
| ウルトラ怪獣戯画-ウルトラ兄弟激闘史W- |
ウルトラ怪獣戯画-ウルトラ兄弟激闘史W- 2007年12月24日発売。 ブラインドボックス形式で、各420円(税込)。 ラインナップは、「散歩する惑星(セブンVSリッガー)」、「散歩する惑星(アギラVSリッガー)」★、 「ウルトラマン夕陽に死す(帰マンVSブラックキング)」、「ウルトラマン夕陽に死す(帰マンVSナックル)」、 「ウルトラの星光る時(帰マンVSナックル・昼)」★、「ウルトラ6兄弟最後の日!(テンペラーVSセブン、帰マン)」、 「ウルトラ6兄弟最後の日!(ゾフィー、マン、A、タロウ)」、「ウルトラの星光る時(磔帰マン&初マン+セブン)」★の全8種類。 基本5種+バージョン違い2種、シークレットが1種。ウルトラQアイテムは無し。 「★」がついているのがVer.違いとかシクレ。 いよいよ第4弾となった戯画だが、総合的に見てもクオリティはまずまずと言ったところ。 第1弾よりは明らかに良くなっているが、塗装・造型の面では名鑑に劣っているのではないか・・・? とにかくラインナップは嬉しいものとなっているので、全種揃えるのも一興。 では、レビューを始めます。 「散歩する惑星(セブンVSリッガー)」 「散歩する惑星(アギラVSリッガー)」 「ウルトラマン夕陽に死す(帰マンVSブラックキング)」 「ウルトラマン夕陽に死す(帰マンVSナックル)」 「ウルトラの星光る時(帰マンVSナックル・昼)」 「ウルトラ6兄弟最後の日!(テンペラーVSセブン、帰マン)」 「ウルトラ6兄弟最後の日!(ゾフィー、マン、A、タロウ)」 「ウルトラの星光る時(磔帰マン&初マン+セブン)」 散歩する惑星 『ウルトラセブン』第32話「散歩する惑星」。 小惑星デイン(本編では未呼称)の誘導電波を発信していた、メカニズム怪獣リッガーとウルトラセブンの対決を再現。 リッガーはHGで立体化されておらず、名鑑でもこのサブタイトルで出たのはアギラのみ。 なので、これはファンにとって嬉しいことであります。 まず、リッガー。 パーティングラインが気になりますが、造型と塗装はハイレベル。 口内や歯まで塗り分けられているのがポイント高いです。 目は、白にうっすらピンクを塗った感じ。 このピンクが薄かったり濃かったりと個体差がありますが、私のは少し薄め。 胴体。 流用された恐竜戦車の面影を色濃く残しています。 新たに付け足された後ろ足もしっかり造型。シワまで再現されてます。 やはり、この緑がかった薄灰色に黄色を塗る手法がリッガーらしさを表現していてナイス。 もう少し茶色っぽいイメージでもよかったんですけどね。 太い尻尾。 まんま恐竜戦車。色変えただけ。 それでも、この尻尾は傑作だと思います。使いまわされても映える。 このフィギュアでも、そのボリュームは再現されています。 続いて、セブン。 左手で口を押さえ、右腕を振り上げています。 ちゃんとフィットするから素晴らしい。 正面から。 小さめながらも、ビームランプや目の造型はちゃんとされています。塗装も割りと丁寧。 プロテクターもシワや塗装が無いのは残念だけど、充分感じは出てます。 背面。 腹のシワは完全再現。背中の電池パックも、やはり造型されています。 こんなサイズなのに、大したクオリティです。 足とか。 ブーツの造型一つ取っても、その造型レベルの高さが窺えます。 細く入ったラインにスミ入れがされているのは、手袋も同様。 散歩する惑星(別Ver.) 上記のリッガー対セブンの、バージョン違い。 セブンが廃され、アギラが乗っかっています。マニアにとって、これは嬉しいアイテム。 アギラの顔。 角が足りないトリケラトプスっぽい頭部。 眠そうな目は再現され、その塗装も緻密です。 頭のヒレ(?)にはオレンジの塗装がされていますが、ブラッシング塗装でいい味出してます。 もっとシワの多い造型にしたら、実物に近くなったんですがね・・・。残念。 口の赤茶色がはみ出しているように見えるけど、たぶん仕様。