶ。その頼もしさはとてもまぶしい。
次の日は建築実習で、アースバックビルディングをする我が班は、窓や空気穴を作る為の枠作りをする。皆ノコギリや玄翁を使うのは初めてなので、大変だが、ちょっとやり方を伝えただけで、結構皆感が良く、上手に出来ているようだ。
あっと言う間の3日だったけれど、皆充分に満足した顔になっていた。
8月6〜7日 第6回パーマカルチャー塾
今回はギャザリングということで、卒業生や、一般の方、パーマカルチャー実践者、お百姓さんが80名近く集まり色々なイベントが行われた。九州のパーマカルチャーの動き、仙台、三浦半島、青梅、安曇野などからの参加者から現段階の実践状態の報告、新しい試みなど刺激的な内容であった。一方パーマカルチャーは歴史が新しい為に、まだ実験的な段階なので問題点も多いという印象。皆手探り状態のようである。
昼からは色々なテーマに別れて部会が開かれる。私はライフスタイル転換、住むというテーマ。LDKという住居のあり方が、今の時代に即しているのかどうか?ではいったいどのような空間が望まれているのか?などと短い時間で理想的な住居空間を考えていく。
夜は懇談会で、篠原の里にて盛大に行われる。自己紹介や地域通貨ごっこや名刺交換などでもりあがり気が着くと夜中の一時をまわっていた。
次の日の朝、寝坊した我々は、こそこそと篠原の里に朝御飯を食べに。目ざとく設楽さんに見つかり、軽くお目玉。朝食後、アクションワークショップで実際にパーマカルチャーアクションのプランを立て、現実に向けて何が必要か?といったことを話し合う。自分のプランが通り、皆の前で語る(汗)私のプランが候補になり、実際話し合われることになる。[工芸家、芸術、技術者が集まる半農生活のコミュニティ]という題名。実際やりたいことなので、ここで取り上げられたことはラッキーである。自分の頭の中だけで考えていたことなので実際の問題点や、やらなくてはいけないこと、準備など、ここでシュミレーションできてよかった。あとはゴミの問題、百姓バー、都内にエコガーデンを作るといったプランが話し合われ、良いヒントがたくさんゲットできた。
最後に皆で輪になって、5本締めで挨拶して終了。同じ方向を向いた人たちに囲まれて、頼もしい気分になる。日本も捨てたもんじゃないなあと。
番外編8月9〜12日 西瓜収穫
PCCの友人J家におじゃまして、お父さんが作っている西瓜の収穫を手伝いに行く。ウーフと言うより、半分西瓜食べ放題につられて夏休み気分の私達。畑に行くとなってるなってる!大きいのがごろごろ。子供のへその尾を切るみたいにちょきんと切り離し、あぜ道にごろっと転がしてあるのをネコでえっちらおっちらトラックまで運ぶのだ。切る前に必ず試し切りし、味見。その西瓜は水がわりに作業中食べるのだ。半分しか食べて無いのをばんばん捨てて行くのを見て、
もったいない〜〜〜っと持ち帰る私。J家の冷蔵庫は私の持ち帰った西瓜でぎっしりに。だいたいJ家では、西瓜は日陰においておいて、冷やさないみたいだ。
夏の暑い日射しの中で作業は進む。割らないように慎重に。さわっただけでピシッと割れるうれすぎの物、じゃーーっと水が出てくる出来損ない、みんな西瓜を手でたたけば中がわかるようだ。響きが高いやつが中身がつまっていて良い西瓜のようだ。でもお尻が黄色いだけで市場に出せないようで、まがったきゅうりみたく釈然としないなあ。はかりで一個一個計量し、選別して箱詰めする。普通の西瓜以外に、小玉西瓜もつくっているのだが最近は小玉が売れるようだ。西瓜は冷蔵庫に入り切らないからなあ。
J家では今大きな蔵を直している最中。土蔵の専門の左官屋さんが十数名作業をしている。ラッキーなことで、さっそくちょっとやらせていただく。何が大変かと言えば、コテの動きもさながら、左手に持つ、土の重さだ。太った猫1匹ぐらいあるので、持つだけで手がプルプルする。職人さんの迷惑になりながら足場の悪い高台で、恐いとか重いとか思いながら必死にやる。早々に次の人にタッチ。ここの左官屋さんは昔ながらのやり方で、正しい土蔵の作り方のノウハウを持つ魅力的な三心という会社。会長さんにはこんな素人にも色々心使いしてくださり、感謝です。
午前中は西瓜、午後は土蔵という感じであっというまに3日がすぎた。J家の皆様、お友達のもっちゃ、ありがとうございました。毎日いただいた野菜の美味しいこと。冬もおじゃまします!毎日西瓜食べて、まだ飽きない。お土産にいただいた西瓜も、ぺろっとなくなりそうです。
番外編8月29〜31日 田んぼの雑草取り
群馬のTさん宅で田んぼがすごいことになってると言うので手伝いに行く。行くとやはりすごいことに。ヒエが稲と同じくらいの背丈になって生い茂っているではないか。5枚あるうちの三枚の田んぼまではまだよかった。ヒエと稲が分かれて生えている。あとの2枚は混在して生えている。去年の土の状態と関係があるらしい。
下から見ないとどれがイネなのかヒエなのか判らない!中腰でヒエの根元からざくざく刈っていく。無心にざくざくざくざく。。。。
2日かかってようやくほとんどの雑草を取る。Tさん、今まで田んぼは忙しくて見ないようにしてたそうだ。来年は見てくださいねーー。
午前中は卵作業。午後は畑。暑い中、働けど働けど、雑草は生い茂り、じっと手を見てたら腹が減った。でも今年は豊作だって!
