雑草雑木図鑑


 ここで取り上げるものは街中で見かけるありふれた植物です。
 山野草や高山植物はスルーです。
 誰もが知ってるような草花(タンポポとか)も省略。

参考ページ 花の咲く日(長岡京市の裏百景)   
 [雑草]
アメリカセンダングサ
亜米利加栴檀草
キク科ひっつき虫の一つ。葉が「栴檀(センダン)」に似ている。
 センダン(左)とアメリカセンダングサ(右)。
アレチウリ
ウリ科
アレチハナガサ
荒地花笠
クマツヅラ科ひっつき虫の一つだけど、知名度が低い。今後はびこってくる可能性あり。小さいため、大量に貼りついた時は難儀する。
アレチマツヨイグサ
(メマツヨイグサ)
荒地待宵草
(雌待宵草)
アカバナ科草全体も花も大柄の野草。きれいなのでもっと増えればいいと思ってるが。
イタドリ
虎杖、痛取
タデ科未だにスイバと混同する。
イヌタデ
(アカマンマ)
犬蓼(赤飯)
タデ科タデはまだ食ったことないのですが。
イヌビエ
犬稗
イネ科
イヌビユ
犬莧
ヒユ科
イモカタバミ
芋片喰
カタバミ科花は鮮やかなピンク。地下茎があるということだが、見たことない。
エノコログサ
狗尾草
イネ科別名:ネコジャラシ。「エノコロ」は「犬の子」がなまったものだとのこと。
エビスグサ
恵比須草、夷草
マメ科花の中から長細い豆サヤが突き出ています。
オオキバナカタバミ
大黄花片喰
カタバミ科斑点がチャームポイント。
オオキンケイギク
大金鶏菊
キク科北米産のコスモス? 繁殖力が旺盛だということで、駆除対象の特定外来生物。だけど、花は見栄えがいい。
オオバコ
大葉子
オオバコ科
オキザリスoxalis → ハナカタバミ
オキザリス・トライアングラリス
oxalis triangularis
カタバミ科濃い紫のカタバミ。野生化している。
オナモミ
葈耳
キク科最近とんと見かけなくなった大柄のトゲトゲひっつき虫。トゲのある皮を開くと種(実)がある。種には有毒成分が含まれるそうだ。そもそも、むくのが手間すぎて、食うような酔狂な人間がいるとも思えない(食ったことはあるけど)。
オニノゲシ
鬼野芥子
キク科トゲのあるノゲシ。煮ても焼いても食えそうにない。
オランダガラシ
和蘭芥子
アブラナ科水辺に繁茂する野生のクレソン。生食するとえぐみがある。加熱して食べよう。
カタバミ
片喰、傍食
カタバミ科ムラサキカタバミより花も葉も小さい。果実が熟すと、さわっただけで皮がはじけて粘着質の種が飛び散る。
カモジグサ
髢草
イネ科
カモミール
camomille
キク科野生化してはびこっている。ハーブティーにどうぞ。
カヤツリグサ
蚊帳吊草
カヤツリグサ科
カラシナ
芥子菜、
辛子菜
アブラナ科種を含め、全草に辛味がある。加熱すると辛味が消えて、いろんな料理に使える。セイヨウアブラナとの区別は、今のところついていません。
 冬場のロゼッタ状態。
カラスムギ
烏麦
イネ科近縁種のエンバクは食用。カラスムギも食えるんでしょうけど、脱穀はどうする?
カラスウリ
烏瓜
ウリ科
カラムシ
イラクサ科イラクサの仲間はまだ見分けがついてません。
キクイモ
菊芋
キク科地中に芋を作る。ほぼ無味。
ギシギシ
羊蹄
タデ科酸味のある草です。葉がスイバよりゴワゴワしている。
キバナコスモス
黄花秋桜
キク科園芸種ながら、野生化が著しい。
キンシバイ
金糸梅
オトギリソウ科ぱっと見にはヤマブキに似てるんですけど、こっちは茎の先端にしか花がつきません。
キンポウゲ
金鳳花
キンポウゲ科八重咲きをキンポウゲと呼び、一重はウマノアシガタ(馬の足形)と呼ぶそうだ。ただし馬の足形に似てないので、その呼び名はすたれ、ひっくるめてキンポウゲと呼ぶのが一般的。花は艶やかで美しい。有毒。
クサイチゴ
草苺
バラ科甘みがあっておいしい木苺。草本ではなく木本ですが、樹木っぽくないのでこちらに入れます。
クズ
マメ科根から採った澱粉がくず粉。ただし今では「本葛粉」と明記してないのは、ジャガイモ澱粉の「偽葛粉」。やたらはびこりまくり、根絶が困難な雑草。
コウゾリナ
顔剃菜
キク科
ジャノヒゲ
蛇の髭
ユリ科
ジュズダマ
数珠玉
イネ科昔は方々にあったが、最近めっきり数が減った。
シロザ
白藜