てか、造型ミスをごまかしているように見える。 リッガーの目が白いのは個体差です。 背中。 これは素直に凄いと思う。 背中に彫り込まれたタイルパターンと、その塗装。 まぁ名鑑のアギラの方がいいとは思いますが、これもレベル高い。 ちなみにこいつ、乗っかってるだけなのですぐ落ちます。 腹とか。 やたらとオレンジの強い腹。 他の塗装はかなりいいと思いますが、これは・・・もう少し茶色っぽい方が良かった気が。 「アギラ」の名には由来があり、セブンに深く関わっていたなんとか明さんがモデルらしいけど、忘れました。 どこで見かけたんだっけなぁ。 台座。 セブン、アギラ共に共通の台座。 茶色いのは地面として、この灰色の部分は・・・霧か? これはちょっと違うなぁ。少し残念。 台座に見られる突起は、セブンを固定するもの。 バージョン違いのアギラでは余ります(笑 ウルトラマン夕陽に死す 『帰ってきたウルトラマン』第37話「ウルトラマン夕陽に死す」より、ブラックキングに苦戦するウルトラマン。 夕陽に照らされる中の戦闘を再現です。 このエピソードではレギュラー2名が殺されたり、帰マンが敗北して磔(しかも逆さ)にされたりと、かなり衝撃的です。 しかし、それを乗り越えてこその強さ。 郷は、また一歩強くなるのです。 用心棒怪獣ブラックキング。 どこか凶悪さが抜けてしまっている顔。もっと鋭いな造型にしてほしかったところです。 でも、ツノや牙の塗り分けは完璧だし、目の塗装も文句なしの出来です。 首の造型も実物に忠実です。 大きな胴体。 蛇腹の胴体も完全再現。 向かって左側が夕陽に照らされているイメージで塗装されています。 普通の照明を当てるだけで夕陽らしさが出るというのは、流石です。 強靭な尻尾。 これは、夕陽が当たっていない側。 夕陽側。 この塗り分けには驚きましたよ。 こうまで違いが出るものか・・・!と。 抜群の造型に塗装が絶大な効果を挙げています。 ウルトラマンジャック。 苦戦して膝をついてしまった気マン。 えっらい夕陽度合いです。めっさ赤いです。 そんな中でも、目だけはいつもどおり輝いています。 手前の電信柱は細かい造型で再現。台座から抜けやすいのが難点。 反対側。 これまた凄い差です。 こちらは夕陽が当たっていないので、ほぼノーマルカラー。 脚あたりに顕著に見られるグラデーションが素晴らしい。 ウルトラマン夕陽に死す 『帰ってきたウルトラマン』第37話「ウルトラマン夕陽に死す」の名シーンを迫力のジオラマ化。 台座があまりに寂しいため、迫力の欠片もありませんが。あと、帰マンとナックル遠すぎ。 暗殺宇宙人ナックル星人。 その名のとおり、暗殺とかする奴。 顔の造型と塗装は文句なし。メタリックな色合いも素晴らしい。 胸周りの体毛もちゃんと造型されています。 全身に見られる赤い突起は、はみ出すことなく細密な塗装を施してあります。 下半身。 足の先までハイクオリティな造型と塗装。 夕陽が当たっている感じをこれほどリアルに表現できるのは凄いことだと思います。 しかし、ナックルの足が映り込むほど台座がツルツルなのはいかがなものか。もっとゴツい岩山のはずなのに。 ナックル背面。 正面から夕陽が当たっているため、背中は光が当たらずほとんど黒ずんでいます。 それも単調な塗装ではなく、黒くなりながらも突起や体毛は塗り分けられていたりします。 こういう再現までするというのは、本当に凄い。 帰マン。 こちら、帰ってきたウルトラマン。 夕陽を浴びているイメージですが、二重線は精密に塗られております。 顔の造型が微妙だけど、全体の造型はいい。 カラータイマーがメタリックブルーで目立っているのがワンポイントです。 そして。 このジオラマは、先ほどの夕陽ブラックキングと合体させることが可能。 崩れた帰マンを取り去り、ファイティングポーズの帰マンをちょっと動かして合体。 サブタイトルも片方しか見えなくなり、一つの大型ジオラマに早変わりです。 何気に陽の当たり方も統一されているのが凄い。 