9月10〜11日第7回パーマカルチャー塾
今回は森を体感して、森の仕組みを知ることという目的でキャンプを行った。私有地なので誰に気兼ねする事なく火を起こせるのがうれしい。講師の方に森の出来る様や、木がどのように育ったか、説明を受けながら森を散策。テントを立て、夜になってトーキングスティックなどをやって自然の中で静かな夜をすごす。
次の日は畑にいって雑草を取り、センターにて朝食。午後はネイチャークラフトで、竹を使った箸箱作り。紐はやはり竹ノコの皮を使用。その後建築の作業と、秋の野菜の種まきをする。
PCCJ主催の北米ツアー
9月18〜28日の10日間でNY州にあるイサカエコビレッジとカナダのバンクーバーの島、コルテスアイルランドのホリホックの二ヶ所を回ってきた。ニューヨーク州は実に広い。NYから車で5時間、およそ500キロほどの田舎にあるイサカという町は、日本で言うところの筑波都市のような場所で、コーネル大学を中心に栄えている町である。夏が終わって秋になろうという季節、実に美しい自然にかこまれた田舎町イサカの、川を挟んで大学側のちょうど反対の丘の上に、エコビレッジがある。最初コミュニティという言葉からもっと閉鎖的なイメージを抱いていたのだが、ここにはそんな雰囲気はみじんもなかった。ここに住むのは子供をいれて300人ほど。車は住居スペースに乗り入れはできない。車をおいて荷物を台車に乗せて運ぶのだ。
まず入り口には皆が集まる Common Houseがあり、到着すると夕食の支度をする人たちに暖かく出迎えられる。全員がここで食事するのは定期的にあるようだが普段は希望者が順番につくっているようだ。大皿にもられた野菜料理やパン、スープなど、とてもおいしい。たまたま新しいビレッジの住居スペースについての会合が開かれ、住民達が活発に意見交換をしているところを見学させてもらった。自分らのビレッジを自分らの意見で作り上げる、ここでは当たり前なのだが、大きな器になにげなく住んでいる自分にはすごく新鮮に映る。ここには一人ひとりの顔がはっきりしていて、夢と理想を追及する人間のあるべき姿がある。
ここでの滞在はなんと民泊。各家庭に一人ひとり泊まらせていただくのである。英語のできない私は最初どうなることかと思ったが自分の泊まった家は、仕事をリタイアしたご夫婦二人暮らしの所で、実に暖かかく迎えていただき、感動してしまう。自分の仕事の話や、日本の(日本好きなご夫婦Richard とPetra)美術の話、アンティーク家具の話など、電子辞書を使って楽しく話をすることができた。このご夫婦の所で本当によかったと思う。もっと英語ができればよかったに。持っていったおみやげも気に入っていただいた。客室のベットに入ったのは11時過ぎで、Richard と Petraの暖かさに布団の中で涙ぐんでしまった。
朝いっしょに彼らとホールに行き、皆で朝食。ここの創始者の一人、リズにエコビレッジの案内と説明をしてもらう。共同のランドリー、不要になった物を交換する物置、キッズルーム、ソーラーシステム、広大な畑。ただただ関心。広さにびっくり。自分にとっては夢の世界の実現。リズはとても素敵な女性で、包容力、知的さ、行動力、を持っている人。まあ、ここはおとぎの国ではなく、人間関係で時々もめることもあるようだが、話し合いで解決すべく皆が努力しているようだ。ここでの経験は普通のツアーではすることのできない物である。つれていってくれた設楽氏に感謝。
近いうちにリズが書いた本が設楽氏によって翻訳されるようなので、興味がある方は読んでみてください。
イサカはHOURSという地域通貨を導入している町でもある。町に出て、Hard-to-findというCDショップにて発行している通貨を購入し、実際に使ってみる。カフェでショップのオーナーStephen Burke氏にインタビュー。地域通貨は10ドルが20HOURSに換金される。利子はなし。10ドルにて会員になり、会報誌に広告を載せることができる。HOURSは地域にとどまり、グローバルな大会社、資金との競争に打ち勝つことができる。自分たちで経済を調節できるのである。これからの社会に新しい変化を持たせることができる、大きな可能性を感じた。問題点は一部にHOURSがたまってしまう場合。店によって
