食事の摂り方・体のケア

<食事の摂り方>

高校生で一般成人に比べ成長期ということもあり、代謝がよく栄養も充分に摂取しなければ健康な体が形成されません。特にラグビーはコンタクト(接触)が認められているスポーツのため、消耗の激しいスポーツだということが出来ます。消耗した体力は栄養と休息でしか補うことは出来ません。
怪我の少ない丈夫で健康な体作りはまず食事からだと心得てください。

主食 ご飯ならば1日に茶碗で最低6杯以上(毎食2杯以上)。丼は1.5杯の勘定です。

主菜 肉・魚・卵・豆腐などは通常一般人の2倍以上を目安にしてください。

野菜(海草) ここでは乱暴な言い方をしますが野菜=緑黄色野菜のみ、とします(キャベツやレタスきゅうりなどは栄養価が低いため運動をしている高校生には不向きです)。
野菜の量は毎食手のひらに山盛り2杯を目安にしてください。
海藻類はモズクやひじきなど1日に1度の摂取が望まれます。


果物 毎食1品が基本ですが、常備できない場合は果汁100%ジュースで補ってください。

乳製品 牛乳は1日に1リットル以上(紙パック1本)が理想です。
牛乳臭さが苦手ならココアをプラスしたり、カルシウムが強化されたヨーグルトドリンクやコーヒー牛乳、いちご牛乳など飲めそうなものから組み合わせてください。


鉄分 レバー、ひじき、緑黄色野菜、豆腐などに多く含まれています。
夏場は大量の汗をかき、カルシウムや鉄分が多く失われます。
週に1度はこれらのものを意識的に増やしたメニューが望まれます。


<夏の食事の摂り方>

上記の表を参考にしていただけたらと思います。
上記の表を見て「こんなに食べなければいけないのか?」と思った方もいるかもしれませんが、こんなに食べなければいけないのです。カロリーにして1日5000kcal以上(通常一般男性の倍量)摂取して始めて筋肉などに変わっていきます。
これらの食事をしっかり摂取しても、スナック菓子や炭酸飲料水を摂取するとせっかく摂った栄養が相殺されてしまいます。
また、睡眠をしっかりとらないと栄養摂取の効果は現れません。
栄養と休息このどちらもが大切なのです。
スポーツ選手は食べるのも練習のひとつです。しっかり摂るように心がけてください。
筋肉は鎧です。ラグビーは戦いです。戦いに鎧なしの素ッ裸で向かえば結果は見えてきますよね。
しっかりした体作りがいい選手への第一歩になるのです。


<体のケア>

夏場は日常生活だけでも体力を消耗します。よく言われる事ですが、クーラーの当たりすぎや扇風機の風を直接あびたりする事はタブーです。
疲れがたまった身体は良いプレーが出来なくなるだけでなく怪我をしやすくなります。練習前後のストレッチだけでなく、家庭においても風呂やシャワーからあがったらストレッチや柔軟体操を必須としてください。またこの時期は水風呂につかることも疲労回復には効果的です。水風呂が出来ないのであれば、熱いお湯と冷たい水を交互に浴びるだけでも疲労は解消されます。
柔軟体操では特に股関節の柔軟性を高めることが望まれます。股関節の柔軟性はスポーツ選手に多くある腰痛にも関係してきます(力士は股割など柔軟性が必須なため他のスポーツ選手に比べて腰痛持ちの割合が低い)。
腰はスポーツだけでなく日常生活でも痛めやすく、痛めると長引きます。成長期の今、ほんの少しケアすることがこの先の長い人生を左右します。