「ウルトラマン夕陽に死す」の2アイテムは、いずれも名前の通りに夕陽塗装が施されているのが大きな特徴。 見る角度によって変わる色合いを堪能することが出来ます。 さらに合体まで出来て、幅広く楽しめるアイテムとなりました。 ウルトラの星光る時 『帰ってきたウルトラマン』第38話「ウルトラの星光る時」。 先述の「ウルトラマン夕陽に死す」のバージョン違い。 初マンとセブンに助けられた帰マンが、ナックルにリベンジを挑むシーンです。 同じシチュエーションのはずがないのに、単なる色変えだけで再現。いい商売してます。 台座のサブタイトルが「ウルトラの星光る時」になっているのが特徴。 昼間のナックル。 これはこれで、結構嬉しいアイテム。 顔の造型がよく出来ているので、丁寧に縫ってくれればとても映えます。 体毛の塗装も、スミ入れが効果的。 全体的に汚し塗装が施されているのはいいけど、赤い突起の周りがちょっと汚れすぎ・・・。 ナックル背面。 正面同様、背中も塗られていて品質は高い。 やはり、いささか汚れすぎている気もするのが少し残念。 臨場感出てはいるんですがね。 ウルトラマンジャック。 ジャックの名を使うたびに気が引けるが、この際気にしない。 ウルトラブレスレットが丁寧に塗られ、カラータイマーは赤になっています。 胸の二重線が妙に太いのを除けば、塗装クオリティも発色も良い。 ウルトラ6兄弟最後の日! 『ウルトラマンタロウ』第34話「ウルトラ6兄弟最後の日!」から、テンペラー星人とセブン&帰マンの激闘をジオラマに。 このエピソードでは、光太郎がウルトラ5兄弟を地球に招待し、それを狙ってテンペラー星人が襲ってきます。 わざわざ6兄弟全員を同時に相手にしにきた、歴代宇宙人の中でもかなりの自信家。 最期は、タロウのネオ・ストリウム光線によって倒されますが。 テンペラー星人。 極悪宇宙人テンペラー星人。ハサミからはムチとか出ます。 体色の再現は、割といい線いってると思います。造型もいい。 その顔。 これがちょいと残念。ちょっと目の脇が太すぎます。 口吻の造型はゆるいし、赤いツノ(?)には縦ラインが入っていない。 肝心の目はというと、なんか塗装がつぶれています。 これは残念でした。 背中。 これは文句なしなんですがね。 ちょっと分割線が目立つけど、造型は完璧。 強いて言うなら、もっと明るい黄土色に近い金色のはずなのですが。まぁこんなものでしょう。 ウルトラセブン。 凛々しいファイティングポーズのセブン。 このポーズはなかなか貴重だと思います。 小さい割にも、胴体やブーツの造型は頑張っています。 塗装も丁寧なので、小サイズという感じがしない。 ウルトラマンジャック。 こちらもファイティングポーズの帰マン。 さすがに二重線が残念なことに・・・。努力は伝わってきますが。 変な色をしている目の塗装がはみ出しているのが残念。 台座とか。 決闘した土地を再現してはいますが、ちょっとさびしい。 草木はテカってて汚いし、よくわからんなぁこれ。 手前の家は、すぐに取れます。ひっくり返せば落ちます。 台座の後ろ。 こちらも殺風景です。 確かにこんな工業地帯でしたが、こうもペラペラにしなくても。 ガシャポンの「ウルトラマンイマジネイション」で帰マン対ベムスターが出たときは、ペラい家が酷評されたものです。 それが今や、自然に受け入れてる気がします。これは良くない。 名鑑シリーズには、ジオラマとしての自覚を取り戻してほしいですね。 ウルトラ6兄弟最後の日! 同じく「ウルトラ6兄弟最後の日!」のジオラマ。 4兄弟だけのジオラマですが、先ほどのものと同じシーンです。 まぁさっさと紹介してしまいますが、これは先述のテンペラーの台座と合体することが出来ます。 これによって、一つの大型ジオラマが完成。あの名シーンを再現しましょう。 上の写真を見てもわかりますが、この4兄弟の台座。 表にも裏にもサブタイトルが印刷されているのが特徴。 合体した際に両方のサブタイトルが向かい合って見えなくなってしまうため、このような工夫がされています。 