HOURSの使えるパーセンテージを決め柔軟性を持たせるという解決方法で対処しているようだ。
イサカからニューヨークに帰り、コミュニティガーデンを見学。空き地にゴミが捨てられ、犯罪が多発していた場所に、市民が立ち上がりそこに花やリンゴの木、野菜を植えた。行政を動かし、そこに会員性のガーデンを造ったのだ。すべての会員に鍵がくばられ、好きなときにそこに入れることができる。NYのビルの谷間にあるオアシスである。東京にもこんなガーデンがあればどんなに良いだろうか。
飛行機でバンクーバーに入り、小さな飛行機に乗ってキャンベルリバーに行き、フェリーで2回乗り継ぎ、コルテス島に入る。そこから車で島のはしっこ、ホリホックHOLLYHOCKあるのは前に海、後ろに原生林。24時間開いているスパ。自由に飲めるハーブ、コーヒー、お茶のバー。有機野菜の畑と野菜中心の食事。ここでの食事を体験すると、もう肉は一生食べなくても良いぐらい満足。アロマ、シーカヤックツアー、ヨガ、瞑想、ストーンマッサージ、ワークショップ。いつも山盛りに盛られているフルーツ。オイスター食べ放題のパーティーなど。まあ、一言で言えばこの世の天国です。余計な施設はいっさいない。カラオケもゲームも。自由に起き自由に眠る。時間的制約もいっさいなし。ここは新しい形のリゾートだと思う。問題は、帰りたくなくなってしまうこと。
この島にもコミュニティがあり、皆で見学。ここもまた広大な土地。美しい畑とセルフビルドの家。ここの土地は寄付とトラスト(土地を多くの人で分散して買い取り、所有を個人の物にせずに自然を守る方法)により維持されている。毎年学生が農業を学びに来ている。ここももちろんコンポストやパーマカルチャーを実践し、畑は耕さず、マルチを続けることで健康な土を保っている。今まで見てきたすべての畑は、虫に食われているものは一つもなかった。土地が健康で栄養が満ちあふれていれば、こんなにも植物が生き生きして健康で、大きくつややかに育つのだなと実感。裸で遊ぶ子供たちを見て、コミュニティぽい眺めだなあと妙に感心。
バンクーバーに帰り、美しい町を散策し、ここにもあるコミュニティガーデンを見学。やはり緑は人を癒すのだなと実感する。殺伐とした風景は人の心を荒らすのだ。
すばらしく凝縮された時間をすごし、ちょっとぼけ気味だがこれからの方向性はやはりこちらしかないと強くクリアに心に刻み東京に帰ってきた。
10月8〜9日第8回パーマカルチャー塾
あいにくの雨で、初日の稲刈りは中止だ。小雨の中、講師の江口氏のもとで石積みを習う。スパイラルガーデンでは第一人者だそうだ。昔から日本でもどこでも、石はよく使われてきた素材。使い方一つで、ガーデンの見栄えは素晴らしくなる。
北の国からでも、五郎さんが石の家を造っていた。ただ積めばいいものと思っていたが、そうでもない。今日は斜面に果樹を植えるときの石積みを実習する。坂の場合、土砂が雨で流れてしまうので、石積みは重要である。まず斜面を横から見てL字型にスコップで削ってゆく。水平な部分が直径1.5メートルの円になるように削ってゆくと、ちょうど穴の壁部分が1メートル弱ぐらいの高さになる。そこに、斜面に向かって傾斜しながら石を積んでゆく。
もうそれは感覚の世界で、どの石を選ぶかは決まりがない。皆であれだこれだと言いながら、バランスよく上の部分が水平になるように土を削りながら積んでいく。一番上の石が小さくならないように大きめの石で重しをするように乗っける。
次の日は午前中に先月種を蒔いた冬の野菜の苗の植え付け。午後からは雨なので急きょわらじ創りになった。なぜか細くなってしまい、足がはみ出すような出来。しかし、ワラって本当に色々使える。
PCCJでの稲刈り
先週雨でできなかった稲刈りが14日に行われた。天気は上々。出来も今年は大豊作だそうだ。男の手のひらに穂を乗せて、余るぐらいの長さだった。そうして出来を計るそうだ。ざくざくと左手で束をもって右手で狩ってゆく。腰につけたアサヒモで2重に巻いてから右手でくるくるっと稲を回す。ヒモが締まったらあまった部分をきゅっとそこに挟む。慣れた人だと何秒の世界。私たちは指はすりむけるし時間もかかる。でも黄金色の稲のなかにいるだけで幸せな気持ちになるのだ。皆で笑いながら夕方までほとんどの稲をかって、ハザ掛して終了。終わって皆で収穫祭をやったのは言うまでもない。