アカザ科アカザと同種らしいが、赤いのは見かけなくなった。
シロツメクサ
白詰草
マメ科昔、詰め物に使った草。クローバーです。
スイバ
(スカンポ)
蓚、酸い葉
タデ科成長すると樹木のようになるが、茎が中空で柔らかく、簡単に折れる。
スズメウリ
雀瓜
ウリ科実は緑だけでなく、いろんな色があって可愛らしい。園芸種だが、野生化も見られる。
スズメノカタビラ
雀の帷子
イネ科
スズメノテッポウ
雀の鉄砲
イネ科
スベリヒユ
滑莧
スベリヒユ科
セイタカアワダチソウ
背高泡立草
キク科昔は花粉症の原因植物だ、などとデマが飛んでました。とんだ濡れ衣。
セイバンモロコシ
西播蜀黍
イネ科
ゼニアオイ
銭葵
アオイ科アオイの仲間では、たぶんいちばん花が小さい。おまけに地味。
タチアオイ
立葵
アオイ科大柄の花で、白からピンク・赤までいろいろある。
タネツケバナ
種漬花
アブラナ科稲もみを水に浸ける時期に花が咲く。というネーミングらしい。雑草としてほうぼうで芽生えてくるが、小さいので目立ちにくい。
ツキミソウ
月見草
アカバナ科
ナズナ
(ペンペングサ)
アブラナ科春の七草の一つ。ですが、草を見て食欲が全然わきません。
ニワゼキショウ
庭石菖
アヤメ科花はピンクと白が混じって咲いている。
ヌスビトハギ
盗人萩
マメ科ひっつき虫の一つ。やたらはびこり、べったり貼りつかれると難儀する。正確には「アレチヌスビトハギ(荒れ地盗人萩)」というそうな。
ネコノツメ
(トラノツメ)
猫の爪
(虎の爪)
ノウゼンカズラ科まだ1箇所でしか見つかってないんです。
ノビル
野蒜
ヒガンバナ科、ユリ科
ノボロギク
野襤褸菊
キク科独特のヨレヨレした葉が特徴的な雑草。この葉っぱがボロの名前の元らしい。阪急長岡天神駅のフェンス近辺に目立つが、それ以外の場所ではあまり見ない。
ハコベ
繁縷、蘩蔞
ナデシコ科春の七草のひとつ。最近見かけることが少ないが、生えているところでは密生することが多い。
ハタケニラ
畑韮
ヒガンバナ科、ユリ科分類が確定できてないみたいです。ニラっぽい臭いは希薄。味はイマイチ。
ハナカタバミ
花片喰
カタバミ科ムラサキカタバミを大きくして園芸種にしただけ、という気もする。じわじわ野生化している。園芸店では「オキザリス」という名前で売っている。
ハハコグサ
母子草
キク科
ハルノノゲシ
春の野芥子
キク科芥子(ケシ)とは似ていない。秋に咲くアキノノゲシとはいまいち区別がついてません。
ヒメオドリコソウ
姫踊り子草
シソ科
ヒメジョオン
姫女菀
キク科「ヒメ」は「小さい」の意。最もありふれた野草なので、存在すら忘れられている。
ヒメツルソバ
姫蔓蕎麦
タデ科白とピンクが混じってちっちゃい花がごちゃごちゃ咲いてます。
ヒメムカシヨモギ
姫昔蓬
キク科あまりにもありふれているので、花が咲いても誰も振り向いてくれない可哀想な姫。
フジバカマ
藤袴
キク科街中でもときおり見かける。大原野のフジバカマ苑では原種が育成されている。
ヘクソカズラ
屁糞葛
アカネ科フェンスにはびこる雑草。花は可憐。においは特に感じられない。
ヘラオオバコ
箆大葉子
オオバコ科根元から葉がたちあがる。この葉がヘラに似るゆえのネーミングらしい。穂が可愛らしく、ドライフラワーにしたくなる。
ホシアサガオ
星朝顔
ヒルガオ科マルバルコウ同様、ときおり大群落を形成する。
ホトケノザ
仏の座
シソ科春の七草にある同名植物とは別種。こちらは弱毒を持つ。
ママコノシリヌグイ
継子の尻拭い
タデ科鋭いトゲがある。なかなかきついネーミング。
マルバハッカ
シソ科別名:アップルミント。
マルバルコウ
丸葉縷紅
ヒルガオ科9月から10月、「これでもか!」というほど大量に咲く。小さい花だが量で圧倒。
ミゾソバ
溝蕎麦
タデ科近くへ寄らないとママコノシリヌグイと区別がつかない。ソバとはさほど似てない。
ミツバ
三つ葉
セリ科店で売ってるやつとはちょっと違うが、摘んで香りをかげばミツバとわかる。
ムラサキカタバミ
紫片喰
カタバミ科クローバー呼ぶのは誤り。クローバーはシロツメグサです。
ヤブタビラコ
藪田平子
キク科
ヨウシュヤマゴボウ
洋種山牛蒡
ヤマゴボウ科いかにも美味しそうな有毒植物。子供が多食して死亡した例もある。ヤなガキに「この実、美味しいよ」と教えてあげよう。