そんだけー。 ウルトラマンタロウ。 これがネオ・ストリウム光線? タロウ見てないからわかりません。ストリウムじゃないってのはわかる。 造型は悪くありません。両脇の電池パックまで再現。 ただ、サイズが小さいために目の塗装が残念なことに・・・。 タロウ背中。 スーツの背筋に出来るシワをこのサイズで再現。 さっきから小さい小さい言ってるけど、実際の大きさは5cmくらいです。やっぱ小さい。 プロテクターも丁寧な作りになっています。 ウルトラマン。 あまりウルトラマンっぽくないウルトラマン。 顔が変だし、胸も変。 ちょっと・・・なぁ。これは残念なところ。 塗装は頑張ってます。 ウルトラマンエース。 ファイティングポーズのエース。 塗装は素晴らしい。若干はみ出してるけど、許容範囲。 顔のクオリティに関しては、4人の中でトップだと思います。 目はきれいに塗られてるし、額のビームランプまで塗装されています。 初マン、エース背面。 後ろから見る分には、そこまで悪くない。 やっぱりエースの出来が最高だと思うのですが。 ゾフィー。 指差しポーズのゾフィー。 宇宙警備隊隊長で、本名はウルトラゾフィーだとかなんとか。 4体の中での出来は安定している方かと思います。赤が足りなかったりするけど。 カラータイマーの塗装が丁寧で映えます。 台座の地面。 やっぱり、なんか寂しい。つーか何これ。 とりあえず、地面や木々がテカってるのはどうかと。 その辺のセンスがおかしいと思います。 ウルトラの星光る時 『帰ってきたウルトラマン』第38話「ウルトラの星光る時」より、磔になった帰マンの救出シーンを再現したシークレットアイテム。 この話は小6のときに見たはずなのに、何故か記憶が曖昧。この2人は何に向かって光線を撃っているんだっけ・・・。 まぁいいや。 ウルトラマン。 やや上を向きながらの、スペシウム光線発射ポーズ。 このアングルでの立体化はなかなか珍しいので、ぜひとも確保しましょう。 塗装クオリティは、今シリーズの中で随一。どうしてこんなに気合が違うんだ。 ウルトラセブン。 エメリウム光線を発射するセブン。 やはり、斜め上へ向かってのエメリウム発射ポーズ。 出来もいいので、これは大切にしましょう。 そしてウルトラマンジャック。 磔です。逆さまの磔です。 死んだりバラバラになったりしたのはいますが、ここまで屈辱的な姿をさらされた戦士はそうそういません。 クリアの支柱に固定されており、サイズはかなり小さめ。 ところで、この逆さ磔帰マン。 ごく最近に発売された帰マン名鑑3でもシークレットとして入ってるんですね。 なぜシクレに磔帰マンを出したがるのだろう。 ちなみに、その比較。 左が名鑑で、右が戯画。 この違いは何なんだ・・・!身体の模様からして違うじゃないか。 戯画の方に手かせ足かせが無いのは、開放された直後だからでしょうか?覚えてないからわからんのだよ。 とりあえず、ウルトラブレスレットくらいは塗ってほしかったです。 一応、台座。 この模様は、帰マン名鑑3のシクレと同様のパターンです。 直線というのは美しく映えるからいいですね。 とにかく、なぜ名鑑と戯画のシクレに同じようなシチュエーションを連続していれるのかわからん。 ファンならどっちのアイテムも絶対に確保ですが。 以上で、レビューは終了。 まーた3ヶ月以上かかってます。こりゃマズいなぁ。 まだホビー店では余裕で売ってますが、コンビにやスーパーではさすがに見かけなくなったかも。 これを読んで気になった人は、今すぐホビー店へ急げ! 戯画も第4弾になりましたが、今回のシリーズで思ったこと。 ・・・帰マンの出演、多っ。 全8種類のうち5種類に登場してます。 というか、このシリーズ自体がもうほとんどナックル編になっている気がするのですが。 優遇されてるなぁ帰マン。 超獣名鑑の発売が決定したからか、今回はエースのタイトルは無し。 タロウは連続で出たけど、なかなかレオまで届かないな。 次回を楽しみにしましょう。 では、またの機会に。 |