11月12〜13日第9回パーマカルチャー塾
さて今回は前回稲刈りした稲の脱穀だ。上の拷問の機械のようなものは昔からある脱穀機だ。足で古いオルガンみたいなレバーを踏みながら、トゲの出たロールを回す。まごついていると回転が逆になる。けっこうコツがいる。こんな古い機械、もうどこ探しても売ってないだろうなあ。センターの御近所様に貸していただいたのだ。乾燥がうまくいっていると稲はおもしろいように落ちていくが、ちょっと湿りがあると落ちてくれない。自分たちが作った稲なので、一粒ずつがもったいない。
そしてこれがもみ殻とモミを選別する機械!まるで未知の宇宙から来た物体のよう!横にぐるぐる回す部分があって、ここで中にある風車がまわって軽いゴミを吹き飛ばすのだ。このからくり!皆でわあわあやって楽しかったが、これを少人数でやったら大変なことだ。昔の人は家族総出でやったんだろうと皆で話す。こんなことで半日あっという間で、今の機械でやれば20分だそうだ。
夜は温泉に入ってからこの日の取れたてワラで、ワラ細工。蔓を基本支柱にしてワラでカゴを作る。相変わらず編みが苦手な自分は皆と違うものが出来る。でもおもしろい。
朝起きてすぐ昨日の田んぼで麦を蒔く。田起こししないでそのままやった。一つの穴に15粒程度。午前中はアースオーブン作り。粘土層を重ねてお釜を作る。しっかりとした土台の上に耐火レンガを水平にひき基本となる形を砂山で作る。粘土が固まったらその後に砂を出すのだ。そして第一層を粘土と砂で作る。砂は熱でガラス質になる為、非常に頑丈かつ防水になるらしい。講師はたくさんのアースオーブンを手がける野口真知子氏。
午後からは建築実習。貯蔵庫はアースバックが結局入手不可だったので、土嚢袋に砂利を詰めることに。最初計画していた大きさと場所を変更して小さな物にすることに。土嚢袋に砂利を入れるととってもじゃないけど持ち上げられない。皆重労働に放心状態。アースバック工法ってちょっと大変かも。。。。。実習コースも残りわずか一回だけになってしまって、皆少し寂しそう。次回は新米を食べられるようだ。
番外編/11月17 倉淵村脱穀と新米の会
続けてこんどは近代的脱穀。軽トラにつまれた大島号。皆で下ろすのかと思ったら、キャタピラで自走式。中身は手動式と同じ構造で、それがガソリンで動くのだ。でもトウミと合体した感じで、もうモミとなって袋に入るのだ。あっと言う間にと思ったさなか、故障。分解するが、部品の車部分が折れているので、修理不可能。その日はそのまま出来ただけのお米でお昼ご飯。もち米と混ざっているので、もっちり。つやつや。おいしい。
12月10〜11日第10回パーマカルチャー塾最終回
早い物で塾の最後の日になった。今日の半日は建築実習だ。貯蔵庫も基礎を建てて土嚢を積む所まで来た。最初簡単な建築方法だと絶賛していた自分だが、ここにきて重さとの戦い、ひたすら体力仕事に楽しさはなくなり、気力失いつつあり。土嚢に砂利を入れる方法など、やりながら考え一番良い方法をさぐっているが、腰以上の高さになったときのことを考えるとすこしナーバスになる。
夜は最後の卒業パーティーで、皆でどんちゃん騒ぎ。夜遅くまで話す。1年間いっしょに勉強したこのメンバーはとても良い関係を築いている。何かをいっしょに体験するということは、結びつきを強くするようだ。次の日は午前中は酒まんじゅう作り。午後からコミュニティについての講議。この藤野のパーマカルチャーセンターをエコヴィレッジにする、ソフト面ハード面についてシュミレーションをする。その中で大切なことは卒業生やかかわりのある人々の繋がりをどう活用できるか、地域との関係性など。最後に卒業証書をいただき、1年を振り返る。
この1年新しい事にふれ、実に刺激的に精神的にすごせた。自分のやろうとしていること、考えは決して夢物語でなく、おおいに可能性のある現実的な方向性であるということ。そしてこの方向性は世の中を変えるかもしれないという光りを、曇った空の向こう側に感じた。
END
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