ヤブガラシ
(ビンボウカズラ)
藪枯らし
(貧乏葛)
ブドウ科蔓性の植物で、しぶとくはびこる。
ユウゲショウ
夕化粧
アカバナ科
レモンバーム
Lemon balm
シソ科ミントの仲間のハーブ。野生化してやたら繁茂している。アップルミントと見分けるのは難しい。たぶんいっしょくたに認識してる。
レンゲ
蓮華、蓮花
マメ科かつては窒素肥料のためにわざわざ田んぼに植えたという草。ですが、今は化学肥料に押されて少なくなった。
ワルナスビ
悪茄子
ナス科何が「ワル」なのか知りませんが、ちっちゃい実がなります。花はジャガイモの花とほぼ同じ。
 [園芸草花]
アガパンサス
Agapanthus
ヒガンバナ科
・ユリ科
いかにもユリ科って感じなのですが、分類が揺れているようです。花期は短く、6月下旬から7月上旬ぐらい。名前はギリシャ語の「愛の花」から。
ツワブキ
艶蕗
キク科フキと同様、茎は食べられるようだ。でも、自生してるツワブキを見かけない。
モミジアオイ
紅葉葵
アオイ科きれいな花ですが、なかなか見当たらない。花を育てたいならこのへんが狙い目かも。
 [雑草のように見てるが、実は樹木]
サルトリイバラ
猿捕茨
ユリ科、
サルトリイバラ科
ムラサキシキブ
紫式部
シソ科
 [雑木]
アカメガシワ
赤芽槲、赤芽柏
トウダイグサ科いたるところにはびこっている。若い枝が赤いので、他の木と見分けやすい。カシワとは似てない。カシワのない地方でこの葉を柏餅に使ったということ。
ウルシ
ウルシ科体質により、かぶれる人と平気な人がいる。
クワ
クワ科大木になると黒っぽい実が大量になる。甘みがあって美味しい。広範囲に自生している。
コウゾ
クワ科赤い実は甘いが、剛毛が口の中に刺さる。回避するには、指で挟んでくるりと回してやる。それだけでほとんどの毛が寝てしまい、刺さらなくなる。
センダン
栴檀
センダン科特有のにおいがある。繁殖力が強く、どこにでも生えているという印象。実は熟してくるとクリーム色に。果肉は特有の苦味がある。未熟なものほど苦味が強い。有毒成分のサポニンを含むとのことだから、真似しないように。
 センダンの花が咲いている様子。
ノブドウ
野葡萄
ブドウ科フェンスなどにからみつく蔓(つる)植物。食べられないと言われるが、一度食べたことがある。味は特にどうということもなし。きれいなので一輪挿しなどで飾りに。
 [庭木・街路樹]
アベリア
Abelia
スイカズラ科やたら花期が長く、6月から咲き始め、場合によっては冬にも咲いている。花の色はほぼ白の薄いピンクが主。ピンクの花もある。
イヌマキ
犬槇
マキ科球形の種の下に俵型の果肉がついてる、という珍しいスタイルの実。果肉部分は甘みがあっておいしい。緑の種部分は有毒なので、注意。
キョウチクトウ
夾竹桃
キョウチクトウ科有毒です。割り箸を忘れたからといって枝を折って使わないように。
キンモクセイ
金木犀
モクセイ科花が咲けば誰でもわかる木。慣れれば葉を見ただけで判別できる。
キンレンカ
(ノウゼンハレン)
金蓮花(凌霄葉蓮)
ノウゼンハレン科
クスノキ
クスノキ科
ケヤキ
ニレ科放射線状に枝を伸ばす樹形で、見分けがつきやすい。秋にはどさっと葉を落とす落葉樹。
コデマリ
小手毬
バラ科ユキヤナギの仲間。
コブシ
辛夷
モクレン科タムシバに似るが、タムシバの葉は裏が白っぽい。コブシの葉は表裏同色。
サルスベリ
百日紅、猿滑
ミソハギ科花は赤に近いピンクから白まで。
ノウゼンカズラ
凌霄花
ノウゼンカズラ科
フヨウ
芙蓉
アオイ科
ベニバナトキワマンサク
紅花常盤満作
マンサク科
ホオベニエニシダ
頬紅金雀枝
エニシダの仲間はみな有毒だそうです。一度豆を食ってみたが、なんとも。
マボケ
真木瓜
バラ科
ムクノキ
椋の木
アサ科黒い実は、やや癖のある甘み。
ムクゲ
木槿(槿)
アオイ科
ヤマモモ
山桃
ヤマモモ科
ユキヤナギ
雪柳
バラ科
レンギョウ
連翹
モクセイ科ユキヤナギと同時期に咲く可憐な花。
ロウバイ
蝋梅
ロウバイ科

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